【Ameba20周年】これまでのあゆみと見つめ直した“ブログならではの価値

サービス

当社の事業において、もっとも長い歴史をもつメディアサービスであり、日本のインターネットサービスの変遷とともに変化し続けた「Ameba」が、2024年9月15日に20周年を迎えます。
現在、国内有数のプラットフォームサービスとして生活に根付いた様々なサービスを提供していますが、その中心となっているのが、2004年のサービス提供開始以降、圧倒的な知名度と媒体規模で長年に渡ってユーザーから支持され続けている「Amebaブログ」です。
AmebaLIFE事業本部の下山は、「新たなSNSが次々と台頭したり、様々な社会変化が起きる中、ブログはその価値を進化させてきました」と語ります。

本記事では、「Ameba」のこれまでのあゆみを振り返るとともに、新ブランドスローガン“ありのままが、ここにある。”を掲げた「Amebaブログ」の今についてご紹介します。

 

「Ameba」20年のあゆみ

ー2004年9月、ブログサービスとして「Ameba」が誕生した。

下山:
当時日本でブログサービスが普及する中、後発でブログ市場に参入しました。
競合サービスと比べて不利な面もありましたが、それまでテレビや雑誌などのマスメディアでしか目にする機会のなかった芸能人や著名人の方が「Ameba」を通じて日常を発信したり、ファンとのコミュニケーションツールとして利用し始めると、地道なサービス改善・運用に取り組んでいたことも相まって、「Ameba」の知名度は一気に上がりました。


ーその後、ソーシャルゲームの登場やスマートフォン・SNS普及など時代の変化に合わせて、「Ameba」では多様な事業を手掛けていく。

下山:
ブログに続くAmeba 発のヒットサービスとなったのが、ブログのプロフィールで使うアバターを自由に動かしたり、アバター同士でコミュニケーションができたら面白いのは!という発想から生まれたアバターサービス「アメーバピグ」です。
その後もスマートフォンの普及を見据えて、当時まだ作ったことのなかったスマートフォン向けサービス100サービスの立ち上げを一気に行うなど、時には大胆なチャレンジをすることもありました。


その時々の時代や市場の流れに応じて「Ameba」というブランドの価値を高めたり、掛け算の成長につながる事業やサービスを0から自分たちでつくったり、変化し続けた20年間でした

ー「Ameba」の歴史は、事業やサービスの提供だけではない。
新しい”当たり前”をつくり、世間に様々な影響を与えてきた側面もある。


下山:例えば、今ではSNSやブログを情報源とする報道が様々なメディアでされていますが、事業を始めた当時はそういった報道はもちろんありません。
そのため、独自のブログ発ニュースメディアを立ち上げて話題の醸成を図るなど、他社に先駆けた取り組みやPRも積極的に行ってきました。


ー現在「Ameba」関連サービスとして、ブログサービスのほかにも、ニュースや記事メディア、ポイント交換サービス、電子書籍、占いなど、生活に根ざしたコンテンツを提供している。
なかでも、圧倒的な規模を誇るブログ事業においては、個人の情報発信やノウハウが収益化につながったり、個人や企業のさらなる活躍支援につながるようなサービス・事業の強化を図っているという。

下山:
趣味やスキルが副業になることが今では一般化し、ブログやSNSでの発信を通じて一般の方が活躍の幅を広げたり、ファンを獲得して、収益化までしていくことが当たり前の時代です。
「Ameba」でも、公式アフィリエイトサービス「Ameba Pick」がサービス開始からわずか4年で累計流通額が1200億円を超えましたし、ブロガーさんと共同で商品開発しマーケティング支援を行っているD2C事業では、即完売したブランドもあります。
従来の発信ツールにとどまらず、ブログの活用が広がっています。

 

「Amebaブログ」新ブランドスローガン “ありのままが、ここにある。”

ー「Amebaブログ」では20周年を迎えるにあたりブランドスローガンを新たに制定した。
この先数十年を見据えたときに、“芸能人ブログ”や “ママブロガー”といった従来のイメージからもう一歩踏み込み、ブログ本来の価値を現代のニーズに合わせて伝える必要性を感じたという。


下山:周知の通り、SNSの普及・AIの台頭によって、大量の情報の中から価値ある情報を選び出すことの重要性が高まっています。「どこの誰が、いつどのように発信した情報なのか?」「どのくらい加工されたり、演出されたものなのか?」「だれに共感され、支持・または批判されているのか?」などの情報の評価方法の解像度が一気にあがっています。
結果、いまの自分にとって必要で価値ある情報にたどり着く難易度は上がっていますよね。

「Amebaブログ」では、とある主婦が綴る何気ない日々の出来事が他の誰かの生活に役立ったり、自分の好きなコトやモノを継続して発信し続けたブログが参考情報として活用されたり、実体験をありのまま記した闘病ブログが他の誰かを勇気づけたりすることが、これまでもよくありました。

投稿者が有名人か一般人かに関わらず、誰かにとって必要な情報が日々発信されており、それ自体とても価値がある。
そうしたサービスの実態を『ありのままが、ここにある。』という新しいブランドスローガンで表現しています。

ー経験にもとづいた赤裸々な内容や生々しい情報は、他のSNSにはない“ブログならではの価値”だと下山は強調する。
実際、大手検索エンジンでの「Amebaブログ」に関連する表示回数は、年間200億回(※1)ほどにものぼるという。



下山:この圧倒的な表示回数は、Amebaブログに投稿されるコンテンツがたくさんの生活者にとって価値ある情報源であることを示していると捉えています。
同じテーマでも個々の体験に基づいて提供される情報は“唯一無二のもの”、だからこそ読者の“共感”や“信頼”を生みやすいのです。

ー新コンセプトを表現するビジュアルイメージの作成にも力をいれている。

下山:世界的にデジタル化が進んでいる中、なるべくリアルな世界を表現したいというのが最初のイメージでした。
ライフスタイルをイメージする時に、デジタルのものだけでなく、実際に生きている人間、日々の生活をイメージしてほしいという思いがありました。
そのため今回は全てリアルな写真や動画のみでビジュアルを作成しています。

累計記事投稿数 28億件超、人気ジャンルは生活に根付いたコンテンツ

ー30-50代の女性ユーザーが多い「Amebaブログ」では、特に生活に根付いたジャンルの人気が根強い。

下山:今も昔と変わらず圧倒的な人気を誇っているのが、子育てやファッション・料理・インテリアなど衣食住に関連したジャンルです。ほかにも、釣りやキャンプなどの趣味ブログ、ポイ活やお金にまつわるハウツー系ブログも人気が高いです。
ジャンルは様々ですが、共通点は、多くの人が日常で取り入れやすかったり参考にしやすいこと。

例えば、子育てをしていると毎日何か起きるし、悩みは尽きませんよね。
良いことも悪いことも含め、日々のできごとを心情もありのままに記している先輩パパママのブログに、「自分の子供だけではないんだ」と安心したり励まされる読者がとても多いのです。
インテリアやポイ活といったテーマも、専門的な知識をまとめたものより、主婦ならではの目線や感覚を活かして誰でも真似しやすいコツをまとめたブログの方が人気が高い傾向にあります。

生活者にとって有益な情報(ブログ)が、これまでに28億件以上(※2)投稿されています。

ーまた読者とブロガー、ブロガー同士のコミュニケーションが活発なのもAmebaブログの特徴のひとつだ。

下山:読者からの応援や共感するコメントが、ブログを継続するモチベーションになっているというブロガーさんの声をよく耳にします。


ーオンラインにとどまらず、ブロガーを招待したリアルイベントなども定期的に開催している。

下山:みなさん全国に住んでいて普段集まることもあまりないので、ブロガー同士で情報交換をしたり交流を深められるような機会はとても喜ばれます。実際ブロガーのみなさんにお会いするとものすごい熱量を感じます。
11月には一部のオフィシャルブロガー・トップブロガーを招待する20周年記念イベントを企画しており、新ブランドスローガンを表現した会場デザインや演出のほかに、「Ameba」らしさが輝いたブロガーの表彰式などのコンテンツを予定しています。

ブログを通じて人生を豊かに

ー社会変化に応じて、単なる発信ツールから特定のニーズに応える情報源や収益を得る手段へとその価値を進化させてきたブログ。

下山:今やInstgramやXなど、ブログの他にも色んなプラットフォームやサービスを使って誰でも発信できますし、フリマアプリやスキルシェア、クラウドソーシング、スポットワークなど、隙間時間を活用して個人が簡単に稼げる環境も整っています。

その一方で、ブログでしか出せない価値があると思っています。
その価値を磨き、文章を書くことが好きな人や専門的知見やスキルを持っている人、等身大の発信をしたいと思っている人が、発信しやすかったり稼ぎやすいと感じてもらえるようなサービスを提供していきたいと思っています。

心から良いと思うことや好きなものを多くの方に発信してもらいたい。
そして、その発信を必要とする人に価値ある情報として提供する。

ブログというサービスを通じて、たくさんの方の人生を豊かにしていきたいですね。

※1 Ameba累計ブログ投稿記事数(2024年8月7月時点)
※2 Google Search Consoleより



■「Ameba」ブランドサイト
https://content.ameba.jp/amebalife/

■「Ameba LIFE」インスタグラム
https://www.instagram.com/amebalife/

■「Ameba」20周年特設サイト
https://content.ameba.jp/amebalife/20th_anniversary/

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