「好きなコトを仕事にする責任とこだわり、そして意地」
さまざまな経験を経てたどり着いた、「ABEMA」のスポーツ領域を牽引するマーケターたち

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新しい未来のテレビ「ABEMA」は、2021年『メジャーリーグベースボール』(以下、『MLB』)の生中継をはじめ、2022年には“世紀の一戦”といわれた『THE MATCH 2022』のPPV配信、『FIFAワールドカップ カタール 2022』の全64試合無料生中継など、スポーツ領域の中継・配信を拡大。いま、まさに成長の一途をたどる「ABEMA」のスポーツジャンルですが、その宣伝領域を牽引する船曳健太、鳥光柊治、木田力斗の3名に、仕事内容や今後の展望について話を聞きました。

様々な経験を経てたどり着いた「ABEMA」マーケティングの仕事

――現在のミッションをそれぞれ教えてください

木田:「ABEMA」にてサッカーの宣伝を担当しています。『プレミアリーグ』や『ブンデスリーガ』など、「ABEMA」で放送しているサッカーおよびその周辺コンテンツをいかに視聴してもらえるか、というゴールに向かい、宣伝戦略の立案・実行を行っています。

鳥光:格闘ジャンルの宣伝を担当しています。大きくは2つの役割を持っていて、ひとつは無料生中継の視聴を伸ばすための宣伝戦略を考えること、もうひとつは『武尊 復帰戦 Impact In Paris』のような、「ABEMA PPV ONLINE LIVE」にて配信する格闘ジャンルのPPV視聴チケットの販売数を伸ばすためのマーケティング戦略設計および実行管理をしています。

船曳:『MLB』における「ABEMA」での視聴体験をいかにつくっていくかというのを、宣伝の観点からみています。『MLB』は4月から長期間にわたりほぼ毎日生中継をしているため、中継スタート当初から状況が日々変化していきます。そのため、スポーツ担当部署をはじめとする多岐に渡る部署と密に連携をしながら、施策のアップデートを行っています。
 

宣伝本部 メディアプロモーション室 木田力斗 
2021年新卒入社
宣伝本部 メディアプロモーション室 木田力斗
2021年新卒入社

――3人ともこれまでの経歴はバラバラですよね。それぞれどんな経緯で宣伝本部きたのでしょうか?

木田:2021年に新卒でサイバーエージェントに入社し、宣伝本部に配属となりました。実は、学生時代はテレビ局を中心に就活をしていて、サイバーエージェントでも「ABEMA」の制作に携わりたいと思っていたんです。ですが、マーケティングに関する知識や実経験は番組制作に限らず、どの部署で仕事をするにせよ必ず必要になってくると思うので、縁あって宣伝本部に配属となり、結果としては社会人としてのいいスタートダッシュを切ることができたと思っています。

鳥光:サイバーエージェントは3社目で、それまではIT企業にて広告営業、国内メーカーにてマーケティングにそれぞれ携わっていました。2社を経て、自社コンテンツを熱量高く扱う仕事がしたいと思い、約3年前転職し広告出稿に関わる業務を経て、現在はもともと好きだった格闘に関わるジャンルで仕事をしています。

船曳:もともとはエンタメ領域で仕事をしていたのですが、次のステップに行くためにファンションブランドメーカーに就職しました。そこでは、CM制作のプロジェクトマネジメントを行っていたのですが、そもそも自分の興味関心が高いものでないと仕事が続かないと思っていたことと、“ファッション”だけに特化せず様々なエンタメを扱う仕事をしたいと思い、サイバーエージェントに転職しました。
 

宣伝本部 メディアプロモーション室 鳥光柊治 
2020年中途入社
宣伝本部 メディアプロモーション室 鳥光柊治
2020年中途入社

好きなモノやコトにチャレンジする責任と意地

――経験も経歴も異なる3人ですが、仕事のやりがいはどこにありますか?

船曳:好きなモノやコトを仕事にできるというのは魅力のひとつですし、頑張って成果が出れば新たなチャレンジへのチャンスもあります。ただ、私の場合は会社への感謝の気持ちもやりがいに繋がっています。まだまだ未熟ではあるものの、入社して約5年の内に、たくさんの仕事のチャンスをもらってきました。時には成長を待ってもらったり、人を繋いでもらって仕事の活力を分けてもらったり…一緒に働くメンバーに、宣伝って楽しいなという気持ちと、仕事に対する自信をつけさせてもらいました。なので、自分がもらった恩義を会社へ還元したいし、まわりの成長を助け見守ることも仕事のやりがいになっています。

鳥光:転職して宣伝本部に入り、まずひとりひとりに与えられる裁量がすごく大きいことに驚きました。ミッションを遂行するにあたり、もちろん周囲に相談したり、確認・決済をとりながら進めていますが、どのように業務を遂行するかのベースは自分で決めて自分で進めているので、裁量が大きい分、責任も大きいです。先述した通り、格闘技がもとからとても好きなこともあり、物事を判断する際は、世の中に発信されたときに“ファン目線に立って、いいと思えるかどうか”というのを自身の中の線引きとしていて、これは好きなコトだからできる判断材料なのかなと思っています。この仕事は、すなわちそのファンの方々に受け入れられ、認められるのか、という勝負でもあるなと感じているので、SNSなどを通じてファンの方々の反応を間近で見ながら、好きなモノやコトで仕事をする、というのはひとつの面白さだなと思います。

木田:「好き」という気持ちを仕事にできていることが一番のやりがいだと思っています。小学校1年生から大学4年生までずっとサッカーをしてきたので、サッカーがないと生活として成り立たないくらいのサッカーに対する想いもあるし、それにまつわる仕事も好きです。もはや、“仕事”として切り分けずに、“生活の一部”くらいまでにこの仕事を昇華させたいとすら思っています。それくらい好きなことを仕事にしている分、「好きって言ってるわりに…」と思われないように絶対に成果を出さなくちゃいけないという責任もあるし、意地もあります。
 

宣伝本部 メディアプロモーション室 船曳健太 
2018年中途入社
宣伝本部 メディアプロモーション室 船曳健太
2018年中途入社

マーケターとして、サイバーエージェントのメンバーとしての今後の展望

――今後の展望を教えてください。

鳥光:いまは格闘ジャンルの宣伝戦略を一手に担っているのですが、どうしてもそれだと自身の対応できる上限が見えてしまい、格闘ジャンルという分野をスケールさせることに限界がきてしまいます。より成果を上げ、格闘ジャンルを大きくするために、属人的ではなく組織として成果をあげることができる状態づくりを意識していきたいと思っています。先々を考えた上でも、先頭に立ちつつも周囲を巻き込んで成長を促すことまでできたらいいなと。

 

船曳:ABEMA」が掲げている“唯一無二”で“最高品質”な作品・コンテンツを世に広めていくためにも、組織やプロジェクトで出すアウトプットを最高クオリティで世に出せるようになりたいと思います。また、チームメンバーの育成といった組織マネジメント領域もおこなっているので、自分が今までしてきてもらったことを一緒に働くメンバーにもしてあげたいです。チャンスをたくさんもらったことで、今の自分があると思っているので、自分の経験を生かしたマネージャーになっていきたいです。

 

木田:現在、サッカーのマーケティング領域を網羅的に担っていますが、より成果を出そうと思ったときに“サッカー中継”を俯瞰してみると、中継の質上げ、広告マネタイズ、外部との権利交渉などより幅広いアプローチが必要になってきています。宣伝本部が番組を生むところから伸ばすところまで一気通貫で行うことを重要視しているように、サッカーにおいてもその範囲を網羅的に自らが司ることができるようにマーケティングを軸として“サッカー”のビジネス領域におけるプロフェッショナルに成長していけるように、目の前のことから着実に取り組むようにしていきたいです。

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