チームマネジメントに興味がなかった私が目指す、自分らしいリーダー像

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2021年3月に発表された「ジェンダーギャップ指数」で、日本は120位。主要7カ国で最下位となり、日本全体で女性管理職比率の低さが問題視されています。

そんな中、子会社独自の取り組みを行うのは株式会社CyberZ。女性活躍を中心としたダイバーシティの推進を目的に、2020年10月よりCDO(Chief Diversity Officer)室を設立しました。

今回は2020年新卒入社で、同年全社表彰の新人賞を受賞。CDO室のメンバーとしても活動する社員にインタビュー!CDO室が取り組む女性リーダー輩出プログラム「WoW」のを通じて、キャリア志向に変化があったと話す彼女に話を聞きました。
 

※次世代女性活躍推進プログラム「WoW」 CyberZ独自の組織CDO室が運営する女性の幹部・リーダーの輩出プログラム。WoWとは「Way of Woman」の略で、女性の道を自ら切り開くことに願いを込めた取り組みで、活躍したい、成長したい、チャレンジしたいという想いをもつ女性へ向けた選抜型のプログラムです。参加メンバーにはWoW特別研修プログラムや代表の山内直下のワーキンググループへの参加、社外の女性役員との接点の提供、勉強会の実施など独自のプログラムを行っている。

参考: CyberZ、女性活躍推進するCDO(Chief Diversity Officer)室を設立し、女性幹部輩出を目的とした女性活躍推進プログラム「WoW」を本格始動
 

マネジメントとプレイヤー
どちらかを選ぶ必要はない

 ──CyberZが独自で取り組む女性の幹部・リーダーの輩出プログラム「WoW(※)」は定員の2倍を超える応募があったと聞きました。なぜ参加しようと思ったんですか?

  稲葉 晟菜(イナバ セナ)  
 
2020年4月にサイバーエージェント入社。同年、CyberZの関連子会社であり、フィギュアブランド「SHIBUYA SCRAMBLE FIGURE」を始めとした、グッズ事業などを手掛ける株式会社eStreamへ配属。 プランナーとして、人気IPコンテンツを使ったエンターテインメントスナック菓子のコンビニエンスストアへの流通販売事業展開や、アニメコンテンツを中心としたフィギュア開発と販売流通に従事。更に、昨今のコロナ情勢において音楽ライブ等のエンタメ事業全体が大きな打撃を受ける中、某有名アーティストのオンラインライブを成功に導き、2020年10月サイバーエージェントグループ全社表彰「CyberAgent AWARDS 授賞式」にて「グッドスタート賞」を受賞。
 稲葉 晟菜(イナバ セナ)

2020年4月にサイバーエージェント入社。同年、CyberZの関連子会社であり、フィギュアブランド「SHIBUYA SCRAMBLE FIGURE」を始めとした、グッズ事業などを手掛ける株式会社eStreamへ配属。 プランナーとして、人気IPコンテンツを使ったエンターテインメントスナック菓子のコンビニエンスストアへの流通販売事業展開や、アニメコンテンツを中心としたフィギュア開発と販売流通に従事。更に、昨今のコロナ情勢において音楽ライブ等のエンタメ事業全体が大きな打撃を受ける中、某有名アーティストのオンラインライブを成功に導き、2020年10月サイバーエージェントグループ全社表彰「CyberAgent AWARDS 授賞式」にて「グッドスタート賞」を受賞。

プレイヤーとしてスキルを磨きたいという想いが強かったからです。

ありがたいことに入社半年で新卒を対象にした表彰でノミネートされたのですが、ちょうどその頃から自分のスキルに課題を感じていました。仕事は毎日本当に楽しく、目の前のことを一生懸命取り組むことはできたものの、全体を俯瞰する力が足りないと思い、このままでは行き詰まってしまうと感じたんです。

新人賞を取って終わりにならないように、もう1ステップ上にいきたいという個人のスキルアップを目的としていました。


 ──なぜプレイヤーを志望していたのですか?

プロフェッショナルなプレイヤーとしてずっと現場で働きたいという想いが強かったんです。自分が考えたアイデアが形になることにやりがいを感じ、マネジメントではなく現場の第一線で「新しい企画を考えて実行する人」に特化したいと思っていました。

一方、マネジメントのイメージは、第一線で働くというより、一歩ひいたところでのチームマネジメントが主な仕事だと思っていて、正直に言うとそこまで興味を持てるものではありませんでした。

そんな時にCDO室の取り組みの1つとして始まったのが「WoW」。私も何か新しいことに挑戦をしてみたいと思い応募しました。
 

 ──「WoW」の特徴は?

サイバーエージェントの専務執行役員でCyberZ代表、山内が注力するプログラムなので、役員と一番近い距離でワークができることです。プログラムを通して会社・事業を伸ばすための思考に変わっていったように感じます。

例えば、山内を含めたメッセージグループでニュース記事をもとに関わる事業や仕事にどう生かせるかを発信していたのですが、最初は“感想”を述べることしかできていませんでした。
しかし「感想と意見は違う」というフィードバックをもらい、記事を読み、何を感じ、どうしていくべきなのかという“意見”を述べるように意識し、それを半年間毎日継続することで、自身の意見を躊躇せず発信する力がついていったように感じます。

これだけの会社規模でありながら、役員と近い距離で関わり、学びを直接得ることができるのも、このプログラムの特徴の1つだと思います。


 ──印象的だったワークはありますか?

リーダーシップ研修は特に印象に残っています。というのも自分のキャリア志向が変わるきっかけになったからです。

もともと今後のキャリアを考えた時に、チームを率いていくマネージャーと、自分のスキルを追求していくプレイヤー、どちらか一方を選ばないといけないと思っていて、上述の理由からプレイヤーを志望していました。

ただ、リーダーシップ研修で普段どういう想いでマネジメントをしているのかを聞く機会があり、そこで自身のマネジメントに対する認識が誤っていたと気付きました。


 ──どんな気付きがあったんですか?

1年目、あれだけ目の前のことに集中して安心して働けていたのは、マネージャーが自分の見えていないところでさりげなくフォローし、働きやすい環境をつくってくれていたからだと気付いたんです。私が理想としている現場第一線で仕事をしている方の話だったので、マネジメントという仕事のイメージががらっと変わったきっかけになりました。

また、“マネジメント”と“プロフェッショナル”のどちらかを選ばなければいけないと思っていたのですが、これらは役割が明確に分かれるわけではないということです。
マネージャーになったからと言って、現場から離れるわけではないですし、特に今いる組織は設立したばかりのスタートアップです。社長でもマネージャーでも現場に立って第一線で働いているので、一番危惧していたプレイヤーとしての仕事ができなくなるという心配は全くの見当違いだったと気付きました。
 

「ワクワクして自分らしく働く」を
後輩にも感じてほしい

 ──今後はどんなキャリアを築いていきたいですか?

現在は、一緒に働くメンバーがワクワクして自分らしく働けるようなチームをつくっていきたいと思っています。

2年目になってから内定者バイトの受け入れ担当として後輩と関わるタイミングが増えているのですが、実際に後輩と働き成功する姿や喜ぶ姿を見て、素直にいいなって思ったんですよね。1年目の時、毎日自分らしく働ける環境を作ってくれたマネージャーのお陰で仕事が楽しいと思えましたし、その時の経験があったからこそ今の自分があると思います。
この気持ちを後輩たちにも感じてもらえるように、近しい存在のロールモデルとして後輩に還元していきたいというのが今の目標です。

スキルを磨きプロフェッショナルなプレイヤーでありながら、チームを率いて会社を牽引できるリーダーを目指していきたいと思います。
 

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