プロレスリング・ノア、11年ぶりの日本武道館大会開催!
~潮崎選手、丸藤選手が語る!激動の2020年と今後の展望~

昨年1月にサイバーエージェントグループ入りしたプロレスリング・ノア(以下、ノア)。その後、DDT、DDTフーズとともに「CyberFight」として始動しています。
そんなノアが2021年2月12日に、11年ぶりとなる日本武道館大会を開催。
激動の2020年と日本武道館大会の見どころ、今後の展望について、団体エースの潮崎選手とCyberFight副社長を務める丸藤選手に語ってもらいました。
「ノアといえば日本武道館。日本武道館といえばノア」を再び
潮崎選手インタビュー
ー昨年はノアにとってどんな1年でしたか?
新型コロナウイルス感染拡大の影響で苦しい時期になりましたが、サイバーエージェントとのタッグがなければいろんなことが実現しなかったと思います。
たとえ試合が無観客だとしても、ノアの活動を止めずにいられたことは自信につながったし、ノアの可能性を強く確信できました。

1982年1月21日生まれ。2004年7月24日デビュー直後からヘビー級のホープとして期待され、着実にエースへの階段を上がった。現在、4度目のGHCヘビー級王座戴冠を果たしており、「俺がノアだ!!」と宣言。“I am NOAH”のフレーズが定着している、ノアのエース選手。
ー中でも1番印象深かったエピソードは何でしたか?
ノアのみならず、プロレス業界で初めての取り組みとなった、無観客試合です。手探りながらも、最高の試合をファンの皆さんにお見せしようという気持ちが、選手からもスタッフからも感じられました。
オンラインでのサイン会・グッズ販売を実施したのもファンの皆さんに少しでも会場にいる気分になっていただくためです。今まで以上に、ファンの皆さん、選手、スタッフ、会社など周囲の大切さを感じることができました。
ー日本武道館大会を前にして、今の心境はいかがですか?
11年ぶりの日本武道館・・・やっと武道館に戻れる。とにかく楽しみです。
でもこれはゴールではなく再スタート。「毎年武道館大会を開催して、成功させる」くらいの気持ちと勢いを持たなくてはと思います。さらに新しいことにも挑戦していって、大会とノアという団体をよりよくしていきたいです。

ー日本武道館大会で、特に思い入れが強い部分はどこですか?
以前は「ノアといえば日本武道館。日本武道館といえばノア」というのが当たり前だったんです。でも、日本武道館での開催がなくなり11年も経ってしまいました。その間、開催を心待ちにしてくれてたファンの皆さんに「やっぱりノアは日本武道館だ」と感じてもらいたいです。
時代が流れ、新しい動きや仕掛けがあってもノアの軸はやはり「ノアといえば日本武道館。日本武道館といえばノア」。そういう皆の思いをより強いものにしていきたいと思っています。
ー新しいファンやこれからファンになりうる方にノアのプロレスはどう楽しむのがいいでしょうか?
まずは「リング上での戦い」を一度見てもらえたらいいなと。そこから、選手の人間性や選手同士の関係性を知ってもらうと、選手に対しての思いが生まれて、絆を感じられると思います。
初めてプロレスを見る人は「なんであの技よけないの?」とか「痛いんだったら技を受けなければいいじゃない」と言うと思いますが・・・、例えば私も丸藤選手もチョップを得意としているんですけど、いいチョップを喰らうと丸藤選手に負けるか!っていう思いでやり返します(笑)。そういうやりとりはは選手と選手の絆の中で生まれているんです。
初めて見ていただく方にも、ノアのリング上での激しさ、強さ、絆の深さを見てもらえたら嬉しいです。ファンの方それぞれ何万通りもの楽しみ方がノアにはあります。

ーエースとしてノアを引っ張る潮崎選手、今後の意気込みをお願いします!
今回の日本武道館大会では、自分の思いをぶつけられるようにしたいです。「11年ぶり」と言葉にするのは簡単ですが、ノアにとっても、私個人にとってもいろいろなことがありました。リングで宣言している「I am NOAH」という言葉はノアへの強い気持ちですし、ノアを愛するということは、誰にも負けません。
そしてこれから、ファンの皆さん、選手、スタッフの思いを、しっかりと武道館の先へとつなげていきたいです。
「ノアのプロレスはリアルな人間模様を感じる面白さがある」
丸藤選手インタビュー
ー昨年はノアにとってどんな1年でしたか?
ノアを旗揚げして20年の歴史の中で、初めづくしの1年でした。コロナ禍でできないことが多い中、できることを見つけて、それを結果につなげていくという過程を経験し、私たち選手もプロフェッショナルさが問われましたね。
選手だけ、ノアのスタッフだけではどうにもならなかったと思いますし、サイバーエージェントグループとして活動できたからこその1年だったということを強く感じています。

ー中でも1番印象深かったエピソードは何でしたか?
無観客試合ですね。やったことがなかったので、リングに立ってみないとどうなるか分からない心配がありました。でもいざやってみたら観客がいないことはそこまで気にならず集中できました。
通常の試合では、四方あるリングの中でお客さんから見えやすい場所と見えにくい場所があり、一部の人にしか時々起きる失敗がわかりませんが、無観客試合ではあらゆる角度から撮影されていて、失敗ができません。
そういったことから、より集中力を働かせ、いい意味で緊張感のある試合ができました。
ー日本武道館大会を開催することが決まったときはどんな気持ちでしたか?
それを聞いたときは、嬉しさも驚きもありましたし、自然と笑みもこぼれました。私は、日本武道館でメインイベントを5回経験していることもあり、当時は当たり前のように感じていました。でも、それから11年も遠ざかっていたんですよね。その間、日本武道館で試合をすることは難しいのではという考えがよぎったこともあります。
でもこうして11年ぶりに戻れることになったのは、周りの皆さんのおかげです。このノアに残っていて本当によかったです。

ー昨年末の大会や今回の日本武道館大会でも取り入れた「「ABEMA PPV ONLINE LIVE(アベマペイパービューオンラインライブ)」」。どういう経緯があったのですか?
「ABEMA」の皆さんは、ノアが苦手としてできなかった部分をどんどん提案してくれました。それがうまく掛け合うことで新しい取り組みが生まれていて、そのひとつが「ABEMA PPV ONLINE LIVE」です。
これからは、ノアからもこういうことがやりたいと伝えていき、さらに連携を強めていきたいと思っています。
ー新しいファンやこれからファンになりうる方にノアのプロレスはどう楽しむのがいいでしょうか?
ノアの会場に来ることで「今までに経験をしたことがないような感情を抱くことができる」と思います。
人は皆、大人になる中の過程で、初めての感情や経験があると思いますが、そういうものをノアのプロレスで体験していただきたい。そうすると、ノアをもっと知りたくなるはずです。
一部からはプロレスはショーだという声も聞こえてきますが、ノアのプロレスはそれだけでなくリアルな人間模様を楽しむことができますよ。

ーCyberFightとノアの今後の展望を聞かせてください!
CyberFightにはノアとDDTがありますが、2つが1つになればいいという簡単な話ではありません。カラーの違う2つの団体が化学反応を起こしたら日本のプロレス業界で必ず1番になれると思うので、そこを目指したいです。
そのために、まずはそれぞれの団体が基盤を築くべきだと思っています。
ノアとしては、どこの会場でも満員にすること、「ABEMA」の視聴数を伸ばすこと、そして街じゅうの人がノアを知っているようにすること、そんな未来を作りたいですね。

激動の1年を通し、団体としての勢いが止まらない「プロレスリング・ノア」に今後もご期待ください!11年ぶりに行われる日本武道館大会の概要はコチラから。
概要
ABEMA presents DESTINATION 2021 ~BACK TO BUDOKAN~
日程:2021年02月12日(金)
開始:16時30分
開場:15時30分
会場:日本武道館
大会詳細
https://www.noah.co.jp/schedule/251/
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