企業の未来を変える!AI Shiftが手掛けるAIエージェント構築プラットフォーム「AI Worker」の魅力とは

生成AIブームの次を見据え、当社グループ会社 AI Shiftが企業専用のAIエージェント構築プラットフォーム「AI Worker」を本格展開。日本オラクルとの連携でデータ活用の壁も突破していきます。本取り組みに関する記者発表での内容をベースに、両社キーパーソンによる戦略を紹介します。
AI Shiftと日本オラクルの連携背景
― 今回の「AI Worker」提供開始と、日本オラクルとの連携について教えてください。
米山:この度AI Shiftが、企業専用のAIエージェント構築プラットフォーム「AI Worker」を提供開始し、日本オラクル様との連携を発表いたしました。「AI Worker」は、企業の業務に合わせて自律型およびワークフロー型のAIエージェントを構築・運用できる統合プラットフォームです。オラクルのOracle Autonomous Databaseと連携することで、企業データを安全かつ効率的に活用し、AIエージェントの持つポテンシャルを最大限に引き出すことが可能となりました。
― 本取り組みの背景と目的をお聞かせください。

― 日本オラクルとしては、今回の連携をどのように捉えていらっしゃいますか。
首藤:AI Shift様との連携により、弊社の最新データマネジメント製品であるOracle Autonomous DatabaseをAIエージェントの領域で活用いただけることを大変嬉しく思っております。多くのお客様がデータの利活用やAI導入において課題を抱えており、AI Shift様が持つ豊富なノウハウと弊社の技術を組み合わせることで、これらの課題解決に貢献できると考えています。
― 具体的に、Oracle Autonomous Databaseはどのような役割を果たすのでしょうか。
首藤:Oracle Autonomous Databaseは、自律運用機能と高度なセキュリティを備えたデータベースです。AI Workerと連携することで、企業の重要なデータを安全に管理しつつ、AIエージェントが必要とするデータを迅速かつ的確に提供することができます。これにより、AIエージェントのパフォーマンスと信頼性を向上させることが可能です。
― なぜパートナーにAI Shiftを選んだのでしょうか。
首藤:大きく3点あります。
①ノウハウと実績 ②スピード感 ③技術力の高さ です。
やはり、本プロジェクトを進めるにあたり、生成AIの活用に関する知識や経験は欠かせないと強く感じました。実際、サイバーエージェントグループ全体でAI活用推進や業務改革を先導していたAI Shift様の知識と経験は非常に豊富で、オラクルとしてもAI Shift様をお客様に紹介する機会が増えていますが、評判も良いです。その理由は、AI Shift様が実際に取り組んできた課題や方向性に対して、実践的なノウハウと知見を持っているからです。
また、AIエージェントの導入において、実際に重要なのは、どんなデータを使ってどの業務の効率をどう改善するかを試行錯誤する回数です。仕組み作りはすぐに終わらせて、その後、実際に運用しながら経営にどう影響を与えるかを繰り返し検証していくことが大切です。サイバーエージェント様とAI Shift様の企業文化には、「四の五の言わずにとにかくやってみる」という姿勢があり、課題を解決しながらリーンスタートアップのように進んでいくマインドが良いです。このアプローチが、お客様にも高く評価されている理由だと思います。
最後に、確かな技術力。実際に取り組みをはじめてから、我々の想像をはるかに超えるスピードで、実装をやり遂げる技術力を感じる瞬間が多々ありました。また企業におけるAIエージェント活用において、どういうデータを使って何を実現するか、はデータサイエンス×経営の観点が重要です。この点、サイバーエージェントグループの事業を意識したデータサイエンスのスキルの高さ・ノウハウは確かなものだと感じています。

企業専用AIエージェント構築プラットフォーム「AI Worker」とは
― 「AI Worker」について詳しく教えてください。
米山:「AI Worker」は、企業の多様な業務ニーズに対応するために開発された、AIエージェント構築プラットフォームです。特に、業務の特性に合わせて「ワークフロー型」と「自律型」の2種類のAIエージェントを提供しています。
ワークフロー型エージェントは、事前に設計された業務フローに沿って動作します。例えば、顧客対応や問い合わせ業務など、確実性や一貫性が求められる業務に適しています。動作が予測しやすく、管理がしやすいのが特徴です。
一方、自律型エージェントは、ユーザーからの指示に応じてAI自身が最適な実行プランを考え、行動します。例えば、「競合他社と比較した自社製品の強みを教えて」といった抽象的な指示でも、AIがインターネット上の情報を収集・分析し、具体的な提案を行います。構築が容易で、ユーザーのフィードバックを学習しながら柔軟に改善できる点が大きな特徴です。
また、「AI Worker」は直感的なインターフェースを備えており、プログラミング知識がなくても誰でも簡単にAIエージェントを構築・チューニングすることが可能です。さらに、複数のAIエージェントを一元管理できるため、企業全体での効率的なAI活用をサポートします。

― 他社のAIエージェントプラットフォームとの違いは何でしょうか。
― 「AI Worker」の導入によって、企業はどのような効果を期待できますか。
Oracle Autonomous Databaseとの連携による新たな価値創造
― オラクルのOracle Autonomous Databaseと連携することで、どのようなメリットが生まれるのでしょうか。
また、Oracle Autonomous Databaseは、自律運用機能を持ち、データベースの保守やチューニングを自動化します。これにより、企業は運用負荷を軽減し、より戦略的な業務にリソースを集中させることが可能となります。
― 日本オラクルとして、この連携を通じてどのような価値を提供していきたいと考えていますか。
AIエージェントの活用においても、データの信頼性と可用性を確保することで、より質の高い意思決定を支援できると考えています。これにより、企業は市場競争力を高め、新たなビジネスチャンスを創出することが可能となります。

今後の展望と目指す未来
― 今後の展望についてお聞かせください。
また、日本オラクル様との連携をさらに深め、データ活用とAI技術の融合による革新的なソリューションを提供していきたいと考えています。最終的には、人とAIが協働する新たな社会の実現に向けて、尽力してまいります。
― 日本オラクルとして、今後の取り組みについてお聞かせください。
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