Career
キャリアインタビュー

中村 智武

ロール:株式会社CyberZ 執行役員 CTO

職種:バックエンドエンジニア

2012年中途入社。スマートフォンの広告効果測定ツール「F.O.X」のプロダクトマネージャーを務め、現在はゲーム動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」の開発責任者を担当。2020年株式会社CyberZの執行役員 CTO就任。

現在の仕事

大きく分けると役員業務、CTO業務、人事業務、開発責任者業務、マネジメント業務があります。 執行役員CTOとして、CyberZの事業方針や開発ロードマップ策定のほか、開発組織のマネジメントや、「CTO室」のメンバーとともに技術施策の企画運営をしています。 人事業務は主には採用関連がメインです。また、動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」の開発責任者を担当しており、プロダクトの仕様決定、デザインレビュー、リソースや進捗管理、設計レビュー、リリース前確認、トラブル対応を行っています。メンバーとの面談や評価・育成などマネジメント業務にも注力しています。

今のキャリアになった経緯

2012年にCyberZに中途入社し、始めは広告効果測定ツール「F.O.X」の立ち上げに携わり、2015年からは「OPENREC.tv」の開発責任者に就任しました。2020年秋からは執行役員CTOとしてCyberZ全体の開発組織を見ています。責任者として意識していることは、メンバーを信頼し権限移譲をできるだけ行うことです。そうすることで、全員が当事者意識をもった自発的なチームになると考えています。

仕事において大事にしている価値観

「プロフェッショナルであること」「自分は完璧ではない」という2つの意識を大切にしています。専門職であるエンジニアはプロフェッショナルとして、仕事の品質や成果にこだわる意識を常にもつべきだと思っています。「技術力を上げるには何をしていくのが良いか」と聞かれることがありますが、精度の高い良い仕事をするためには普段から地道に努力を積み重ねていくことしかありません。「自分は完璧ではない」は、一見、プロフェッショナルであることと矛盾しているように思えるかもしれませんが、完璧な人間は存在しないという前提をもつことは重要だと考えています。特にエンジニアリングは、些細なミスが重大な不具合や障害につながってしまう世界です。ミスを起こさない心掛けは重要ですが、それ以上に自分はミスをしうる可能性があるのだ、と考える必要があります。人は完璧ではないからこそ、単独の不注意で片付けられないよう、常にチームの連帯責任にすることを心掛けることが、結果として精度の高い仕事につながると考えています。

将来の目標

関わっているサービスを空前の成功と呼べるレベルにしたいと思いプロダクト開発に向き合っていますが、今は色々なことに責任をもたせてもらっているため、事業と会社を更に成長させることで自分の成長につながると考えています。私個人でできることは限られているので、メンバーが成果を上げられる環境を整え、市場にインパクトを与えるプロダクトをつくり続けることで、関わっているメンバーと共に成長していきたいです。

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