“1年のプログラミング学習を経て、
Web業界へ”

バックエンド

中野 大輝 (2022年新卒入社)

これまでの経歴について教えてください。

大学卒業後は、建設会社でプラントの計画や設計などの業務を行うプラントエンジニアをしていました。キャリアを重ねる中で、設計業務にやり甲斐を感じる一方、管理業務の比率が増えていき、働き方を改めて見直したいという気持ちが強くなったため、前職は1年半で退職しました。

ものづくりに携わりたいという想いが根底にあり、Web業界であればエンジニアが主体的にサービス開発に携われそうという理由から、エンジニア養成機関「42 Tokyo」に入学し、コンピューターの基礎から学び直しました。入学後は寝食以外をすべてプログラミング学習に捧げましたが、その生活がとても楽しかったですね。

「42 Tokyo」で約1年勉強をしたあと、Web業界を中心に就職活動をスタートし、サイバーエージェントの2022年新卒エンジニアとして内定をいただきました。2021年8月から内定者アルバイト(※1)として「ABEMA」の開発に携わり、2022年2月に早期入社後(※2)、4月は新卒エンジニアとして新卒研修を受け、5月から再び「ABEMA」のエンジニアとして従事しています。前職もエンジニアという職種ではありましたが、基本的には図面と仕様書ベースでの設計でプログラミングを必要としなかったため、感覚としては、まったく新しい職種にチャレンジしている気持ちです。

(※1)サイバーエージェントでは内定者が入社するまでの期間、社員同等の実務を経験する「内定者アルバイト」という制度があり、毎年約9割の内定者が様々な部署で働いています。
(※2)早期入社をご希望の方は、個別に相談のうえ進めさせていただきます。

サイバーエージェントを知ったキッカケを教えてください。

サイバーエージェントという会社自体は知っていましたが、技術力の高いエンジニアが集まっているイメージが強くて、経験の浅い自分が入社できるとは思っていなかった、というのが正直なところです。
そんな中、サイバーエージェントの社員の方とお話をする機会があって、沢山チャレンジが出来て、エンジニアとして成長する機会が多い会社であることを知りました。2週間の就業型インターンシップ「 CA Tech JOB Lite 」の参加者を募集している時期でもあったので、受かるのは難しいだろうと思いつつもチャンスは生かさなければと思い駄目元でエントリーしたところ、受け入れてもらえたのは幸運でした。そもそも、インターンシップは学生が参加するものだと思っていたので、応募資格があることに驚きでした。

2週間のインターンシップでは、新しい未来のテレビ「ABEMA」で、新機能のインフラ構築に携わりました。このインターンシップが、サイバーエージェントのエンジニアカルチャーや雰囲気を知るうえでとても良い経験でした。

インターンシップを経て、新卒として入社することになった決め手は何ですか?

1番大きな決め手は、1人1人に裁量があり、エンジニアが主体的にプロダクト開発に携われることをインターンシップの期間中に感じたからです。 インターンシップは6月でしたが、入社3ヶ月の新卒エンジニアが、新卒とは思えない難易度の高いタスクをオーナーシップを持って推進する姿を見て、チャレンジできる環境であることが伝わってきました。

2週間のインターンシップ期間中も、短い期間にも関わらず、自分が触れたことのない技術にどんどんチャレンジさせてもらうことが出来て、サイバーエージェントであれば、エンジニアが主体的にプロダクト開発に携わり、成長できる環境だと感じ、志望度があがっていきました。

Web業界を中心に様々な企業を見ていましたが、自分はWeb業界のエンジニアとしてのキャリアのスタートが他の人よりも遅いので、若いうちから挑戦が出来て、成長速度をあげることが特に大事だと思っていたので、入社を決めるのに迷いはありませんでした。

入社するうえで感じた不安や心配はありましたか。

もちろんありました。
一番不安を感じていたのは「技術力」の部分です。「ABEMA」のような大規模サービスを開発するのは初めての経験でしたし、使う技術も未経験なものがたくさんあったので、不安は尽きませんでした。ただ振り返ってみると、自分の実力よりも少し難易度の高い業務にチャレンジすることを繰り返していくうちに、技術的知見やジョブサイズは自然と広がった手応えがあります。

もう1つは新卒として入社した時に、年の離れた同期に馴染めるのかという点も心配でした(笑)けれど、一緒に研修を受ける中で、想像以上に多様なバックグラウンドを持った人材が多いことが分かりましたし、とても気持ちの良い人ばかりで分け隔てなく接することができています。切磋琢磨できる同期がいることは、結果的にプラスのことばかりだったなと思います。

入社してみて、思い描いたキャリアは築くことが出来そうですか?

昨年8月から「ABEMA」の開発に本格的に携わっていますが、手を挙げたらその分チャンスがやってくるし、成長できる環境であることを実感しています。直近では、広告枠内にアンケート機能を出す新機能の開発をメインで担当しました。管理画面の作成についてもフロントエンドエンジニアと連携しながら完成させることができ、新機能をイチから作りきれたことは自信にもつながりました。
今はまだ試験運用の段階ですが、今後は運用していく中でいかに価値あるものにしていけるかが課題になってくるので、どんどんグロースさせたいと思っています。新機能を作って終わりじゃなく、その後の自分の運用によってプロダクトの成長が左右することにワクワクしている自分がいますね。

今後、エンジニアとしてどんな挑戦をし、成長していきたいですか。

技術力はもちろんですが、ビジネス感覚も持ち合わせていきたいと考えています。技術力を磨いていくことはエンジニアとして当然ですが、エンジニアがビジネスの目的を理解することも非常に大事だと思います。ビジネスの目的から逆算して必要な技術を提案し、プロダクトを牽引できるエンジニアに成長していきたいです。そのスキルがつく環境がサイバーエージェントにはあるので、積極的にチャンスを掴みながら頑張りたいと思っています。
今はまだ試験運用の段階ですが、今後は運用していく中でいかに価値あるものにしていけるかが課題になってくるので、どんどんグロースさせたいと思っています。新機能を作って終わりじゃなく、その後の自分の運用によってプロダクトの成長が左右することにワクワクしている自分がいますね。

Re:Career採用を目指す方に一言お願いします。

Re:Career採用は、キャリア採用と比較して「将来性・伸びしろ」の部分を大事にしています。だから、今の自分の実力に自信がなくても、成長したい気持ち・チャレンジしたい気持ちがあるのであれば、このチャンスを逃さず挑戦して欲しいです。

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