サイバーエージェントが現役エンジニア向け
「Go Academy」を開催 
~バックエンドエンジニアを育成、成績優秀者には最終選考PASS~

採用情報

サイバーエージェントは、現役エンジニア向けの「Go Academy」を開催いたします。今回インタビューしたのは、過去に開催した、JavaによるWebアプリケーション開発、あるいはiPhone/Android向けのクライアントアプリの開発を学べる「エンジニアアカデミー」の参加者で、これを機にサイバーエージェントに中途入社したエンジニアの永岡、波戸、福永。彼らが「エンジニアアカデミー」に応募したきっかけや、実際に参加してどうだったのか、またサイバーエージェントに転職を決めた理由などを聞きました。

Profile

  • 永岡克利
    2011年中途入社。Amebaの共通基盤システム開発、プライベートクラウド開発、メディアサービスの立ち上げを経験し、2017年に「ABEMA」に参画。「ABEMA」ではプロダクト開発チームのテックリードとして開発を担い、2019年よりCloud Platformチームのマネージャーを務める。
    Twitter:@na_ga

  • 波戸勇二
    2011年中途入社。バックエンドの共通基盤と並行してAmebaのAndroid SDKの開発に従事。同プロダクトのAndroid・iOSアプリ開発を行った後、「AWA」の立ち上げにも携わる。2016年「ABEMA」のiOSアプリ開発に参画。同プロダクトにてiOS・Androidチーム全体のマネージャーとクライアント戦略室室長を務める。
    Twitter:@dekatotoro

  • 福永亘
    2011年中途入社。「アメブロ」や「ガールフレンド(仮)」、「オルタナティブガールズ」などの開発を担当。2017年9月より「ABEMA」のビジネスディベロップメント本部にて、広告配信サーバーの開発などに従事。2019年より開発局局長を務める。
    Twitter:@wataru420

<Go Academyとは>
現在IT・Web業界でエンジニアとして携わっている方、エンジニアとしてWeb以外の開発をしているがWeb開発に興味のある方を対象にGoの言語仕様からパブリッククラウド、データベースを用いてWebサービス開発の一連の流れを習得することを目標に実施する全8回のアカデミーです。本アカデミーの成績優秀者には、2022年12月まで有効なサイバーエージェント最終面接を受けることができる「最終選考PASS」を付与いたします。

本格的な講義で確実に技術力が向上

──エンジニアアカデミーに参加したきっかけを教えてください。
 

氏名

福永

前職で、急遽コードを書けるようになる必要があったからです。当時勤めていたソフトウェア会社は、中国でオフショア開発をしていました。ですが、2008年北京オリンピックのときに中国の物価が急激に高騰し、開発を内製で進めていくことに。それまで外注先のディレクションが主な業務だったので、当時の私にはプロダクション用の開発ができるほどの技術力がありませんでした。どうしても技術の勉強する必要があり、そのタイミングでエンジニアアカデミーを見つけ、Javaを学べるということで参加しました。

氏名

波戸

私は、アプリ開発のスキルを身につけたいと思っていたからですね。エンジニアアカデミーに参加した当時は、ちょうどiPhoneやAndroidが世の中に浸透し始めたころで、様々な企業がアプリ開発に取り組み始めていました。私もアプリ開発をしたいと思っていたのですが、前職はSIerで、開発していたのは金融や証券のシステム。アプリ開発に携われる機会は当分なさそうでした。そう思っていたときに、このアカデミーを見つけ、挑戦してみようと思いました。

氏名

永岡

もともと交流があったサイバーエージェントの社員の方から教えてもらったことがきっかけでした。前職はメール配信やサーバーの管理ソフトウェアを自社開発している会社で、私はその中で、パートナー向けにカスタマイズして販売する営業として働いていました。以前からプログラミングには興味があったので、勉強する機会になればと思い応募しました。

氏名

福永

先ほどの理由に加えて、教育系のテック企業を立ち上げようと考えていたので技術力をつけたいと思っていました。サイバーエージェントの米国子会社が提供していた「アメーバピグ」の海外版ともいえるサービスが当時あったのですが、全てAWSでつくっていたそうです。あの時代では先進的な取り組みだと感じました。技術的なチャレンジをしている企業が主宰する講義だったので、受けてみたいと思っていましたね。

──講義で学ぶ技術に関するスキルは、どの程度ありましたか?
 
氏名

福永

子供の頃からプログラミングが好きで、大学も情報系の学部を卒業していますが、プロダクトで求められるコードの書き方は知りませんでした。前職でプログラムを書けるようになる必要が出てきてから、数ヶ月、独学で勉強した程度でしたね。

氏名

永岡

私も大学が情報系の学部だったので、そこで基礎的なことを学んだ程度。社会人になってからはプログラミングには触れていませんでしたし、ほぼ未経験のようなものでした。

氏名

波戸

私は、バックエンドやWebに実務で携わっておりJavaは得意な言語だったので、他の参加者よりは知識があったかもしれませんが、アプリ開発は未経験でした。

──実際にアカデミーに参加していかがでしたか?仕事をしながらアカデミーに参加するのは大変ではなかったですか?
 
氏名

永岡

ついていくのに必死でしたね。約2ヶ月という短期間で実務レベルのことを学んでいきますし、毎回課題が出て、翌週に提出する必要がありました。平日は普通に仕事をしていたので、課題に取りかかる時間を確保するのが大変だったことを覚えています。でも、その時間を確保できるかどうかが、講義内容の理解度に直結していたので、とにかく頑張っていました。

氏名

波戸

私はJavaの実務経験があったぶん、講義内容がそこまで難しいとは捉えていなかったのですが、仕事をしながら課題もこなすには時間的な制約はありましたね。

氏名

福永

課題は、最低限どこまで取り組んでほしいか提示されていたのですが、できる人はもっと勉強してきてくださいと言われていました。私は深掘りしたい気持ちがあったので、勝手に勉強量を増やして、自らハードルをあげていましたね(笑)。

氏名

永岡

課題は大変だったのものの、不明点はすぐに講師に質問できましたし、参加者同士でもサポートし合う雰囲気があり楽しみながらスキルアップすることができました。

氏名

福永

夜な夜な皆で教え合ったり、意見を交換したり、寝不足になりながらもめちゃくちゃ楽しかったですね!

──実際に技術力は向上しましたか?
 

氏名

波戸

市場に出ているようなアプリケーションをつくれるくらいには技術力が上がったように思います。職種によって領域の広さが違うので一概には言えませんが、私は、現場で通用するくらいの実力がついたように思いました。

氏名

福永

独学で勉強していたときには理解しきれなかったことがクリアになり、技術力は格段に向上したと思います。講義内容は、当時のトレンドのStrutsのフレームワークを中心とした実践的な内容でした。Javaのコアな技術を使ってつくられているもので、市販の教材にはあまり詳しいことが書かれていないことが多かったです。コアな部分を知っている方が教えてくれたので、非常に理解が深まりましたね。

氏名

永岡

私の場合は前提知識から学ぶ必要があったので、即戦力というレベルには達しませんでしたが、講義を通してどのように実現するか、どのように調べるかを実際に手を動かしながら身につけられたと思います。実際に業務でJavaを扱う場面でも、講義で学んだ内容や考え方を活かすことができました。

キャリアの幅を広げられる
選択肢が非常に多いのが魅力

──エンジニアアカデミーの後、サイバーエージェントで働くようになったきっかけを教えてください。
 

氏名

永岡

3人とも、アカデミーに参加して、選考を受けることができるパスをもらったことがきっかけですね。私の前職は営業職だったので、学んだ知識を実際に現場で使って、より技術力を向上させていきたいと思って、転職を決意しました。

氏名

福永

アカデミーを受講していく過程で、懇親会でいろんな社員の方と交流したり、社内制度の紹介があったりして、転職への意向度が上がっていきました。一番惹かれたのは、現場の社員が経営層に新規事業の提案をできる機会があり、実際にそこから子会社が生まれて抜擢人事が行われるなど、ボトムアップの機会が多いところです。もともと起業したいと考えていたので、この環境で働きたいと思いました。

氏名

波戸

当時、「アメーバピグ」がすごく流行っていて、技術的なレベルも高いサービスだったので、サイバーエージェントに興味がありました。このアカデミーでは成績優秀者は選考へ進めるパスをもらえると聞いていましたし、転職を考えている時期でもあったので、最初から内定を狙いにいってました(笑)。

──入社してどんな経歴を辿ってきましたか?
 
氏名

福永

入社後、Amebaプラットフォームの課金チームに配属されました。ただ、toCの企業に就職したからにはビッグデータに触れたいと思っていたので、当時の上長に相談したところ、「アメーバブログ」のランキングやアクセス解析などを担当させてもらえることになりました。その後、ゲーム事業部に異動となり、「ガールフレンド(仮)」や「オルタナティブガールズ」を担当。サービスリリースし業務が落ち着いた頃、次のチャレンジとして「ABEMA」の広告配信サーバー開発に携わるようになり、現在に至ります。

氏名

永岡

最初は、「Ameba」の共通基盤システムを開発していました。その後、プライベートクラウドの開発に取り組み、動画配信サービスの子会社立ち上げを経て、2017年に「ABEMA」に参画しました。どれも2年ずつくらい携わっていますね。新卒入社・中途入社など関係なく、いろんなことにチャレンジさせてもらえて働きやすいです。

氏名

波戸

前職ではバックエンドだったので、入社当初はバックエンドの共通基盤を開発していました。APIやSDKを開発したあと、「Ameba」のAndroidアプリの開発もするように。iOSの開発に転向し、AmebaのiOSアプリ開発を1~2年行ったあと、自ら希望を出しAWAの立ち上げに携わります。「ABEMA」が開局した2016年に開発メンバーから声がかかり、現在の部署に異動します。それぞれの経歴を見てもらうとわかるように、チャレンジする機会は本当にたくさんありますよね。

氏名

永岡

それができるのはサイバーエージェントがいろんなドメインのサービスを持っているからですよね。キャリアの幅を広げられる選択肢が非常に多く、転職しなくても、異動するだけで自分が挑戦できる環境があるのはすごく魅力的だと思いますね。

──入社してみて、いかがでしたか?
 

氏名

波戸

エンジニアの裁量が大きいところに驚きました。前職では扱っているシステムが大規模だったこともあり、アーキテクトが技術選定をし、一度決めたらなかなか変更できませんでした。サイバーエージェントは、自分たちで意見を出し合って、技術選定できる。技術トレンドは変化が激しいので、柔軟に取り入れていく姿勢は大事だと思っていましたし、エンジニアとしても最新の技術には関心があるので楽しく働けています。

氏名

永岡

入社した当初、人事が同じ時期に入社した中途入社のメンバーで繋がりをつくってくれて、交流の幅を広げることができました。サイバーエージェントは勉強会も豊富で、プロジェクトや事業部を超えて交流があるので、いろんな人と話しているうちに自然とカルチャーを知って馴染んでいくことができましたね。

氏名

福永

メディア事業と広告事業に携われているのは良かったと思っています。IT業界はインターネットメディアと広告を中心に発展してきた分野だと思っていて、サイバーエージェントは、その両方を体験できる唯一の企業なんじゃないでしょうか。

技術的な好奇心が強い人にぜひ受講してほしい

──このプログラムは、どのような人が参加するといいと思いますか?
 

氏名

永岡

技術的な好奇心が強い人が向いてると思います。そして、サイバーエージェントにも合うと思います。中途採用では即戦力になることを求められますので、実務経験がないと転職が難しいことが多いですよね。そこで諦めてしまっている人は、参加してもらえるとチャンスになるのではないでしょうか。

氏名

波戸

この仕事は毎日が勉強だと思うので、貪欲にいろんなことに挑戦していこうというモチベーションのある人に参加してもらえるといいと思いますね。また、日本国内で言うと、サイバーエージェントはGoで開発したプロダクトが多い企業の1つだと思います。学んだ技術をいかしたい方は、良いチャレンジの機会になると思います。

氏名

福永

業務(Web業界でなくても可)でプログラミング経験はあるけれど、Goは未経験で挑戦してみたいという方ですね。働きながら勉強するのは大変だと思いますが、約3ヶ月で確実に技術力が高められるプログラムだと思うので、しっかり取り組んで成果を出す覚悟がある方に参加してもらえると嬉しいです。

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女性活躍推進組織「CAramel(カラメル)」は、2017年に発足した社内の有志メンバーで構成される横軸組織*です。
*所属部署やミッションの垣根を超えた社員で構成される、全社横断組織

サイバーエージェントで働く女性社員の課題に向き合い、これまでの6年間で数多くの施策を実施し、社内実績を積み上げてきました。

本記事では「CAramel」がどのように組織づくりを行い、満足度の高い施策を実施し続けられるのか、前編・後編にわたってご紹介します。【前編はコチラ】

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