「Go Academy」を経て入社したエンジニアに聞く、その魅力とは?
サイバーエージェントでは、9月15日(木)から10月7日(金)10日(月)までの期間、3ヶ月でバックエンドエンジニアを育成するための「Go Academy」(2022年10月 開始)第2期生の募集を行っています。ここでは、2021年に開催された「Go Academy」の参加を経て、現在は当社のエンジニアとして活躍する2人に「Go Academy」についてインタビューを行いました。
※エントリー締め切り期間を10月10日(月)まで延長することを決定いたしました。エントリー方法等に変更はありません。
── まずは自己紹介をお願いします。
(中村)
私は昨年開催された「Go Academy」を経て、今年5月にサイバーエージェントに入社しました。前職は、都内でヨガ・ピラティスのスクールを100店舗以上運営している会社のエンジニアとして、Flutterを用いたモバイルアプリの開発や、PHPでサーバーサイドの開発を行っていました。
サイバーエージェントでは、AI事業本部のアドネットワーク事業部に所属し、Java、Scalaを用いたサーバーサイドの開発に加え、iOS、Android SDKの開発などを担当しています。「Go Academy」がきっかけで入社していますが、実は現職では「Go」を使っていません。
(坂口)
私はもともと数学の高校教員として働いていましたが、エンジニアという職業に興味をもち、3ヶ月間プログラミングスクールに通った後、ECサイトの新規開発にエンジニアとして携わることができる企業に就職しました。そこでは、フロントエンド、バックエンド、インフラと必要に応じて何でも担当していました。
その後フリーランスに転向し、受託開発のプロジェクトに参画。データレイクを用いてBIツールやDMPの開発に携わっていました。フリーランス転向から約半年後に「Go Academy」に参加し、今年5月にサイバーエージェントに入社しました。現在は新しい未来のテレビ「ABEMA」のバックエンドエンジニアとして、主にABEMAプレミアムやABEMA PPV ONLINE LIVEに関連する機能や、W杯に向けた開発に携わっています。
── 「Go Academy」を受講したきっかけについて教えてください。
(中村)
もともと「Go」に興味があったことはもちろんですが、前の職場ではエンジニアの数が数名しかおらず、同世代のエンジニアと交流してみたい気持ちをずっと抱えていました。「Go Academy」に参加したら、切磋琢磨できる仲間に出会えるのではないかという期待を抱え、参加に至りました。
(坂口)
私は当時、会社員からフリーランスに転向したタイミングで、将来的に「Go」を用いた開発案件に参画することを見据え、独学で「Go」の学習をスタートしたばかりでした。その時に「Go Academy」の募集を見つけ、3ヶ月で「Go」の言語仕様からパブリッククラウド、データベースを用いたWebサービス開発まで一連の流れが習得できることに魅力を感じました。また最終選考PASS(成績優秀者には選考過程をスキップし最終面接を受けることができる「最終選考PASS」が付与されます。)への興味も持っていました。
── 「Go Academy」を受講した感想を教えてください。
(中村)
想像以上に、とても楽しかったです。スタートするまでは、休日に丸一日使って学習するのは、なかなか根気が必要だと覚悟していたのですが、開発経験がある講師による講義は、体系的に学べることはもちろん、実際の開発現場でのユースケースも共有してもらえるなど、飽きる隙がありませんでした。終日座学するわけではなく、自分たちで手を動かす時間も多かったので、とても充実した時間でした。
それまでも「Go」のドキュメントを見ながらサービス開発にチャレンジするなど、実践を通じて習得に励んでいましたが、「Go Academy」に参加することで、これまで手を動かしてきたものが、どのような原理で動いているかがクリアになり、理解が深まりました。
(坂口)
控えめに言っても最高の経験でした。体系的に学べることはもちろんですが、同じ志を持つ仲間と学ぶことの素晴らしさを実感した3ヶ月間でした。参加者は20代が多く、皆決して経験が多いメンバーではありませんが、やる気も才能もある人たちが集まっていました。
私は負けず嫌いな一面があるので、他の受講者のレベルの高さを目の当たりにして、奮起させられたり、良い刺激を沢山もらいました。
また、参加者は4~5人単位のグループに分けられるので、同じグループの仲間と講義が休みの日にも、もくもく会や勉強会を自主的に開催するなど、切磋琢磨できる仲間の存在が、自分の成長の追い風になったことは間違いないです。
(中村)
仲間に恵まれたことは、同感ですね。私のグループも、もくもく会を実施したり、課題で困ったことがあればSlackで助けてもらったり、良い刺激をたくさん貰いました。「Go Academy」が終わってからも、交流が続いている人もいますね。
私は「Go Academy」に出会うまでは、プログラミングは独学でしか学習したことがなかったのですが、独学だと学んだことをアウトプットする機会があまりありませんでした。「Go Academy」では、講義で学んだことをテーマに仲間同士で意見交換をするなど、学びを言語化をする機会が増えたので、理解度も定着度も高くなったと実感しています。
── 「Go Academy」を受講するうえで苦労したことはありますか?
(中村)
受講前は、本業との両立に少し不安も感じていましたが、参加者が仕事を持っていることも考慮されたうえでの課題量だったので、普段の業務を圧迫することはありませんでした。ただ講義を受ける中で、もっと理解を深めたいポイントや疑問はどんどん生まれてくるので、自主的に学ぶ時間は普段より多かったかもしれません。
「Go Academy」の期間は、学ぶことが本当に楽しく、苦労だと感じたことはなかったですね。強いていうのであれば、コロナの影響もありオフラインで交流する機会が持てなかったので、そこはちょっと残念でした。
(坂口)
私も大変だったという感覚はなかったですね。普段から週末に自主的にスキルアップの時間を設けていたので、その時間が「Go Academy」に置き換わった感じです。
ただ「Go Academy」で学んだことを元に、自分でコードを書いたり、理解を深めるための復習時間はもっと取れると良かったなと思いました。どうしても本業との兼ね合いで、自分が求める自習時間を常に確保できるわけではなかったことが、ちょっとした苦労です。
── 「Go Academy」を経て、サイバーエージェントに入社・配属まではどんな流れでしたか?
(中村)
元々、機会があれば選考にもチャレンジしたいという気持ちを持っていました。「Go Academy」の期間中にエンジニア社員の方と交流する機会を頂き、色んな話を聞かせてもらいましたが、皆さんが自分の仕事に誇りをもち、主体性にチャレンジされている姿を知り、自分もこんな環境でエンジニアとして成長したいと思い、選考に進むことを決意しました。
内定後は、会社側から想定部署としてAI事業本部を紹介してもらい、その中でいくつかのチームと面談させてもらいました。話を聞くうちに、広告という事業ドメインは面白そうだと思い、そのまま入社することを決めました。
現在業務で「Go」を使うことはないのですが、「Go Academy」で学んだことによって、今後の技術選定における選択肢も広がりましたし、俯瞰的視点が身についたと感じています。
(坂口)
私は「Go Academy」の受講が決まった時点で、ぜひ選考も受けたいと思っていました。これまでは、新規開発の経験が多く、将来的にはプロダクトをグロースさせるフェーズにある大規模開発を経験したいと思っていました。サイバーエージェントは「ABEMA」や「Ameba」をはじめとする大規模サービスをいくつも展開しているので、自分のチャレンジしたいことにピッタリでした。選考を経て「ABEMA」に興味がある、と伝えたところ、ニーズと合致して入社が決まりました。
── 「Go Academy」第二弾の募集がスタートしていますが、どんな人におすすめですか?
(中村)
プロの講師による講義は、独学でやるよりも何倍も理解が深まります。また「Go Academy」の1番の良さは、同じ志を持つ優秀な仲間に出会えることです。「Go」の経験がなくても、頼れる仲間も大勢いるので、切磋琢磨しながら成長したい人にとっては、とても良い機会なので、ぜひチャレンジしてみてほしいです。
私は独学でやるよりも、学んだことを同じアカデミー生と意見交換しながら、インタラクティブに学べたことが、とても楽しかったです。
(坂口)
学びたい、切磋琢磨できる仲間が欲しい、サイバーエージェントに入社するチャンスが欲しいというマインドを持つ人であれば、経験や経歴に遠慮することはないと思います。きっと充実した3ヶ月が送れることは間違いないので、ぜひ挑戦してほしいです。
チャンスは平等に開かれています。私自身「Go Academy」を受講できたことは、エンジニアキャリアのターニングポイントになりました。皆さまからのご応募お待ちしています。
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