「顔採用ですか?」「採用基準を教えてください」など・・
よく聞かれる質問10選に人事マネージャーがお答えします

採用

- ビジネスコース 2022年度編 -

サイバーエージェントに関してさまざまなサイトで調べている方も多いと思いますが、情報が錯綜しているのもまた事実。そこで、学生からよく聞かれる質問に新卒採用人事マネージャーの松村、大久保が答えました。当社に興味がある方もない方も、参考にしていただけると幸いです。

Q1:採用基準を教えてください

松村:2点あります。「素直で良い人」「能力の高さではなく一緒に働きたい人を採用する」です。

大久保:「素直で良い人」とは、創業当時から大事にしている考え方で、社内でも浸透している言葉です。明確に定義しているものではないので社員1人ひとり解釈が異なるのですが、間違いなく言えることは素直に何でも言うことを聞くことや意思がないことを指しているわけではないということです。
IT業界は変化が激しいため、1つの考え方に固執せず臨機応変に対応できる力を持っていることは非常に重要です。サイバーエージェントは変化と共に成長してきたこともあり、どのような局面でもオーナーシップを持ち、周囲を巻き込みながら物事を推進していける人が活躍できる可能性が高いという意味で「素直でいい人」を掲げています。


【参考動画1】【サイバーエージェント】面接で聞きづらい質問に新卒採用人事が答えます!!「顔採用ですか?」「面接で見ているポイントは?」
【参考動画2】【藤田晋にモノ申す】サイバーエージェントの採用基準って単純すぎません?

 

Q2:配属はどのように決まりますか?

 採用戦略室 責任者 
大久保 泰行 
 
2003年、サイバーエージェント新卒入社。インターネット広告事業本部にてセールス部門のエグゼクティブプランナー、営業局長を経て、2017年10月より現職。全社横断のタレントマネジメントの責任者。「GEPPO」運用と社内ヘッドハンティングを専門とする組織であるキャリアエージェントの責任者。
採用戦略室 責任者
大久保 泰行

2003年、サイバーエージェント新卒入社。インターネット広告事業本部にてセールス部門のエグゼクティブプランナー、営業局長を経て、2017年10月より現職。全社横断のタレントマネジメントの責任者。「GEPPO」運用と社内ヘッドハンティングを専門とする組織であるキャリアエージェントの責任者。

松村:配属は、内定から入社までの期間を通して、どの事業部だったら一番活躍できるかを事業部と人事で議論を重ねたのち、決定します。

①本人希望
②事業部から見た適性
③採用人事から見た適性

この3つの観点から配属を決め、最終的に役員会によって決議されます。毎年8割以上は第一志望に配属されていますね。

大久保:配属先が100以上あるため、「第二の就活」と言う内定者もいるくらい配属先を決めるのに悩む方もいます。内定者期間では事業部ごとに説明会を実施していたり、現場での長期・短期アルバイトなどで事業部を知る機会が多くあります。また、月に一度人事との面談を実施しているため、4月の入社タイミングではご本人も納得した上で配属されます。最近では「配属ガチャ」という言葉も出回り、配属に関して気にされる方も多いかと思いますが、そのリスクを心配されている方はご安心いただければと思います。

Q3:面接の服装・髪型に決まりはありますか?

松村:サイバーエージェントでは全ての面接で「服装自由」「髪色・髪型自由」です。スーツはもちろん、私服でも大丈夫です。私も就活時代は私服で髪を茶色く染めて参加していましたし、それらが選考に大きく影響するものではないので、皆さんの魅力が伝わる服装でご参加ください!

Q4:顔採用って本当ですか?

大久保:結論から言うと、全く顔採用はしていません。「顔がいいから採用する」「顔がいいから活躍する」、そんな世の中甘くないです(笑)。ただ、一緒に働く人は、不潔よりも清潔な人がいいですし、社内外のやり取りを含めてコミュニケーションが暗い人よりも明るい人の方がもちろんいいですよね。そういう意味では、“顔つきがいい”人というのは採用とは関係なく、一人間として大事なポイントだと思っています。

この質問が一番よく聞かれるものなのですが、当社はメディアやゲームといったオフィスワークを中心にしている社員も多く働いているので、服装や髪型も自由です。自分らしく働くことを推奨していった結果、それが派手な会社だと思われる1つの要因になっていると思います。

松村:自信の表れが顔に出ることもあると思うので、初めてお会いする時も、自身がやってきたことに誇りを持ち、堂々とお話しいただいた方が、顔つきが明るく見えていいと思いますよ!

【参考動画】【サイバーエージェント】面接で聞きづらい質問に新卒採用人事が答えます!!「顔採用ですか?」「面接で見ているポイントは?」

Q5:離職率は高いですか?

【参考記事】 社員の挑戦を応援する 社内異動制度「キャリチャレ」とは
【参考記事】社員の挑戦を応援する 社内異動制度「キャリチャレ」とは

大久保:離職率は8%です。ベンチャー企業はもちろん、一般的な企業と比較しても低い離職率を継続しています(※)。サイバーエージェントでは「実力主義型終身雇用」という考え方を大切にしています。年功序列を禁止し、実力主義の評価制度を取り入れているのですが、入社をしたからには長く活躍する環境を実現するというのが、当社が大事にしている人に対する考え方です。面接の際は、カルチャーマッチするかという点を厳しく見ますが、入社後は非常に人を大切にする会社なので、ベンチャー企業ではありますが、長く働いている社員が多いですね。

松村:“挑戦と安心”をセットに考え、完全実力主義、かつ長く働いてもらえるような環境を目指しています。社員の平均年齢は34.1歳で毎年上がってきています。

※厚生労働省「令和2年雇用動向調査結果の概況」より

Q6:新規事業を立ち上げる方法を教えてください。

松村:サイバーエージェントで新規事業が立ち上がる方法は大きく3点あります。

1.あした会議
経営陣を中心としたチームで、サイバーエージェントの「あした(未来)」に繋がる新規事業案や中長期での課題解決案を提案、決議する会議です。子会社設立の意思決定がされた企業は、累計32社(2021年9月末時点)にのぼります。

2.新規事業創出プロジェクト Cycom(サイコン)
社員・内定者が新規事業の提案に挑戦できる新しい企画として2019年10月に開始。書類審査を通過した新規事業案を提案者が代表の藤田にプレゼンする模様を社内向けに動画配信しています。

3.役員に対して新規事業を提案し続けて直談判する方法
各現場で多くの新規事業をつくっている会社なので、プロジェクトや合宿を経ずとも現場で進むケースも多いです。

また、子会社の撤退基準に関しては「スタートアップJJJ」という制度があります。これはサッカーのJ1、J2のように推定時価総額で企業をランク付けして事業管理を行い、定められた基準を達成しない場合、事業の降格や撤退、もしくは事業責任者の交代をするという制度です。

大久保:新規事業に関わるチャンスは多くありますが、新規事業に関わりたいという人だけが活躍できるという会社ではありません。今のサイバーエージェントは事業や人材が多角化・多様化し、新規事業を100個、200個と大量に生み出すというフェーズではありません。もちろん、常にチャレンジを続けている会社ですので、毎年新規事業が生まれる仕組みが社内にあり、成功確率の高い事業に集中して投資をしながら事業拡大をしています。

新規事業をしたい人だけが集まる会社ではなく、入社理由は人それぞれです。日々変化をし続けている当社だからこそキャリアの幅は無限ですし、事業やチャレンジの数だけ1人ひとりのキャリアの幅は広がっていきます。各々が考える形でキャリアを実現していただきたいと思っています。

Q7:学歴は関係ありますか?

松村:学歴は関係ありません!
学歴だけで人は判断できないと思っていますし、動画選考をご提出いただいた方は1人ひとり必ず社員が目を通しています。その後の選考では学歴やスキルだけではなく、サイバーエージェントで活躍ができそうかというのを総合的に見て判断させていただきます。

Q8:選考で一度不合格になった場合、再チャレンジはできますか?

大久保:2024年度選考の夏選考期間においては、1dayジョブ前までに不合格だった方は、冬選考に再チャレンジが可能です。1dayジョブ以降に参加し、不合格になった方は再チャレンジは出来かねますのであらかじめご了承ください。学生が夏から冬にかけてどれだけ成長するのかを私たち人事が一番理解しているので、夏選考で叶わなかった方も、成長した姿を是非冬選考で見せていただきたいと思っています。

松村:2024年度の冬選考期間で不合格になった場合、再チャレンジを行う予定はございません。申し訳ございませんがご了承の程よろしくお願いいたします。
 

Q9:既卒も応募可能ですか?

松村:既卒も応募可能です。また、実務経験に関わらず新卒としてチャレンジしたい方からの応募も受け付けています。(ビジネスコースの場合/全事業部への配属可能性があります)

Q10:入社後、部署異動はありますか?

大久保:当社では定期異動は行っていないため、新しいことにチャレンジしたい場合は、自らチャレンジしたいことを伝える場として「キャリチャレ」という制度を利用してもらいます。「キャリチャレ」は本人の挑戦を応援することを目的にしており、現部署で1年以上経っている人が対象となります。半年に一度キャリチャレ期間が設けられ、社内限定の求人サイトで部署を探し応募することが可能です。

応募をした社員の約7割が異動している実績があり、私もこれまで2回活用したことがあります。社内でさまざまなキャリアを積めるのもサイバーエージェントの特徴だと思います。
 

この記事をシェア

新卒採用の公式SNSをフォロー

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram

記事ランキング

「10年以上蒔いた種が、ようやく花を咲かせてきた」主席エンジニアが語る、セキュリティ対策のあるべき姿

採用

2022年より導入した「主席認定制度」において、10年以上当社のセキュリティ強化に真摯に向き合い続けている野渡が、主席エンジニアの1人に選出されました。

経営層、各開発責任者が絶大な信頼を寄せる野渡ですが、主席エンジニア就任時の思いを「10年以上にわたるチームの取り組みを、改めて評価してもらえたようで嬉しい」と語ります。長年セキュリティ領域に携わってきて感じる最近のセキュリティインシデントの傾向や、サイバーエージェントならではのセキュリティ対策のあるべき姿について話を聞きました。

なお、野渡が統括するシステムセキュリティ推進グループについて、詳しくは「『免疫』のようなセキュリティチームを作りたい~主席エンジニアたちが向き合う情報セキュリティ対策~」をご覧ください。

Page Top