現在の仕事内容とやりがい教えてください。
株式会社AI
Shiftで音声対話システムの研究開発に携わっているほか、論文執筆や学会発表、大学との共同研究を行っています。
自分の専門領域である自然言語処理の知識を活かして、事業面・学術面両軸で活躍できるところにやりがいを感じています。
現在のチームの構成と特徴は?
私の所属するAIチームは8名おり、各メンバーが音声認識、対話戦略、言語理解といった専門領域を持って研究開発を進めています。(2022年11月16日現在)
特徴的な点として、学会発表を積極的に行っていることが挙げられます。毎年人工知能学会や言語処理学会などの国内学会に論文を投稿しているほか、今年(2022年)は査読付き国際学会に共同研究の論文が採択されました。
仕事とプライベートのバランスは?
もともと自然言語処理や機械学習が好きなのもあり、プライベートでも論文を読んだりすることは結構あります。
ただ、そのときは仕事で取り組んでいるテーマとはなるべく外れた論文を読むよう意識してバランスを取るようにしています。
こうすることで頭のリフレッシュになりますし、一見関係無さそうな知識が思わぬところで役に立つこともあります。
活用している福利厚生/制度は?
家賃補助制度 (2駅ルール・どこでもルール)を利用して会社から徒歩圏内のところに住んでいます。満員電車に乗らずに済んでいるので非常に快適です。
後はAI事業本部のグッジョブ制度を使用してモニターとキーボードを購入しました。
サイバーエージェントの魅力とは?
様々な分野のエキスパートと一緒に働けることです。
業務ではAI
Labの音声や対話、強化学習のリサーチサイエンティストと定期的に議論、研究を進めており、社内ゼミにおいても経済学チームの方々と関わっています。
いろいろな研究分野や考え方に触れていると良いアイデアが出てきやすいですし、何よりとても楽しいと感じます。
エンジニアを目指した理由は?
よくある話ですが、小学生の頃に「自分でゲームを作ってみたい」と思ったことがきっかけでした。
その後ゲームエンジニアになろうと高専に入学したのですが、入学とほぼ同じタイミングで流行り始めた深層学習の方に強く興味を持ち、今に至ります。
エンジニアになるために学生時代頑張っていた事は?
研究とインターンシップです。
研究で鍛えられる論理的思考力、文献調査、文章(論文)執筆などのスキルは、エンジニアにとっても必要なものです。
また、インターンシップでは、研究と実応用のギャップやビジネス的視点などを学ぶことができました。
どちらもとても有意義で楽しい経験でした。
学生時代に頑張っておけばよかった事は?
コンピュータ・サイエンスに関する基礎知識をもっと幅広く身に付けておけばよかったと思っています。
基礎知識がしっかりと身についていれば、新しい技術のキャッチアップももっと素早くできただろうなと思います。