プログラミングを武器に、ボーダレスな活躍をする宮崎県のキッズプログラマー

Other

#国際女性デー にあわせ、性別、年齢、固定概念などにとらわれず、自分らしく活躍する女性を紹介する本企画。

独学でプログラミングを始め、わずか半年で全国No.1小学生プログラマーを決めるプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix 」で入賞。さらに翌年は同コンテストで2位を受賞。
現在は世界展開を目指してアプリの開発にまい進する、宮崎県に住むキッズプログラマーの話です。

エンジニアこそボーダレスに活躍できる職業。多様性のある組織を目指して
 「Tech Kids Grand Prix」で審査員を務め、エンジニアの採用や評価制度など技術者の環境づくりにも注力する当社常務執行役員長瀬のインタビューもあわせてご覧ください。

小学生からプログラミングを学ぶ時代の到来

2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化、2024年度よりスタートする大学入学共通テストでは「情報」にてプログラミングが出題・・・。
これからの時代を生きていく世代にとって、プログラミングが重要視されていくことは自明です。

今回で開催3度目となる、全国No.1小学生プログラマーを決めるプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix 2020」でコンテスト史上初、1位、2位を女の子が受賞しました。
そのレベルの高さはSNSでも話題になるほど。
※参考
小学生のプログラミングコンテストのプレゼンがレベル高すぎて危機感を覚える大人達「ワイ引退していいか?」


例年「Tech Kids Grand Prix 」で審査員を務める、当社常務執行役員 技術担当の長瀬は、
『小学生でも、身の周りの社会をしっかり観察し、世の中に働きかける作品が少なくないのですが、女の子のほうがその比率は多いと感じます。』
とコンテストを振り返ります。

現在は男女比率に大きな差があると言われるエンジニア職。これからのエンジニアについて考えるべく、「Tech Kids Grand Prix2020」で受賞した平川晴茄さんに話を聞きました。

独学でプログラミング、半年でコンテスト入賞

平川さん:
『小学4年生の時、学童にあったScratchの本をきっかけにプログラミングに興味を持ちました。
プログラミングについて調べているなかで偶然見つけた「Tech Kids Grand Prix2018 」の動画を見て、自分と同じ小学生が発表しているのに驚いたし、作品についてフィードバックしてもらえるのがいいなと思いました。』

当時、平川さんの住む地域には小学生が本格的にプログラミングを学べるスクールはなく、本などを頼りに独学で始めたといいます。
だからこそ、自分のつくったアプリを客観的にアドバイスしてほしい、そんな気持ちで応募者全員に作品フィードバックがある「Tech Kids Grand Prix2019 」に応募しました。

その結果、1,422件の応募数が集まった同コンテストにて、プログラミングを始めてわずか半年でありながら、企業協賛賞(サイバーエージェント賞)を受賞します。

平川さん:
2019大会では、自分が苦手なそろばんを他の人がわかりやすく学べるようにと
Scratchを使ってアプリをつくりました。
表彰式で長瀬さんに<誰かの役に立ちたいと思うことは、社会課題の解決に繋がる>と言ってもらったことがすごく嬉しかったです。
また、自分がコンテストに出ることで、初心者でもプログラミングが出来ることや、その楽しさを知ってほしかったです。』

プログラミングで身に付いた、21世紀を生き抜く力

「Tech Kids Grand Prix2019 」プレゼンの様子
「Tech Kids Grand Prix2019 」プレゼンの様子

平川さん:
プログラミング言語を覚えて、もっと人の役に立つアプリをつくりたいと思いました。』

より高度な作品開発に挑戦するためテキストプログラミングを学ぶ必要を感じ、その一心で未踏ジュニア(※)に応募し、採択されます。
それから、メンターのアドバイスで考え方や分からない時の調べ方を身につけたり、同期のクリエータの話に刺激を受け長時間勉強するなど、これまで以上の努力を重ねることで、プログラミングのスキル向上に努めてきたそうです。
※経産省所管の独立行政法人情報処理推進機構が主催する、優秀な25歳以下の次世代クリエイターを支援・育成するプログラムである「未踏」の卒業生が、独創的なアイデア、卓越した技術を持つ17歳以下の小中高生及び高専生をボランティアで支援している。

そうして迎えた「Tech Kids Grand Prix2020 」。

平川さんの作品「ぶらっしゅとーく」は、新型コロナウイルスの影響で入院中の祖母と会えなくなってしまったことがきっかけで開発した、離れている人とコミュニケーションを楽しくとるためのタブレット用アプリ。
スマホ操作が苦手な人でも簡単に使えることを重視し、完成までにユーザーテストを繰り返し医者からのアドバイスをもらうなど、ユーザビリティ、アクセシビリティを考え抜いて作られたと、審査員からの高い評価を得ました。

そして見事、2,000件を超える応募の中から第2位、加えて協賛企業賞(LINE賞)とのW受賞を果たしました。

リモートで決勝大会に参加した平川さん
リモートで決勝大会に参加した平川さん

平川さん
『おばあちゃんが使いやすいと喜んでくれたので嬉しかったです。
今は「ぶらっしゅとーく」を使った緘黙症の友達のリクエストを聞いて、音声合成を本人の声で行うコミュニケーションツールを開発中です。そのためにディープラーニングの勉強をしています。
多くの困っている人が使えるように、世界中で使えるサービスを目指したいです。』

目下「ぶらっしゅとーく」の世界展開に向けまい進中の平川さん。そんな彼女の将来の夢、とは。

平川さん
『介護や障がいに関する問題をITで解決できるようになりたいです。
障がいを持った人が使いやすいものは、きっとみんなにとっても使いやすいと思うし、そうしたらもっと身近にいる人を助けることができるからです。』

決勝大会の様子
決勝大会の様子

最後に、プログラミングを学んでよかったことを聞いてみました。

平川さん
『プログラミングを勉強することによって、自分の好きなことを自分で表現できるから楽しいです。
また、何かを調べるときにその情報が正しいかどうか、信頼できるかどうかを考えながら調べる力がつきました。これは他の授業で、調べものをする時や、自分の意見を考えてまとめる時に役立っています。』


プログラミングを学ぶなかで身に付いたのは、ツールを活用し、情報を整理・理解し、活用することだと話してくれた平川さん。それはまさに「21世紀を生き抜く力」
現在、小学6年生の平川さんのプログラミングは、世の中の課題を解決し、社会としっかり結びついています。今後の活躍が楽しみでなりません。
 

この記事をシェア

公式SNSをフォロー

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • Line

記事ランキング

「“憂鬱でなければ、仕事じゃない”に救われてます・・・」DリーグCyberAgent Legitのリアル

Other

2021年1月に開幕した日本発のプロダンスリーグ「Dリーグ」、当社もチーム「CyberAgent Legit(以下Legit)」としてリーグへ参加をしています。
シーズン後半に差し掛かった「Dリーグ」をもっと多くの人に楽しんでもらうべく、Legitオーナー藤田、監督FISHBOYの対談を実施しました。
プロ麻雀リーグ「Mリーグ」の立ち上げ経験から藤田は「Dリーグ」をどう見るのか、FISHBOY氏が赤裸々に語るチームの状況など、特別インタビューをお届けします。

Page Top