採用

現場社員が”採用に全力を尽くす”理由
~受け継がれるDNAの秘密~

サイバーエージェントには「YJC」と呼ばれる独自の新卒採用プロジェクトがあり、人事担当者だけではなく、多くの社員が協力して採用活動に取り組んでいます。本プロジェクトに関わっている社員は400名以上。中途入社をした私(=筆者)は、現場社員にとっては時間的な負荷がかかるにも関わらず、ここまで採用に協力的な文化が不思議で仕方ありませんでした。そこで、「YJC」のコミュニケーション設計チームにて総監督とキャプテンを務める2名にその疑問を投げかけてみました。

Profile

  • 古賀 亘
    株式会社 QualiArts 取締役/プロデューサー/マーケティング責任者

    2006年新卒入社。インターネット広告事業本部て?営業、SEMコンサルを経て、統括に。 2012年Ameba事業本部に異動、プロデューサーとして新規ゲームを開発した後、セントラルテ?ータコンサルティンク?室(CDC)の室長としてデータ分析に携わる。2016年株式会社QualiArtsの立ち上け?とともに取締役に就任。

  • 上野千紘
    メディア統括本部 Lulucos by.S プロダクトマネージャー

    2011年新卒入社。主にメディア統括本部にて、新規事業立ち上げを複数経験。2017年からLulucos by.Sのプロダクトマネージャー。女性の活躍を応援する全社組織「CAramel」の運営、次世代経営者育成制度「CA24」の第一期メンバー。

採用に関わるのは入社時から”当たり前”だった

- 一般的に採用って人事が主導で行っているケースが多いですが、サイバーエージェントには「YJC」があり、現場社員のコミットの仕方が本当にすごいですよね。いつからその文化が根付いているんですか?

古賀:私は2006年に新卒入社しましたが、その時には既に”人事だけでなく、全員で採用するのは当たり前”という文化でした。社長の藤田が会社を創る上で最も大切なのは「人」だと感じ、人を大切にする会社だと提唱したのが全てです。そのため、採用・育成・活性化に力を入れてきました。自分もそれを受けてきたからこそ、採用に協力するというのは当たり前でした。Mission Statementにも「採用には全力を尽くす」という一文がありますしね。

- “やらされている”という想いを持つことはなかったんですか?

上野:ないですね。もちろん自分の業務も大切ですが、同じように採用も大切で、古賀も申したように入社当時から当たり前に感じる機会が多かったので、自分たちが採用を行うことに疑問はありませんでした。また、採用に関わることは”自分の自信にも繋がる”という認識があります。

- “自分の自信にもなる”とはどういうことですか?

古賀:当社では役員や子会社社長、事業責任者も採用にコミットしています。そんな社員と一緒に採用に取り組むことができるのは自分にとってもチャンスなんですよね。採用業務目的でアサインした社員を集めたキックオフミーティングに社長の藤田が出席し、皆の前で採用の大切さを話していたこともありました。そうなると、そこに呼ばれることで自然と全社視点も芽生えます。さらには採用に関わるのは会社を代表する社員ばかり。私は入社して2年目から採用に関わっていますが、毎年選んでもらえることは嬉しいですし、自信にもなりますよね。

一人のスーパーマンだけでは成功しない仕事だからこそ現場社員が採用する必要がある

上野:あとはやはり、一緒に働くのは現場社員である私たちだから、ですかね。

- どういうことですか?

上野:入社をした新入社員を受け入れるのは現場です。そうなると、どのような人と一緒に働きたいかというのは実は現場が一番持っているもの。仕事の内容はもちろん、雰囲気やリアルを伝えられるのは現場社員ならではです。学生にも会社のことをしっかりと理解してもらいたいですし、イメージが違うまま入社をしてしまって、ギャップを感じて不幸な想いをしてほしくないと思っています。

サイバーエージェントの仕事は一人でできる仕事はないんですよね。どんなに優れたスーパーマンがいたとしても、一人では成功しないです。組織で戦うチームプレーだからこそ、同じチームにどのような人が必要なのか、どんな仲間を迎え入れたいか、という想いを持って採用に臨んでいます。それがあるから”やらされている”という感覚はないですし、自分たちが受け入れるからこそ当たり前なんだと思います。それが結果として事業の成長や会社の成長に繋がるので、人事だけでなく全社員で採用に取り組むことは必然なことだと思います。

対価を求めているわけではない
採用を通じて自分も成長するきっかけになる

- なるほど。自分たちで仲間集めをすることはゆくゆくは会社の成長に繋がるということですね。

古賀:そうですね。あとは、採用は何も時間が取られるマイナスなものではなく、むしろ採用を通じて得るものが多いです。

- 具体的にそれを感じるタイミングってあるんですか?

古賀:最近の就活生はデジタルネイティブであることが当たり前になってきています。幼い頃からデジタルに慣れ親しんでいて、考え方がストレートにデジタルなものに繋がっていく。面談をしていても、考え方が洗練されている子もいたり、自分にはない面白い発想を持っている子がいたりして、「すごい世代が現れたな」といつも感心させられています。それと同時に、彼らがサイバーエージェントに入るとどれだけ面白いんだろうとわくわくするんです。「AbemaTVの番組を企画したらどんな番組になるんだろう」「この子は編成でどんなことを考えるんだろう」といった具合です。あとは、実際にインターンシップでメンターとして関わっていた学生が子会社社長になったりすると、メンターとしての成功体験もさせてもらえるし、学生にも成功体験をさせてあげられる。そんな体験ができるのは採用に関わっているからこそです。

上野:学生から得るものってすごく多いですよね。自分が新人の時の気持ちを思い出させてくれたり、自分にはない考えはいつもはっとさせられます。

古賀:採用活動に選ばれた社員が対価を求めてはいけないと思うんですよね。何かインセンティブが発生して、それに向けて動くのでは目先の利益のみで本質的ではありません。たしかに、本来の仕事がありそれに加えて採用活動があると大変だと思うことはあります。しかし、採用活動を通じてたくさんの学生と会い、その中の数%がサイバーエージェントに入社をしてくれて成果を残してくれる。その子たちはサイバーエージェントの未来をつくる存在になり、「21世紀を代表する会社」に近付く。それがあるから採用にこれだけコミットできるのかもしれないですね。

上野:あとは実業務だけでは得られない経験をさせてもらえますよね。通常業務では関わることのない社員と一緒に採用活動をすると、自分と違う事業部の話を聞くことができたり、考えを知ることができて、得るものが多いんです。自分も楽しみながら採用に関わっていたら、いつのまにかサイバーエージェント全体のことを自分ごと化して考えられるようになっていった、という感覚が近いかもしれないです。

- お二人のように自ら進んで採用をする社員が多いことが「YJC」を成立させている秘訣なんですね!

上野:そうですね。”隣にいる仲間を当たり前だと思わない”という意識を持つことが大切ですね。

- たしかに。規模が大きくなってくるとそこの意識も忘れてしまいそうですが、大切な考え方ですね。

「現状の情報量と経験値だけで勝負をしない」
「”正しい選択”ではなく意思決定したものを”正しくしていく努力”」
2人から学生へのメッセージ

- 最後になりますが、多くの学生に会っているからこそのお二人から就職活動を始める学生へお一人ずつアドバイスをお願いします!

上野:今持っている情報量と経験値だけで勝負をしないでほしいと思っています。最近は情報量が多く、調べれば何でも出てきますし、学生で様々な経験をしている人が増えてきました。しかし、会社は今までの経験だけではなく、”これからどうなりたいか”という学生のみなさんの未来を見ています。やりたいことやありたい姿が今の経験値や情報量だけで足りないからと言って諦める必要はなく、これから目指したいのであれば、そこを是非目指してもらいたいです。事業内容や会社を理解していることももちろん大事ですが、将来みなさんが求めているものがサイバーエージェントで本当に実現できるのかを一緒に考えるのが面接です。そのため、これからどういう大人になりたいかを是非考えてもらいたいと思います。

古賀:”正しい選択”というものはなく、自分の意思で決めたものを”正しくしていく努力”を是非してほしいと思っています。正直失敗の選択はないと思うんです。大きな意味で、働く業界や一緒に働く社員といった置かれた環境がその妨げになることもあるので、そこは是非見極めてもらいたい。自分で考え、それを決断したのであれば、「それが正しい選択だった」ようにその後行動していくことが大切です。そのため、その意思決定をする上でのポイントを考えることを是非してもらいたいですね。

古賀さん、上野さん、ありがとうございました!!
 

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