Career
キャリアインタビュー

金城 尚志

ロール:プロジェクトマネージャー / 開発メンバー

職種:Android / iOSエンジニア

2015年中途入社。アドテクスタジオ(現:AI事業本部)で Android/iOS の広告 SDK 開発を経験した後、2019年の CL 立ち上げ時から Android アプリを担当。現在はプロジェクトマネージャーを兼務。

現在の仕事

直近はプロジェクトマネジメント業務の割合が大きく、新規機能の仕様検討・調整や、スケジュール管理、QC(品質管理)チームやCS(カスタマーサポート)チームとのやり取りなど、開発をスムーズに行える環境をつくる役割を担っています。仕様検討に関しては、やりたいことの大まかなイメージをもとに、事業として狙うところと、ユーザー体験、技術的な実現可能性などを考慮しながら具体的な仕様に落とし込むところが醍醐味だと思っています。

今のキャリアになった経緯

前職で BLE / iBeacon 用の Android SDK をつくっていた経験から、入社後はアドテクスタジオ(現:AI事業本部) の広告配信プロダクト「AirTrack」配属となりました。 アドテクスタジオに在籍中は Android / iOS どちらも任せてもらい、それに加えて JavaScript ( TypeScript ) SDK も担当しました。広告主・メディア・広告を見るユーザーなど様々な立場から広告に向き合えたこと、毎年のようにルールが変わる Apple / Google への対応、インターネット広告業界全体の健全化への流れなど、貴重な経験になったと思っています。自身のキャリアを考えて「実際にユーザーに触ってもらえるものをつくりたい」という思いが強くなっていたこともあり、メディア事業部に異動し、競輪・オートレースの投票サービス「WINTICKET」で初めてのアプリ開発を経験。その後、LDHコンテンツの映像配信サービス「CL」の立ち上げに携わりました。開発は順調に進んでいましたが、このタイミングでの昇格を機に段々と求められるものが大きくなり、キャリアに悩むように。リーダーはすでにいる、スキルで尖った若手もベテランもいるチームで、自分にしかできないことは何かと考えたときに、他のチームも巻き込んでプロジェクトを進めていくのは得意かもと思い、 プロジェクトマネージャーをやり始めました。初めは小規模な開発プロジェクトをひとつ担当し、徐々に担当範囲を広げていきました。現在は複数のプロジェクトを並行して進めながら、大きめの新機能の検討を行っています。

仕事において大事にしている価値観

大事にしていることは、2つあります。1つは、「やりたいことはまずやってみる、今は機会がなくてもやりたいと言い続ける」です。入社してからこれまでのことを振り返ってみると、基本的にはやりたいことをやってきたと思います。特にサイバーエージェントでは、巡り巡って思いもよらないところからオファーが来ることも多いので、キャリアのことでも何でも、やりたいことがあれば、常にいろんなところで「やりたい」と言い続けるのが大事だと思います。入社したばかりのころ、先輩エンジニアが「好き勝手やってきたら周りが評価してくれた」と言っていたのですが、それはこういうことじゃないかなと最近では思います。ただし、周りの評価は勝手にはついてこないので、やりたいことをやってみるのと同時に、期待値のすり合わせも必要だと思っています。もう1つは、「仕事に依存しない」です。これは前職で社会人一年目のとき当時の上司に言われて、それ以来ずっと意識していることです。仕事ばかりに没頭してしまうと、仕事で行き詰まったりうまくいかないことがあったりしたときに苦しくなってしまうので、頭や気持ちの切り替えができるように、仕事のスイッチをオフにできる時間・場所をいくつか持っておくようにしています。

将来の目標

ロールにこだわりはなく、チームメンバーが気持ちよく仕事できるようサポートする役割を担っていきたいと思っています。現在所属している「CL」ではそれがたまたまプロジェクトマネージャーでしたが、今後は変わっていくかもしれませんし、他のチームに移ったらまた違うかもしれません。その役割を担うために、どんなことが求められても対応できるような柔軟性は持っていたいと思っています。

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