FC町田ゼルビア「悲願」のクラブハウスが完成、設計は隈研吾氏。
J1昇格へ向けた新シーズン開幕へ

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FC町田ゼルビアのクラブハウスが完成し、2月11日にお披露目会が行われました。
天然芝の練習グラウンド、収容人数15,000人のスタジアムに続き、クラブハウス完成。J1昇格の施設要件が揃いました。

クラブにとって悲願ともいえるこのクラブハウスは、国立競技場などを手がけた建築家 隈研吾氏が設計。「自然との調和」をコンセプトにしたクラブハウスについてのご紹介、そして隈氏へのインタビューと、2回に分けてお届けします。

「緑の美しいグラウンドに合う、開放的で温もりを感じられる建物を」

FC町田ゼルビアの新拠点、完成したばかりのクラブハウスをご紹介します。

「緑あふれるこの環境を見た瞬間に、自然と一体となった、開放的で温もりを感じられるクラブハウスを作ろうと思った」と隈氏。 

周囲の自然を取り込み、フィールドに躍動感を感じさせるように窓をリズミカルにランダム配置しています。

グラウンドへの広がりを作るため、ボールが跳ねるように屋根を跳ね上げました。
クラブ名の由来となっているケヤキをモチーフに、屋根の構造は枝が伸びていくような木の架構に。
屋根の下には広々としたデッキテラスがつくられています。

施設内からはグラウンドが一望でき、選手たちの練習風景を見ることができます。
太陽光が差し込み、開放的な空間です。
階段にはサッカーゴールを模したネットが施されるところもポイント。

壁や床にはサッカーのピクトグラムやゼルビアブルーを取り入れ、ゼルビアらしさが表現されています。

全面天然芝のグラウンド。
「子どもたちも練習する土のグラウンドから始まった。当時からここまでを振り返ると感慨深い」と話すのは、元選手でもある大友社長です。

練習場横には誰でも入れるサクラ並木の散策路があり、ベンチも設置。クラブ関係者のみならず、市民の方々にも愛され、交流の場となることを目指しています。

「日本でこのようなクラブハウスは見たことがない。みんなの“家”が完成した」

お披露目会には、石阪丈一町田市長や、設計を担当した建築家 隈研吾氏、クラブオーナー藤田晋、大友健寿社長、ランコ・ポポヴィッチ監督などが出席。悲願のクラブハウス完成に喜びあふれるスピーチを行いました。

ポポヴィッチ監督や深津康太選手は「感謝の気持ちに結果で応える。」と新シーズンへの意気込みを新たにしました。

ポポヴィッチ監督
「10年前に監督をやらせてもらった時はこんな素晴らしい環境が整うとは夢にも思っていませんでした。
日本のクラブハウスでこんなにも開放的で快適な施設はみたことがありません。
FC町田ゼルビアファミリーの、温かい家ができました。多くの方々の愛情がこの環境に繋がっていると感じます。
その思いを背負って全力で戦い、前シーズンよりも強く、成長した姿をピッチで見せることを約束します。」

深津康太選手
「窓が大きく、建物の中はロッカールームをはじめたくさんの木の素材が使われていて、何だかほっとします。中島選手はまるでレアルのクラブハウスのようだ、なんて言っていました。

充実したトレーニングルームや、練習後にすぐにシャワーを浴びて食事が摂れることが嬉しいです。他のクラブにとっては普通かもしれないけど、そういう当たり前のことがすごく有難い。
この恵まれた環境に慣れるのではなく、感謝の気持ちと覚悟をもって、全試合に臨みます。」


このクラブハウスを新拠点とし、J1昇格へ向けた戦いがついに始動します。
初戦は、2月20日(日)FC琉球とのホーム試合。
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【隈研吾×FC町田ゼルビア】環境と調和したサステナブルなクラブハウス

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2022年シーズンのJリーグ開幕にあわせて完成した、FC町田ゼルビアのクラブハウス。屋根や梁など、建物全体に木材が多く使用されています。
設計は国立競技場などを手掛けた建築家 隈研吾氏。緑あふれるこの土地を見た瞬間に、「自然との調和」というデザインコンセプトが浮かんだと話します。

「建築によるサステナビリティの実現」をめざし、木を使った建築・空間のデザインに数多く取り組んでいる隈氏ですが、今回はどのようにサステナビリティを取り入れたのか。クラブへの想いとともに聞きました。

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