13社のインターンシップを経験した僕が
サイバーエージェントに入社した理由

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この夏、インターンシップに参加するなど、就職活動を本格的にスタートさせた学生の方も多いのではないでしょうか。様々な企業を知ったことで、就職先としてどの企業を選べばいいのか、どのように自分のキャリアを築いていけばいいのか、悩んでいる方もいると思います。

今回インタビューしたのは、13社のインターンシップを経験した内定者。サイバーエージェントへ入社を決めた理由や、就職活動でどのようなことをしていたのかなど聞きました。
 

Profile

  • 中野湧仁さん
    2022年4月にiOSエンジニアとして入社予定の内定者

13社でインターンシップを経験

──いつ頃からインターンシップに行きはじめたのですか?

大学2年生の冬ごろからです。最初は就職活動ではなく技術力を上げることを目的にしていました。もともと個人で取り組んでいたアプリ開発が楽しくて、より規模が大きく多機能なアプリをつくれるようになりたいと思っていたんです。そのためには実務を積むのが1番だと思いインターンシップに参加していました。

大学3年生になって本格的に就職活動を意識し始めてからは、これまでの経験から自分が進みたい方向性が見えてきていたので、業界を絞ってインターンシップにエントリーしていました。

──インターンシップに参加して、どのような学びがありましたか?

個人開発とチーム開発の違いをたくさん学びました。まず、チーム開発では可読性の高いコードを書くことがだ大事だと教わりました。これは、インターンシップを経験した多くの学生がぶつかる壁じゃないでしょうか。個人開発なら好き勝手なコードを書いていても問題ありませんが、チーム開発では他の人が読んで理解しやすいコードでなければいけません。また、ビジネス職、デザイナー、ほか職種のエンジニアの方など、様々な人たちとコミュニケーションをとりながらの仕事の進め方は、とても勉強になりましたね。

──大学の授業もありますし、13社も経験するのは大変ではなかったですか?

シンプルに楽しかったです。会社によってフェーズや働いている人が違うので、見える世界や人脈が広がることが面白かったです。

もちろん大学の勉強もあるので、インターンシップに参加する頻度を落としていた時期もありました。でも、エンジニアとしての成長角度が上がってきて楽しいと感じているときに、集中できないのはもったいないと思ったんです。そこで、大学3年生の後期から学校を休学してインターンシップに専念する期間にしました。もっとできることを増やしたいと思い、インターンシップをとにかく詰め込めるだけ詰め込んでいたら、結果的に13社経験していましたね。

──インターンシップに参加して就職活動にどう役立ちましたか?

もともと就職する際の企業選びにおいて、「エンジニアとして成長できる環境があること」は軸の1つとして定まっていましたが、加えて、どのように働きたいかが明確になりました。インターンシップで携わったあるプロジェクトで、テックリードのエンジニアがビジネス職のメンバーから要望を聞き、エンジニア視点で提案をしていました。技術をサービスや事業の成長にいかす姿を間近で見て、私も職種に囚われず働いていきたいと思ったんです。そう思うようになって、自然と就職したい会社が絞られました。
 

サイバーエージェントに決めた理由は
”若手抜擢文化”

──サイバーエージェントのインターンシップは、どのように知りましたか?

初めて知ったのは、大学2年生の春です。インターンシップ先を探すために登録していた就活サイトが主催していたイベントで、サイバーエージェントの人事と話したときに知りました。このタイミングで認知してたいんですが、ハードルが高そうだと思って応募しませんでした。

──何故ハードルが高いと感じたんですか?

サイバーエージェントは、カンファレンスへの登壇技術ブログなどアウトプットが多く、技術力が高いイメージがありました。当時の私では技術力が足りず、実際にインターンシップに参加できたとしても辛いのではないかと思ったんです。

結果的に、1年後にインターンシップに参加しました。予想通り現場エンジニアの方の技術力は高く、上手くいかないこともあったものの、もっと早くチャレンジしておけば良かったと思いましたね。というのも、私たちの挑戦を現場エンジニアがトレーナーとしてサポートしてくれるので、技術力に自信がなくても、エンジニアとして成長したい気持ちさえあれば、切磋琢磨できる環境があることがわかったからです。志がある人は、気負わずチャレンジしてみた方が良いと思います。

──インターンシップでは、どのようなことを経験しましたか?

マッチングアプリ「タップル」で1ヶ月の就業型インターンシップに参加しました。主にアプリ起動後のチュートリアル改善や、プロフィール入力訴求に関する施策を行いました。いずれの施策も一人で完結するタスクではなく、プランナーやデザイナー、Androidエンジニアのみなさんとの連携が求められました。また、一人のエンジニアとして普段の開発サイクルで行われるような施策を任せてもらい、実装だけでなく、工数管理から動作テストまでの流れを通して経験させてもらいました。

──実際にインターンシップに参加してみて、どのように感じましたか?

一番特徴的だと感じたのは、職種の垣根がないところでした。新しい機能を開発するとき、プランナー、エンジニア、デザイナーが集まってみんなで意見を出し合っていて、さらにインターンシップ生だった私の意見も聞いてくれました。職種関係なしにサービスを良くしていこうというスタンスがとても良いと感じましたし、働いていて楽しかったです。

──インターンシップを13社受けた上で、サイバーエージェントに入社を決めた理由を教えてください。

新卒や内定者など立場関係なく、新機能や新サービスの責任者を任されているところです。まさに、私が内定者アルバイトをしているCyberFightも、20卒のエンジニアが開発責任者をしています。

また、サイバーエージェントには、「ABEMA」や「タップル」などサービス規模が大きいプロダクトがある一方で、スタートアップもあります。様々なフェーズの会社があるからこそ、いろんな経験を積むことができるところも魅力に感じました。

──他社と悩みませんでしたか?

あまり悩みませんでしたね。インターンシップに参加して二週間くらいで第一志望になりました。とにかく成長できる環境を求めていたので、若手活躍文化が根付いているところは、本当に魅力的だと思いました。もともと、エンジニアとして成長するためには、優秀なエンジニアの中で働くことが最優先だと思っていました。ですが13社のインターシップを経験したことで、若手活躍文化も同じくらい重要な要素だと気づいたんです。サイバーエージェントでは1~2年目のエンジニアがプロダクトを牽引していたり、年次関係なく責任ある仕事を任せてもらえる。自分の実力より少しハードルが高い仕事に挑戦することで、より成長が加速するということを肌で感じました。技術力が高いエンジニアが集まっている会社はほかにもありましたが、若手活躍文化がカルチャーとして定着しているサイバーエージェントなら、より最短でエンジニアとして実力がつけられそうだと思いました。

加えて、ただ若手に任せるだけでなく、トレーナーがついてコードレベルで目標設計をしていく仕組みと、毎週フィードバックをしてくれる環境があるところも決め手となった要素でした。「この週は、これを頑張れば良い」という頑張りどころが明確になり、この環境なら継続的に成長できそうだと思ったんです。

──この時期、就職先としてどの企業を選べばいいのか迷っている人もいると思います。

考えるより行動してみた方が良いと思っています。情報収集をしたりインターンシップに参加したり、とにかく動くことが大事。その過程で自己分析も深まっていくのではないでしょうか。

私は早期選考のサキドリ選考でサイバーエージェントを受けたのですが、選考の過程で人事が何度も面談を通して就職活動のサポートをしてくれたので、思考が深まり大変ありがたかったです。サキドリ選考は面接へのフィードバックをもらえますし、仮にお見送りになったとしても本選考で再チャレンジ可能なので、少しでも気になったら受けてみるのが良いと思いますね。

 

目指すのは柔軟で安定感のあるエンジニア

──現在、内定者アルバイトをしていますが、どのようなことをしていますか?

CyberFightでリリース前の動画配信サービスのアプリ開発をしています。私はまだ内定者アルバイトなんですが、新規のプロダクトかつ、まだ世の中でも比較的新しい技術であるFlutterでの開発に挑戦させてもらっています。

サイバーエージェントでは、Flutterを扱っているプロジェクト間で勉強会や知見共有会を開催しているほか、いつでも質問し合えるよう連携しています。スタートアップのような環境で働きながら、大企業のメリットも受けられるのでとても心強いです。

──どのようなエンジニアを目指していますか?

柔軟で安定感のあるエンジニアになりたいと思っています。サイバーエージェントには、「この技術がサービスに役立つ」と判断できれば、積極的に取り入れていこうという文化があります。この環境をいかして、技術に固執することなく、変化を楽しむ柔軟さを持って取り組んでいきたいです。

また、経験に裏打ちされた安定感も身につけていきたいです。CyberFightのネイティブチームは私を含め4人いますが、誰もFlutterを触ったことがありませんでした。ただ、私と他3人との決定的な違いは、開発の経験があるかどうか。先輩たちは、「こういうことがあるなら、ここで手を打っておいた方が良い」という提案をどんどんしています。先を見越して予防線を張れるので、大きなトラブルなく安定感のある開発ができていると思います。内定者アルバイトである今からたくさん経験を積んで、柔軟で安定感のあるエンジニアになりたいと思っています。

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2022年に新卒入社し、グループIT推進本部 CIUでエンジニアを務める渋谷は、Go領域のNext Expertsも担当しています。サイバーエージェントグループの事業を支えるプライベートクラウドを開発する渋谷に、クラウドネイティブに求められる技術や、Goのプロダクト導入のノウハウを聞きました。

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