アニメ史に残るヒットIPを!オールサイバーエージェントで挑むアニメ事業本部の野望

サービス

日本のみならず世界で人気の日本のアニメ。近年のアニメ業界はIPビジネスが注目され、成長市場の1つとなっています。当社でも「アニメ史に残るヒットIPを⽣み出す」というビジョンを掲げ、2020年10月にアニメ事業本部を設立しました。

責任者は椛嶋 麻菜美。「ABEMA」でも人気を誇るアニメ専門チャンネルを立ち上げた、当社のアニメへの取り組みにおける第一人者の1人です。彼女が狙う大きな野望と覚悟、愚直な姿勢が詰まったインタビュー。

アニメ事業本部 本部長 椛嶋 麻菜美 / 2007年入社。広告代理部門の子会社CAテクノロジー・CyberZの立ち上げに従事し、2015年「ABEMA」の設立に携わりアニメのチャンネル責任者を務める。2020年にアニメ事業本部を設立し、アニメ企画プロデュース、原作IP開発、IPへの出資を行い、アニメ領域の事業拡大を担う。
アニメ事業本部 本部長 椛嶋 麻菜美 / 2007年入社。広告代理部門の子会社CAテクノロジー・CyberZの立ち上げに従事し、2015年「ABEMA」の設立に携わりアニメのチャンネル責任者を務める。2020年にアニメ事業本部を設立し、アニメ企画プロデュース、原作IP開発、IPへの出資を行い、アニメ領域の事業拡大を担う。

サイバーエージェントのアニメを創る、アニメ事業本部

まずは、“サイバーエージェントのアニメ”として専門組織を設けた「アニメ事業本部」の成り立ちから説明させてください。

2016年の「ABEMA」開局当初より、常に番組視聴数ランキングをアニメ番組が占めるほど、アニメコンテンツは高い人気がありました。
開局から1年経った頃、代表の藤田から「アニメ領域にもっとチャンスあるかな?」といった話があって。
それが「サイバーエージェントでアニメをビジネスにしたらどんなことができるだろう?」と考えたきっかけです。

当時、海外資本の配信プラットフォームにおけるアニメ作品の拡充が顕著で、それが追い風となり、日本のアニメ市場も約1.8兆円を超え、3年連続で成長するなど拡大傾向でした。
そこでまずは2017年にアニメIPへの投資に特化したファンド「CA-Cygamesアニメファンド」をCygamesと共同で組成。他社幹事アニメ作品への出資を行い、配信権やゲーム化権などを取得し、アニメビジネスをスタートしました。

それから1年後、アニメ制作経験の豊富なプロデューサー人材もジョインし、アニメレーベル「CAAnimation」を設立。アニメ制作事業へ本格参入しました。
サイバーエージェント主導で原作開発を行い、アニメ×ゲームのオリジナルIPのプロジェクトがいくつかスタートしました。メディアミックスを前提に企画開発・プロデュースを行い、アニメ制作会社の動画工房やラルケと一緒に、アニメ制作を進めながら、ゲーム子会社によるゲーム化も同時並行で行っていきます。
さらに「ABEMA」と連動することで、サイバーエージェントだからこそできるアニメIPのヒットの形を創出したいと考えていました。

その後、グループのCyberZeStreamと連携し、これまで自分達だけでは運用できなかった、国内・海外の二次利用ビジネスを実行する体制をつくっていきました。
走りながら、武器を徐々に増やしていっている最中ですが、自社IPをヒットさせて、サイバーエージェントをもう一社立ち上げてやるぞ、という気概をもって、アニメファンドとレーベルの機能を統合した「アニメ事業本部」を立ち上げました。

アニメ事業本部の作品ラインナップ(一部)

アニメ事業本部がこれまで手掛けた作品について

2019年に、アニメ×ゲームIPとしてプロデュースしたTVアニメ『IDOLY PRIDE -アイドリープライド-』を世に出したところ沢山の反響をいただきました。また事業としても好調で、このケースのように良い作品を生み出し、アニメビジネスとしても良いサイクルをつくっていきたいと思っています。

昨年10月クールに放送した『プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~』は、アニメ・ゲーム化が前提のプロジェクトで企画開発からアニメ放送までに約5年ほどかかりましたが、今後は事業サイズも着実に大きくしていくべく、新規オリジナルIP開発と平行して、出資タイトルのライセンスビジネス展開と、原作タイトルのアニメ化も進めています。

今現在、2025年と、さらにその先の企画を練っていますが、なにがヒットするなんて正直分かりません。自分も含めて、プロデューサーが情熱を注ぐ企画を信じて、世の中に仕掛け続けようと決めてます。みんなで成功体験も失敗体験も積み上げながら、着実に前進していきたいと思っています。



「プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~」栃木県日光市を舞台にアイスホッケーに青春をかける少女たちを描いた物語。2021年10月よりアニメ放送、2022年3月ゲームリリース予定。
「プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~」栃木県日光市を舞台にアイスホッケーに青春をかける少女たちを描いた物語。2021年10月よりアニメ放送、2022年3月ゲームリリース予定。

アニメ×ゲーム×メディア×広告、一気通貫のIP展開力が強み

ゲーム・メディア・広告。サイバーエージェントの主たるビジネスにアニメIPをかけ合わせて、縦横無尽に、新しい収益源を生み出していく動きができるのが、アニメ事業本部の強みだと思います。

新しい領域へ張っていくスピード感、実績をまず創って、スケールさせる組織力。固定概念が全くないメンバーでやってるので、そこが最大のチャンスかなと思います。

主戦場をアニメ市場にして感じたのは、いろんなプレイヤーがビジネスの収益構造を見直すような過渡期だということです。大ヒットしたアニメも、そのまた逆も、沢山の事例が生まれて、各事業主体がそれぞれの強みを、尖らせていかねばならないフェーズだと感じます。
「アニメ制作」における実績が少ない我々からすると、正直、竹槍1本で戦場に飛び込んだような感覚もあるのですが...(笑)

最後発だからこそできる、先駆者の背中を愚直に見習いつつも、世の中の変化に柔軟にスピード感もって、自分たちにしかできない挑戦をしていきたいと思います。
 

アニメ業界に風穴をあけたい

ここ数年大ヒットした作品をみても、緊急事態宣言解除後にファミリーが映画館を連日埋め尽くしたり、流行語に入る作品がでるなんて、当初は誰も予想できませんでした。これらを超えるような、次のヒットのハードルが高くて、毎日打ちのめされそうになったりもしますが...結局は、腹をくくって、やりきったところが生き残ると思っており、「サイバーエージェントらしいアニメビジネス」の形を創っていきたいです。

これからアニメ業界を担っていくであろう次世代のアニメプロダクションとの取り組みも広げていきたいですし、アニメビジネスにおいて新しい収益源をつくって、市場の成長に貢献できればなと思っています。そういう意味で、アニメ業界に風穴をあけていければと思っています。

新世代メディアミックスプロジェクト『テクノロイド』

先日、アニメ事業本部が新たに手がけているオリジナルIP『テクノロイド』の、スマホゲーム『テクノロイド ユニゾンハート』をリリースしました。
ゼネラルプロデューサーの田中宏幸がサイバーエージェントにジョインする以前から、Elements Garden代表の上松範康さんとじっくり温めていた企画で、構想から5年近い年月を経て、ようやくお披露目することができました。年内に、アニメ放送も予定しています。
『テクノロイド』は、サイバーエージェントとエイベックス・ピクチャーズ、Elements Gardenで共同制作する、アニメ・ゲーム・音楽を連動させたメディアミックスプロジェクトで、アニメ制作を動画工房、ゲーム開発をワンダープラネットが担当しています。アニメ事業本部では、原作開発からアニメ・ゲームの展開までトータルプロデュースしています。

『テクノロイド』のみどころは楽曲。「テクノ」をアニメ音楽に取り入れるという新しい挑戦をしていて、凄くカッコいいので、ぜひ視聴いただきたいです。
また、本作がデビュー作となる声優も何人か起用しており、作品全体を通して、「次世代感」が本作の魅力だなと感じています。そして、イラストレーターLAMさんが手掛けるキャラクター原案が、クールでカッコよくてそして、愛おしいです。

ゲームリリースを先に行い、キャラクターの個性や楽曲に触れてもらい、年内発表するアニメで物語がひとつに繋がっていきます。『テクノロイド』が、何年も何十年先にもみなさんに愛されるコンテンツになっていければいいなと願っています。
 

「アニメ史に残るヒットIPを⽣み出す」その日までやり続ける覚悟

先ほど、愚直にやり続けるしかないと話しましたが、本当にそれに尽きるなと思っています。いいものを作るためにはある程度の投資も覚悟して臨む必要がありますし、中途半端な仕事にしちゃいけない。
新しい成功例を作ってみたいですし、日本発の世界を代表するアニメIPを生み出す、みんなで胸を張ってその結果を実感できるその日まで虎視眈々と、頑張っていきます。

■お知らせ
スマートフォン向けゲーム『テクノロイド ユニゾンハート』
App Store・Google Playにて配信開始!

「kokoro」を育むパズルアドベンチャー
『テクノロイド ユニゾンハート』(テクユニ)

ゲーム開発・運営:ワンダープラネット
原案:上松範康×RUCCA×Elements Garden
原作:芝浦アンドロイド研究室
キャラクター原案:LAM
音楽:Elements Garden×RUCCA

◆『テクノロイド ユニゾンハート』ダウンロードURL
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id1599225996?mt=8
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.cyberagent.technoroiduh


 

史上初の女子アイスホッケーゲーム
『プラオレ!~SMILE PRINCESS~』(プリオレ)

ジャンル:美少女アイスホッケー育成シミュレーション
ゲーム開発・運営:DMM GAMES
プラットフォーム:DMM GAMES/App Store/Google Play
原作:プラオレ!メディアミックスパートナーズ(CyberAgent/EXNOA)
原作キャラクターデザイン:Craft Egg

◆『プラオレ!~SMILE PRINCESS~』事前登録URL
​​公式サイト/DMM GAMES 版事前登録:https://game.puraore.com/
App Store/Google Play 版事前登録:https://puriore.onelink.me/DqDf/59b4d049
 

この記事をシェア

公式SNSをフォロー

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • Line

記事ランキング

サステナブルな地域社会へ向けた、未来志向の行政DX

サービス

【対談】福井県×サイバーエージェント

昨今、耳にしない日はないDX。当社では小売・行政・医療の分野をはじめエンターテインメント業界でもDX推進を支援しています。
2020年に立ち上げた行政DX専門組織※1では、「誰一人取り残されない」行政のDX支援を目指していますが、本記事では、行政におけるDXがどのように持続可能な社会につながっていくのかを考えます。

お話を伺ったのは、福井県のDX推進監(CDO)米倉氏。福井県は全国で初めて道路規制情報に関する問い合わせ対応にAI音声対話サービスを導入したり、国内外の企業が持つ技術・サービスを用いた実証プロジェクトを誘致するなど、自治体DXの成功例と言っても過言ではありません。

行政DXの「3大課題」は人材・現場の抵抗・予算という調査結果※2もありますが、福井県ではどのように“現場主体”でDXを推進しているのか。また、DXの先に描く未来とは。米倉氏と、当社の淵之上が行政DXの意義について語ります。
※1  2020年4月官公庁・地方自治体向けDX推進支援の専門部署「デジタル・ガバメント推進室」。11月開発組織「GovTech開発センター」設立。
※2「DXの取り組みに関する調査」/日経BP 総合研究所 イノベーションICTラボ

Page Top