「AbemaTV」をマスメディアへ。
広告で収益の柱をつくる

2018年10月、サイバーエージェントは、3名の新任取締役候補を発表しました。
多様化する事業ポートフォリオに対応し、経営人材の育成と筋肉質な経営体制の構築を図っています。
FEATUReSでは、本人へのインタビューを通じて、新任取締役候補者3名をご紹介。第3弾は、執行役員 株式会社AbemaTV 広告本部 本部長 山田 陸です。
なお、株主のみなさまには、第21回定時株主総会(2018年12月14日開催)の招集通知がお手元に届く頃だと思います。
当社<IRサイト>にも先行して掲載しておりますので、よろしければご覧ください。
Profile
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山田 陸
執行役員
株式会社AbemaTV 広告本部 本部長
2011年新卒入社。入社後は 自社メディアの広告商品の開発・セールスに携わり、2015年よりAmeba統括本部 広告部門 統括に。同年、執行役員就任。20代限定の社員総会の開催、新規事業創出などを仕掛け、若手社員のリーダー育成、活性化に注力。現在は「AbemaTV」広告本部 本部長を務める。2018年10月、取締役に選任。
若手抜擢の好事例となる
入社以来、ブログサービス「Ameba」やインターネットテレビ局「AbemaTV」といった自社メディアの広告商品開発やセールスを行う「営業」の組織に属しています。2年目からマネジメントを担う管理職に就いているので、私の場合、ほとんどの時期が“自身の目標”イコール“チームの目標”です。これまでの「成果」というのは、毎月、チームの皆が売上などの数値目標を達成してくれていることの積み重ねで成り立っていると言っても過言ではありません。なので、今回取締役選任の発表を受け、まず思ったことは、仲間に恵まれたということ。周囲に恵まれ、応援してもらえる局面が増えたことが選任に繋がっていると思っています。
そして、「若手育成枠」だということを十分認識しています。今の経営陣と、自分自身との実力では天と地ほどの差がある。私も含め、これは私たちの世代が感じている大きな焦燥感でもあるのですが、もっと知識と経験を積み、次世代の層のレベルを上げていかないと「21世紀を代表する会社」には到底たどり着けないと思っています。役職が人を育てるという考えのもと、「抜擢人事」というカルチャーが当社にはありますが、ポジションに見合った実力と人格を備えなくてはと、強く感じています。
発表後、代表の藤田と今回の選任について話す機会がありました。その時に言われたことは「若手抜擢の良い事例となってほしい」ということ。改めて、襟を正される思いです。もし社内に「ポジションが空かない」なんて声があるとしたら、「そんなことは一切ない」ということを証明する好機会。これまで、「YMCA」※の理事を務めるなど、若手社員のリーダー育成・活性化にも注力してきましたが、この会社は「若手にチャンスを与える」ということを、私自身が体現していければと思います。
※20代の若手社員活性化組織

「AbemaTV」の成長に対する、周囲の期待にこたえたい
「AbemaTV」がマスメディアの指標として設けている1,000万WAU※に対して、着実にベースアップを重ね、開局から2年で600万WAUまで到達しています。それによって広告効果も良い実績が出るようになってきました。
私自身、2017年10月から「AbemaTV」の広告本部の本部長に就きましたが、多くの方々のご協力があって、この1年、広告商品は順調に拡販しています。同時に、「AbemaTV」ならではのコンテンツも強化され、社会的な期待も高まっていることを感じる1年でもありました。
今年の1月から放送を開始した大相撲生中継は、「AbemaTV」独自の番組構成や伝え方が受け、人気を博したコンテンツの1つ。本番組は、35歳以下の割合が全体視聴者の35%超を占めます。本来の相撲ファンはもちろん、これまであまり相撲に触れることの無かった、若い世代の相撲初心者の方に興味を持ってもらうことができました。1,500年以上の歴史をもつ日本の国技である「相撲」を 、“若い人たちにもっと知って、楽しんでもらいたい”という想いのもと実現した、社会的に意義のある取り組みだと思っています。
これはほんの一例ではありますが、私たちのそういう”想い”に共感し、応援してくれる企業が増えていることは嬉しい。その成長への期待も含めて、多くの広告主に出稿していただいています。今後もその期待にこたえるべく、時代に合った形での商品開発を積極的に展開していきます。
※WAU Google Analyticsで計測した1週間あたりの利用者数

自身が成長し事業貢献することで、
周囲のチャンスを創出する
私のミッションは、兎にも角にも「AbemaTV」のマネタイズ。広告でしっかりと収益の柱をつくり、「AbemaTV」のマスメディア化へ向け、全社一丸となって取り組んでいきます。
事業が多様化し、事業のサイズが大きくなるということは、一緒に働く仲間にとっても様々なチャンスが増えるということ。今回、取締役選任という機会に恵まれたのも、サイバーエージェントを支えてくれるすべての方々のおかげ、そして私のような若手に期待と抜擢をし、これまで育ててくれたこの会社のカルチャーのおかげだと心から思っています。
7年前、学生だった頃には想像すらできなかった未来が、今ここにあります。
私自身がさらに成長し、事業貢献をすることで、多くの人々にとってのチャンスを創り出し、恩返ししていければと思っています。

取締役候補者インタビュー、 他2名もあわせてご覧ください。

上級執行役員 アドテク本部 本部長
内藤 貴仁
テクノロジーとクリエイティブで、インターネット広告の未来を創る

執行役員 技術政策室 室長
長瀬 慶重
「技術のサイバーエージェント」を、加速させる
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サイバーエージェントの次世代を担う、新任執行役員7名

2024年10月、サイバーエージェントは新執行役員体制を発表しました。
2020年から、監督と執行を明確に区分した新執行役員体制に移行。事業領域の拡大と共に執行役員の人数を増員し、経営人材の育成と筋肉質な経営体制を構築しています。本記事では、新たな執行役員7名をご紹介します。