Career
キャリアインタビュー

松岡 秀樹

ロール:プロダクトマネージャー / 開発メンバー

職種:バックエンドエンジニア

2013年新卒入社。ピグ事業部、OPENREC.tvを経てタップルのバックエンドエンジニアとして従事。これまでに、ネイティブ(iOS/Android)、インフラ、バックエンドを担当。

現在の仕事

マッチングアプリ「タップル」で、iOS、SREを経てバックエンドのPM(プロダクトマネージャー)をしています。会員数が700万人を突破したことでトラフィックが大規模になり、1つ1つの機能の設計がアプリケーションに大きく影響を与えるようになりました。SREチームが基礎を改善し影響を減らす取り組みと、サービスのグロースを両立するために開発フローを整えたり、適切に設計したりしていけるような体制づくりに励んでいます。

今のキャリアになった経緯

これまでバックエンド(SRE/インフラ/アプリ)、ネイティブ(iOS/Android/ゲーム)を経験してきました。チームの規模やフェーズ、技術トレンドなど状況が変わる中で、事業を成功させるためにジョブチェンジしてきた結果です。これは組織と自己の間にあるWill/Can/Mustをという考え方を基にしています。最初は切り替える度に技術を習得するのに苦戦していましたが、徐々に技術を抽象的に捉えられるようになり、スイッチングコストが下がってきていると感じます。

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仕事において大事にしている価値観

大事にしているのは、「カメレオンエンジニアでいること」「口出しと行動をセットですること」「自分のジョブチェンジ以外でも開発力をつくること」です。「カメレオンエンジニア」は、カメレオン俳優をもじったものです。私は好きな技術がある一方で、事業への寄り添いが最も重要だと思っているため、期待されるロールや技術にあわせてジョブチェンジしてきました。ジョブチェンジすると専門性を追求できず評価されないのではないかという意見もありますが、事業を伸ばせない方が怖いですし、その時々で事業や技術に向き合えば結果的に評価に繋がると思っています。「口出しと行動をセットですること」は、有言実行ということです。無関心でいたり口を出すだけだったりしては成長が止まってしまうという危機感を持っています。「自分のジョブチェンジ以外でも開発力をつくること」は、採用や育成にもコミットするということです。時間には限りがありますし、私よりもできる人はたくさんいる。ならば、自分よりできる人を増やすという選択肢が必要だと思うのは必然でした。今では、一緒に働きたいと思う人と働けることや、メンバーの成果が喜びの1つになっています。

将来の目標

しばらくは「タップル」でバックエンドエンジニアとしてチャレンジを続けたいと思っています。アーキテクチャやインフラ構成のような変わりにくいものほど、高度なスキルや長期的な目線で考えた設計が求められます。これは、マッチングアプリ市場で首位を狙うためにも必要不可欠なポイントだと思っています。首位を目指すには、デファクトに追従してそれなりのプロダクトにするだけでは通用しないという危機感があるため、当たり前のことを当たり前にやったうえで、さらに掘り下げていきたいです。

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