代表藤田が「引き継ぎ書」から新入社員に伝えた、3つのこと
2023年4月3日、
サイバーエージェントに、最多人数の新入社員が入社しました。
本日の入社セレモニーで代表の藤田が新入社員へ贈ったメッセージをご紹介します。
それは、後継者育成のために作成した「引き継ぎ書」から選んだ3項目、サイバーエージェントの“ポジティブループ”についてでした。
皆さま、ご入社おめでとうございます。
サイバーエージェントに入社してくれてありがとうございます、心から歓迎します。
過去最多人数の皆さんの世代には沢山のチャンスがあると思っています。
昨年、「ABEMA」で「FIFA ワールドカップ カタール 2022」を全試合無料中継し、私自身、過去最高レベルに多くの人に感謝されました。道を歩いていてもありがとうと言われる位でしたが、皆さんの中にも「いい会社に入ったね」と言われた人もいるかもしれません。
そして、皆さんが入社を控えた約2週間前、ずっとい続けそうな創業社長が会長に退いて、新社長が生まれるというニュースが流れました。
戸惑った人もいるかもしれませんが、皆さんが就職活動をする中でみたほとんどの会社でも社長の任期があって変わっていくので、引き継ぎ可能な、“ずっと続いていく会社”にしていくという気概で取り組んでいます。
これまで皆さんの先輩社員で「子会社社長や役員を目指す」と言う人は多くいたけど、私に遠慮しているのか「サイバーエージェントの社長を目指します」という人はあまりいませんでしたが、この中には社長を目指している人がいると思いますし、実際にここから未来の社長が生まれる可能性も十分にあると思います。
後継者育成にあたって、サイバーエージェントの経営について考えをまとめた「引き継ぎ書」を作成しました。
現在、16人の後継者候補を選出し研修を行っている最中で、先日それを使って研修を行ったところでした。
実際の内容は100項目以上ありますが、そのうちの3つ、皆さんに関係の深いものを紹介しようと思います。
①成長分野で事業をする
1つ目は「成長分野で事業をする」です。事業の伸びの9割は成長分野からつくられていて、既存分野でのシェア争いというのは1割に過ぎないので、成長分野で事業をやってねということなのですが、本当の目的は、社員の成長です。
新しい人が成長するのは、だいたい成長分野で仕事をした時で、会社が伸びると、新しいポストがうまれるし、新しい仕事をする経験が積めます。
発展途上国の若者はイキイキしてると感じると思いますが、モチベーション高く働けるのは、間違いなく成長分野です。
②自分で考え、自分で決めて、自分でやる
2つ目は「自分で考え、自分で決めて、自分でやる」です。これはいわゆるセルフ・リーダーシップの考え方です。
社員にとってはセルフ・リーダーシップで、リーダーにとってはサーバント・リーダーシップですね。
奉仕型リーダーシップともいわれるサーバント・リーダーシップは、みんなが頑張るために縁の下の力持ちとして裏方でサポートする考え方。それがサイバーエージェントの基本だと伝えました。
仕事をしていて心から面白いと感じるのは、自分で考えて決めた自分のアイデアを実行した時なんですね。
徹夜してでもやりぬこうという活力が出て、成功するとえも言われぬ喜びを感じるし、失敗すると物凄く悔しい。
仕事の面白さというのは、そういうところにあるんだと思います。
逆にセルフ・リーダーシップではなく、上が決めたことをトップダウンでやらされたり、昔からやり方が決まっているからと押し付けられた中で、長い時間仕事をするのは辛くつまらない。
一人一人の社員にセルフ・リーダーシップを求め、決断経験を積んで自分自身で能力を引き出せる環境をつくれればと思います。
③社員を大人として扱う
そして3つ目は「社員を大人として扱う」です。創業以来サイバーエージェントが大事にしてきた「自由と自己責任」です。
大人じゃなく扱うというのは、これくらい大きな規模になると、誰か1人の行動が組織全体に迷惑をかけることもあるので、決まりとかルールをつくってがんじがらめにするということです。
それでは、個人のクリエイティビティやアイデア、可能性を規則によってつぶしてしまう可能性があります。
自由で責任を伴った“大人”として扱うことで、能力を存分に発揮してもらいたいと思っています。
「成長分野で事業をする」「自分で考え、自分で決めて、自分でやる」「社員を大人として扱う」
これら3つはすべて、若い皆さんの能力を発揮し成長してもらい、それによって会社を伸ばすという、サイバーエージェントのポジティブループの基盤なんですね。
それを邪魔しないためにも、私も早いうちから社長を交代していくと。
皆さんの中から、社長を目指して物凄く仕事をする人が出てきたら、それも活性化の一因となります。
若いうちから活躍できる、社員が元気で楽しそうという理由で、この会社を選んでくれた人も多いと思いますが、実際にそういう環境ですし、会社もそれを期待しています。
皆さんの活躍を心より期待しています。
21世紀を代表する会社を一緒につくりましょう。
記事ランキング
-
1
「ABEMA」が第二期新卒アナウンサー採用へ。第一期・西澤由夏が語る「この...
「ABEMA」が第二期新卒アナウンサー採用へ。第一期・西澤由夏が語る「この仕事のリアル」
「ABEMA」が第二期新卒アナウンサー採用へ。第一期・西澤...
-
2
異なる文化を持つ会社と、新しい価値をつくる。3社合弁「セブン‐イレブン・ア...
異なる文化を持つ会社と、新しい価値をつくる。3社合弁「セブン‐イレブン・アドコネクト」でサイバーエージェントが担う役割
異なる文化を持つ会社と、新しい価値をつくる。3社合弁「セブ...
-
3
「Abema Towers(アベマタワーズ)」へのアクセス・入館方法
「Abema Towers(アベマタワーズ)」へのアクセス・入館方法
「Abema Towers(アベマタワーズ)」へのアクセス・...
-
4
2026/27明治安田Jリーグ 開幕 優勝を狙いにいく「妥協なき、頂点へ。」F...
2026/27明治安田Jリーグ 開幕 優勝を狙いにいく「妥協なき、頂点へ。」FC町田ゼルビア
2026/27明治安田Jリーグ 開幕 優勝を狙いにいく「妥協な...
「ABEMA」が第二期新卒アナウンサー採用へ。第一期・西澤由夏が語る「この仕事のリアル」
新しい未来のテレビ「ABEMA」は、第二期となるABEMAアナウンサーの採用を開始します。アナウンサーの採用は、第一期以来10年ぶりとなります。
開局10周年を迎えた「ABEMA」。その黎明期、開局から2年後に誕生したアナウンス室には、積み重ねられた歴史も、道を示してくれる先輩もいませんでした。「ABEMAアナウンサー」という仕事そのものを、ゼロからつくってきたのが第一期のアナウンサーたちです。
その一人である西澤由夏は、バラエティ、ニュース、スポーツから海外取材まで、ジャンルを横断しながら第一線に立ち続けてきました。この仕事の魅力と厳しさ、そして初めて迎える後輩への想いを聞きました。