技術だけでなく、サービスとしての面白さも追求

サイバーエージェントでのキャリアは十人十色。
実現したい夢や目標に向かって、あなたの強みが活かせる環境で一緒に働きましょう。
活躍している先輩エンジニアがどんな強みを活かしてどんな仕事をしているのか、ほんの一例を紹介します。
今回は株式会社Colorful Paletteでスマートフォンゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」のクライアント開発を担当をしている山口智也をご紹介します。
Profile
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株式会社Colorful Palette 山口 智也
2020年新卒入社。株式会社Colorful Paletteに配属。
「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」の開発にグラフィックスエンジニアとして従事。
主に3Dグラフィックスやバーチャルライブ機能の新規開発を担当。
──現在の業務内容を教えてください。
弊社が開発しているスマートフォンゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」でクライアント開発を行っており、主に3Dグラフィックス周辺や「バーチャルライブ」という機能を担当しています。「バーチャルライブ機能」の開発ではポストエフェクトなどの描画処理や各プレイヤー間の同期処理、多くの端末でスムーズに動作させるための最適化など幅広く携わっています。この機能は市場でもかなり新しくあまり事例がないため、社内のメンバーで何度もプレイしフィードバックを反映させながら開発し、リリースされた現在も継続して新機能の開発と改善を行っています。
──開発に必要な技術をどのように身につけましたか?
学生時代は興味のある技術に積極的に触れ、その技術を使って様々なものをつくっていました。ゲームをはじめとして、VR/AR開発のほか、VTuberを動かすためのシステムの開発やデジタルアートの制作などの分野に取り組んでいました。私の場合はそれらの軸となる技術が3Dで、ほとんどの開発経験が今の仕事に役立っています。入社してゲーム開発の現場に入った後は、より実践的かつ専門的な技術への関心が高まり、様々な資料からインプットし、勉強したことを社内向けに発信するようにしています。

──エンジニアとして働く上で、大事にしている考えを教えてください。
『ユーザーのプレイ体験のために技術を駆使する』という考え方を大事にしています。ゲーム開発の中でもクライアントエンジニアはユーザーが直接触れて遊ぶ部分をつくっているので、バグを出さないようにするのはもちろんですし、最終的な手触りやゲームの面白さを担保することも仕事だと思っています。私自身、技術そのものへの興味はとてもあり新しい技術に触れることも大好きなのですが、やはりゲーム開発をしているからには、サービスを面白くするためにどのようにして技術を使うのか、ユーザーに新しい体験を届けるにはどういう技術が必要かなどについて常に考えるようにしています。
──秋今の業務の魅力や面白さについて教えて下さい。
やはり、自分のつくったものに対して直にユーザーからの反応が返ってくることが大きな魅力だと思います。もちろん良い反応だけではありませんが、プロダクトの改善に繋がりますし、ユーザーからの応援の声は日々のモチベーションにもなっています。また、現在は「バーチャルライブ」という機能開発を行っており、技術的にも面白い挑戦ができていると感じています。

──将来のビジョンを教えてください。
3D技術を軸として、コンテンツ制作の中で最大限の価値を生み出せるエンジニアになりたいと思っています。これを実現するためには、技術力を底上げするのはもちろん、業務を通して「どうしたらコンテンツのクオリティを上げられるか」についてエンジニア目線で考え実践していく必要があると考えています。また現在はその過程として、3D関連の技術共有や発表を社内向けに行うなど、自分がSGE※1全体の3D技術をリードして高め、これまで以上に高いクオリティのサービスを産み出せるような環境をつくることを目指しています。
※1 SGE(CyberAgent Game & Entertainment)
サイバーエージェントのゲーム&エンターテイメント事業部では、子会社制をとっており、現在10社以上の子会社が所属しています。
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新しい未来のテレビ「ABEMA」では、サービスの成長とともに開発体制も進化を続けています。近年では、コンテンツ体験の向上や業務効率化を目的に、生成AIを活用した取り組みが開発局内でも進んでいます。
本記事では、プロダクト開発部門で生成AIの導入を推進してきたプリンシパルエンジニアの波戸と、レコメンド機能の開発を担うエンジニアリングマネージャーの菅にインタビューをしました。具体的な導入事例から現場での変化、生成AI時代のエンジニアに求められる学ぶ姿勢まで、「ABEMA」の開発現場における「生成AI活用の現在地」を聞きました。