新たなエンタテインメント空間を提供する。ファンとアーティストと作るサービス「CL」

サービス

「CL」は、LDHのコンテンツを体験いただけるデジタルコミュニケーションサービスです。本サービスを運営するCyberLDHが、LDHがもつ豊富なエンタテインメントコンテンツと、サイバーエージェントが新しい未来のテレビ「ABEMA」などで培ってきた映像配信技術を融合させて、プロダクトづくりをしてきました。サービス開始から1年、「CL」の歩みや反響についてご紹介します。

LDHとサイバーエージェントで「新しいエンタテインメント」を届ける

LDHとサイバーエージェントは「ABEMA」の「GENERATIONS高校TV」などこれまで様々な取り組みを共に行ってきました。「CL」は、LDH会長のHIROさんと当社代表の藤田が「新しいエンタテインメントを作ろう」と長らく話していたことから生まれた、LDHのエンタテインメントコンテンツをファンに届けるサービスです。

もともと私は「エンタメが好きで、流行を作りたい」という思いでサイバーエージェントに入社したので、専務執行役員の山内から「CL」を新たに立ち上げるという話を聞いたときに、チャンスを逃さないようにといち早く手を上げてチャレンジすることを決めました。

鈴村 唯 / 「CL」プロダクトマネージャー 
2015年サイバーエージェント新卒入社。株式会社CyberZにてアプリのデジタルマーケティングやプロモーション、営業マネージャーに従事。新規事業立ち上げを行った後、サイバーエージェント CL事業部に異動。株式会社LDH JAPANとの共同事業「CL」のサービス立ち上げを経て現職。
鈴村 唯 / 「CL」プロダクトマネージャー
2015年サイバーエージェント新卒入社。株式会社CyberZにてアプリのデジタルマーケティングやプロモーション、営業マネージャーに従事。新規事業立ち上げを行った後、サイバーエージェント CL事業部に異動。株式会社LDH JAPANとの共同事業「CL」のサービス立ち上げを経て現職。

事業に参画してみると、国内でも他に見ないファンサービスとして、エンタメDXの最先端を走っているのではないかと自負はあります。
サイバーエージェントからの参画メンバーは、これまでに「ABEMA」などで培ってきた動画の配信技術やアプリの開発技術、データマーケティングの知見をふんだんに活かしてサービスづくりに取り組んでいます。

さらに「CL」をリリースするタイミングは、LDHがコロナ禍でライブを334公演中止した時期と重なりました。
アーティストとファンの方々がリアルで会うのが難しい状況の中で、何とか接点を作りたいという思いも込めて「CL」をスタートさせることになりました。

ファンとアーティストと作る「CL」。海外MAUが1年間で約5倍に

動画の品質、アプリのユーザビリティとUIUXは徹底的に追求するのに加え、この1年特に力を入れて開発した機能は「海外対応」です。

LDHのアーティストにはたくさんの海外ファンの方がいらっしゃいます
なので、海外ファンの方々をより近くに感じられて、コミュニケーションが取りやすくなるように、サービス内の多言語対応、オンデマンド動画の字幕機能、キャス配信におけるリアルタイム字幕機能の開発に注力してきました。
海外対応の機能については、SNSを通じて海外ファンの方からのたくさん喜びのコメントが寄せられました。​​​​
この1年間で海外MAUが約5倍に伸び、現在、海外ユーザーの90%以上が字幕を使って視聴してくれています。​​

※参考ツイートURL
https://twitter.com/CL_OFFICIAL_ACC/status/1392721848035528709
https://twitter.com/CL_OFFICIAL_ACC/status/1419268813023956996


「CL」にはユーザーという概念が2つあります。1つは、LDHのファンで「CL」を利用してくださっているユーザーの皆さん、もう1つはLDHのアーティストの皆さんです。
双方の要望を取り入れながら、ファンとアーティストの繋がる場所として、「CL」を進化させていくのが、とても面白いです。
 

具体例を挙げると、キャスを複数人で配信できるコラボ配信機能は、「CL」ユーザーの方から「グループ横断したキャス配信をみたい」と要望が出て、アーティスト側からも「コラボ配信あった方が企画の幅が広がる」というご意見をもらい、生まれた機能です。


実際にコラボ配信機能をリリースすると、所属グループの垣根を超えたライブキャスト配信が活性化されました。
例えば、GENERATIONSと劇団EXILEのアーティスト同士がコラボ配信した際には、ステージ上では見えない関係性を垣間見ることができます。
また、1人でトークすることが得意でないアーティストの方も、複数名であれば話しやすいと思っていただけているようです。

他にも、前述の「リアルタイム字幕機能」は劇団EXILE 町田啓太さんがキャス配信の中で「配信を通して海外ファンの方々と会話したいな~お願いしますCLさん!」という発言がきっかけで、チームで「よし!作ろう!」とすぐに決まりました(笑)

ファンの皆さん・アーティストの皆さんがそれぞれをより近くに感じられるように、双方の声を聞きながら、満足度の高いサービスづくりにこだわっています。
 

動画配信サービスの枠組みを超えて、アーティストをより身近に感じられる価値づくりを

「CL」を共につくっているLDHのみなさんはエンタテインメントにかける想いが本当に強く、その思いが伝播して自然と私まで熱い気持ちになります。

今後も、これまで存在してきた動画配信サービスという枠組みを超えたファンコミュニティとして、双方向性を高めることで、さらなる価値を感じてもらい、より多くの方に使っていただけるようにアップデートをしていく予定です。

ファン活動のためのプラットフォームとして、LDHファンの皆さんとアーティストの皆さんが「CL」を繋がれる場所として活用し、普段の生活の中でより身近に感じられるように、両ユーザーの皆さんのリクエストをしっかり盛り込みつながら、サービス開発を行っていきたいと考えています。

「CL」を通してLDHのエンタテインメントの魅力をより多くの人に伝えていきたいという気持ちはもちろん、エンタメDXのトップランカーとして、業界を牽引していくという気概で取り組んでいきます!
 

CL概要
CLトップページ https://www.cl-live.com/
App Store  https://apps.apple.com/jp/app/id1508298355
Google Play ストア  https://play.google.com/store/apps/details?id=com.cllive
Amazonアプリストア https://www.amazon.co.jp/gp/mas/dl/android?p=com.cllive
月額料金 1,100円(税込)
※一部、無料コンテンツあり(無料オンデマンド視聴・ライブキャスト配信視聴など)


鈴村インタビュー記事
エンタメ新市場で圧倒的な存在に/サイバーエージェント・鈴村唯さん【肩書きは会社員!働く女性インタビュー】

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【完全解説】サイバーエージェントの生成AI戦略

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世界を席巻する、生成AIブーム。この言葉を聞かない日はないくらい、急速に私たちの日常やビジネスに入り込んできています。

しかし、日本の企業の中には、生成AIへの関心は高いものの、実際に予算を割いたり事業化を進めているのは約8%にとどまるという調査結果も※1
一方で、当社は生成AIを事業化できている数少ない企業。生成AIを活用した広告制作で効果を出し、高い増収率を継続しています。

本記事ではその要因や、実績など、サイバーエージェントの生成AIの取り組みのすべてをお伝えします。

※1 PwC:「生成AIに関する実態調査2023」(2023年5月)

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