Mリーグ2020最終章!ファイナル進出チームからのメッセージ

プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2020」ファイナルシリーズがついに開幕します。
そこで、ファイナル進出4チームの代表者に
・セミファイナルでのベスト対局
・ファイナルにかける想い
を聞きました。
どのコメントも胸が熱くなるものばかり。今夜の熱戦の前にぜひご覧ください!
渋谷ABEMAS
──多井選手が選ぶ、セミファイナルシリーズのベスト対局は?

多井選手
4/23の第2試合。
この試合でトップを取ってからそれまでの流れが一気に変わり、首位を奪還してセミファイナルを終えることができたと思います。

──ファイナルシリーズへの意気込みをお願いします!

多井選手
いや~渋谷ABEMAS、良いチームですね。(笑)
コロナ禍において、満足にチーム練習も出来ないまま麻雀力とメンタルを保つのは大変だったと思いますが、チームメイトが本当に頑張ってくれました!
今となっては独走の首位通過を喜ぶよりも、レギュラーシーズンで300p以上削られ、セミファイナルでも270pほど削られたポイントがもったいないと思うほどです。(笑)
ここまで勝っておいて、ファイナルのたった12戦の不運で優勝を取りこぼすわけにはいかないので、これまで以上に慎重に丁寧に一打一打を大切にしていきたいと思います。
最後に
5/10から始まるファイナルシリーズをさせていただける事に対し、Mリーグに関わる全ての皆様、そしてファンの皆様へ心より感謝申し上げます。
KADOKAWAサクラナイツ
──岡田選手が選ぶ、セミファイナルシリーズのベスト対局は?

岡田選手
4/22の第1試合、私が大きなトップを取った半荘です。
セミファイナルの3戦目で、その前の2戦がラスは引かなかったものの中々トップ争い出来ずストレス溜まってたので、かなり気持ちよく勝ち切れて嬉しかったです。

──ファイナルシリーズへの意気込みをお願いします!

岡田選手
KADOKAWAサクラナイツにとって2回目のファイナル進出になりました。
去年は1位でセミファイナルを通過したものの、開幕いきなり4連続ラス。そのまま一回もトップを取ることなく、4位でシーズンを終えました。サポーターの皆さんも悔しい思いをしたと思います。
しかし、今年は新たに強い戦力の堀さんを加えてリベンジしに行きます!
去年の敗戦の経験はサクラナイツにとって大きな財産になったので、今年はそれを生かして絶対に良い結果を報告します!
サポーターにドキドキする楽しい麻雀を魅せたいと思います。
是非楽しみにしてください。
赤坂ドリブンズ
──園田選手が選ぶ、セミファイナルシリーズのベスト対局は?

園田選手
4/20の第2試合、たろうさん(鈴木たろう選手)の四暗刻です。
ツモり三暗刻のテンパイを取らずからの四暗刻成就です。
選択がある四暗刻って美しいですよね。
ラス目からというのもいいですね、順位点期待値を考えると100pt近くになるアガリ。
全チームの中で唯一役満が出ていなかったドリブンズの初役満がチームの状況を一気に変えました。
また、精神面においても、この日以降の残り試合を敗退の危機を感じることなく打てるようになったのもよかったと思います。

──ファイナルシリーズへの意気込みをお願いします!

園田選手
さて、ファイナルに向けてですが、首位のABEMASとは約500pt差。これが半分になって約250pt差になります。
直接対決でこのpt差は見た目ほど大きな差ではありません。
というのも、たろうさんの四暗刻のトップでABEMASとの差はわずか30ptまで迫っていたのです。
そこからの8戦で、しかもすべてが直接対決ではない中で500pt差まで開いてしまったこと(悲しいことですが・・・)を考えれば、12戦の直接対決での250pt差なんて取るに足りない差だと思いませんか?
全チームが首位チームを苦しめる選択を続けるのであれば、少しの確率の偏りで優勝できるかもしれません。
ファイナルの12戦はいよいよすぐ目の前に見えてきたゴール=優勝を目指す戦いとなり、ゴールまでに距離がある普段の対局とは少し異なります。
これまでのようにゲームごとのポイントを最大化する選択ではなく、優勝確率を最大化する選択を繰り返していくことになります。
多くの局面において前者と後者に選択の違いは生じませんが、順位点が絡む局面などでは普段と違った選択をすることもありそうです。
自分の打てる最高の麻雀をミスなく打つことは大前提で、その中で優勝確率を最大化する分岐を常に考え、選択できるよう全力で努めます。
優勝するための多くの思考と選択を楽しみにしていただければと思います。
EX風林火山
──二階堂選手が選ぶ、セミファイナルシリーズのベスト対局は?

二階堂選手
4/30の第2試合。南2局~オーラス。
ラス目で迎えた親番。絶対2着以内に入らなければならない強烈なプレッシャーの中、園田選手のダブルリーチが炸裂!
この世の終わりを垣間見た瞬間であったが、なんと流局でしのぎきり、次局も渾身の裸単騎で親の堀選手の猛攻をしのぎまたしても流局に。
次局南3局2本場に10002000(2本場)を和了りきりオーラスに望みを繋いで、最後は劇的な2000点でファイナル出場!
ベスト対局は通常1局だが、特別に4局選ばせてもらった。
結果だけ見ると流局ー流局ー10002000ー2000だが、どれだけの思いが結集し、どれだけ価値ある4局だったことだろう。。点数や役ではない計り知れないなにかがそこにはあった。

──ファイナルシリーズへの意気込みをお願いします!

二階堂選手
背水の陣で臨んだ今シーズン、半歩引けば漆黒の深海に沈んでしまうセミファイナル最終戦をしのぎ切りました!
全国のファンの皆さんが力をくれました!
この勢いでファイナルも一気に駆け抜けます!
応援よろしくお願いいたします!
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サステナブルな地域社会へ向けた、未来志向の行政DX
【対談】福井県×サイバーエージェント

昨今、耳にしない日はないDX。当社では小売・行政・医療の分野をはじめエンターテインメント業界でもDX推進を支援しています。
2020年に立ち上げた行政DX専門組織※1では、「誰一人取り残されない」行政のDX支援を目指していますが、本記事では、行政におけるDXがどのように持続可能な社会につながっていくのかを考えます。
お話を伺ったのは、福井県のDX推進監(CDO)米倉氏。福井県は全国で初めて道路規制情報に関する問い合わせ対応にAI音声対話サービスを導入したり、国内外の企業が持つ技術・サービスを用いた実証プロジェクトを誘致するなど、自治体DXの成功例と言っても過言ではありません。
行政DXの「3大課題」は人材・現場の抵抗・予算という調査結果※2もありますが、福井県ではどのように“現場主体”でDXを推進しているのか。また、DXの先に描く未来とは。米倉氏と、当社の淵之上が行政DXの意義について語ります。
※1 2020年4月官公庁・地方自治体向けDX推進支援の専門部署「デジタル・ガバメント推進室」。11月開発組織「GovTech開発センター」設立。
※2「DXの取り組みに関する調査」/日経BP 総合研究所 イノベーションICTラボ
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