決議から9営業日で開催?!
CA史上初の「オンラインあした会議」をレポートします!

Other

新規事業を創出する場として、サイバーエージェントで伝統的な経営会議となっている「あした会議」。役員がチームを持ち、ドラフト会議で選抜された社員と共に約1ヶ月の準備期間を経て、代表藤田へプレゼンする形式で行われます。

現在、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっていますが、このタイミングだからこそ検討すべき事業案があるのではないか、アイデアを出し合うべきなのでは、と話し合われた結果、オンラインあした会議の実施が役員会で決議されました。

誰も経験したことのないオンラインでのあした会議。さらに、開催は9営業日後!

決定時は、すでに原則リモート勤務への移行が完了するなど、様々な制約のある中で、どのように行われたのか?その様子をお届けします!

Profile

  • 全社推進部 事業推進室 
    原田良美

    2013年に株式会社シーエーアドバンスへ中途入社。その後、2015年にサイバーエージェントへ転籍。現在は事業推進室にて、あした会議や決算戦略説明会、女性横断組織CAramelなどのプロジェクトを担当。

決議後、1時間後に運営会議が始まった

──最初に9営業日後にあした会議をすると聞いた時、率直にどう思いましたか?
 

氏名

原田

役員会が終わって1時間後に招集され、「やることになったから」、と(笑)。日程は14日と聞いて、5月かと思ったらまさかの9営業日後でした。イメージが湧かなくて、苦笑いというか大絶叫でしたね(笑)あした会議の運営に参加するのは今回で3回目ですが、いつもの準備期間を考えると、間に合わないなと。

そして、役員がメンバーを選抜する「ドラフト会議」の開催は、その翌日。それを聞いた1秒後には役員の予定を抑え始めました。

ドラフト会議の様子
ドラフト会議の様子

──ドラフト会議はオンラインの実施でもスムーズでしたか?
 

氏名

原田

全く問題ありませんでしたね。通常は、役員がメンバー候補の名前をあげて、運営がホワイトボードに記入するという流れで行いますが、スプレッドシートで代替したことによって、かなりスピード感をもって対応することができました。オンラインの方がスムーズだったのでは?というくらいです。

いつも、ドラフト会議は和気あいあいとした雰囲気で盛り上がりますが、オンラインでも変わらずでした。それぞれの壁紙についてや、どこから参加しているかなど、オンラインならではの雑談をして場が和んでいました。

いよいよ当日!オンラインでどのように行われたのか?

<スケジュール>
13:00 開会式・オンライン抽選会
13:10 1案目提案 
14:20 休憩
14:45 2案目提案
15:40 休憩
15:50 ブラッシュアップ
18:20 ブラッシュアップ後 再提案
19:00 総括・表彰
19:40~ オンライン懇親会!

 

──まず最初に、プレゼンの順番を決めるオンライン抽選が行われましたね。
 

氏名

原田

抽選の方法は様々な案が出たのですが、スピード感とオンラインっぽさを忘れないというところを検討した結果、リーダーがトランプの番号を指定して運営がめくるという流れにしました。チームのメンバーもドキドキしながら見つめていたと思います(笑)。

参加者のメッセグループにて、リアルタイムで得点表が更新
参加者のメッセグループにて、リアルタイムで得点表が更新

──各チームが設定した、ポップな背景画像も印象的でした。
 

氏名

原田

通常のあした会議では、バックパネルを制作して会場の雰囲気づくりをしていたので、それを代替できるのは何だろう?と考えたんですね。それで、今回独自の背景画像を制作して、会全体の一体感が出るようにしました。チームごとに色は変えましたが、デザインは同じにして統一感をはかっています。

各チームが競争するイメージを表現しました。チーム数が多かったため、背景やランキングにしたときに画面上でチームを把握しやすくなるようにしています。

──チームのプレゼンが終わるごとに、得点表がリアルタイムで更新されていきましたよね。運営上のこだわりだったのでしょうか?

氏名

原田

通常のあした会議では得点表が常に会場にあり、参加者が自分のタイミングで確認できるようにしていたので、今回も都度更新してお知らせすることにしました。オンライン開催によって不自由を感じる、ということをなくしたかったんです。

あした会議後の懇親会。全員で「乾杯!」の様子
あした会議後の懇親会。全員で「乾杯!」の様子

──”スーパー推進ズ”(事業推進室の通称)は、半年で約80プロジェクトの推進を担当する部署ですが、今回は異例尽くしの運営でしたね。
 

氏名

原田

今回は5名で運営しましたが、準備期間が限られていたので、全員が自分でやらなければいけないことを見つけ、率先して動いていたからこそなんとか実現できました。

リアル開催時に会場にあるものはすべてオンラインで用意するという執念もあったので、徹底して事前にシミュレーションしました。システム部門が全面的にバックアップしてくれたので、実会場となるシステムを使って、司会進行とオペレーション動作など、本番さながらの通しリハーサルを3-4回はやりましたね。

全体の提案数は27案!16案が決議・実行決定!

──終了後にはオンライン懇親会が開催されましたが、優勝チームと最下位チームに準備した特別背景も盛り上がりましたね。
 

氏名

原田

リアル開催だと優勝チームにはトロフィーやメダルを渡しますが、今回はそれができない。オンラインだからこそできることって何だろう?と考えた時に、ちょっとドヤれる、王様のような背景にしようというアイデアが出ました。遊び心で最下位チームにも特別背景を用意して。想像以上に盛り上がって良かったです。

──今回の【決議案 16案/提案数 27案】は、通常開催と比べていかがでしょう?
 

氏名

原田

変らないですね。むしろ、いつもより多いくらいかもしれません。短い準備期間で、参加チームもかなり追い込まれながらアイデアを出し合っていたと思いますが、このスピード感で決議案を生み出せるのは、サイバーエージェントの強みだなと改めて感じました。

翌日には「今月末うちの事業部でもあした会議を開催することにしたので、運営お願いします!」と、ある事業部から相談があって。上手くいった取り組みをすぐにグループで横展開するのも、うちの会社らしいですね(笑)。

この記事をシェア

公式SNSをフォロー

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • Line

記事ランキング

【薬剤師社員が解説】健康管理がもっと便利に!家族の絆も深まる薬急便電子お薬手帳とは?

Other

ドラッグストアや薬局を中心とした医療機関のDXの推進を支援する(株)MG-DXでは、オンライン診療・オンライン服薬指導・処方せん事前送信ツールの「薬急便」を2020年12月より提供しています。
今回のアップデートでは厚生労働省の公表する電子版お薬手帳ガイドラインに対応し、マイナポータルと連携しました。
プレスリリースにあわせて、機能拡充した「薬急便お薬手帳」の魅力をMG-DXの薬剤師社員・廣瀬がわかりやすく解説します。

Page Top