「失敗してからが本当の勝負」
福岡支社長から学ぶ “逃げない” 働き方
はじめに
「働くなら東京がいいな」
“都会への憧れ“ から、そう考える学生も多いのではないでしょうか?
リモートワークなど、場所に縛られない新たな働き方が進んできているものの、地方就職活動生にとって、「勤務地」は企業選択をするうえで1つの大きなポイントになってくると思います。
でも、「地方で働くことと東京で働くことはどう違うのか。」しっかり比較はできていますか?
そこで、今回は皆さんの選択肢を広げるべく、サイバーエージェントの福岡支社の支社長に独占取材!
「地方で働くことの面白みややりがい」についてお聞きししました。
(取材・文:19内定者)
Profile
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藤井 厚史
サイバーエージェント2014年新卒入社、兵庫県神戸市出身。
内定者時代は関西で内定者アルバイトを経験し、新卒1年目から福岡支社で勤務。
現在は福岡支社の営業マネージャーと支社長の仕事を兼務しつつ、新卒採用にも関わっている。 -
三浦 拳利
サイバーエージェント19年度新卒内定者。この記事の取材・文を担当。
忘れもしないホワイトデー
本日はよろしくお願いします!
よろしく!
多くの学生が、サイバーエージェントには東京と大阪にしかオフィスがないというイメージを持っていると思うのですが、藤井さんは福岡支社があることをご存知でしたか?
そうだよね。ぼくも内定者時代は東京と大阪にしかないと思ってたよ。
そうなんですね。それなのにどうして福岡支社で働くことになったのですか?
実はこれにはおもしろエピソードがあってね・・・!
是非聞かせてください。
あれは忘れもしない、3月14日のホワイトデー。
ぼくがドライブをしていたら、突然人事の方から電話がかかってきてね。
「あつし、来年から福岡で働いてほしいねんけど。」と言われたんだ。
え、いきなりですか!?
そう(笑)。
でもその時は、「これが社会の洗礼なのか。」って思って、気付いたら「わかりました!」って返事をしてた。その時の人事の方いわく、言われた直後に一瞬だけ間があったらしいよ。
ぶっちゃけ、福岡に行くことに抵抗はなかったのですか?
それはなかったかな。昔から底抜けのポジティブ人間でさ。
電話はきた次の日には福岡行くのが楽しみになっていたね。
すごい対応力・・・。
確かに藤井さん、会ってすぐにポジティブな方だと会ってすぐ思いました。
藤井支社長が失敗から学んだのは「今この瞬間に立ち向かうこと」
サイバーエージェントに入社してから多くの経験をされたと思いますが、藤井さんのような方でもやはり失敗するものなのですか?
当然するよ。というか、できれば失敗はした方がいいと思ってるんだよね。
それはどうしてですか?
もちろん、無理に失敗する必要はないよ。でも失敗するとそこから学べることがたくさんあるんだ。
藤井さんの失敗から学んだことを是非教えてください!
「嫌なことはいつか忘れる。なら今やる。」
これだよ!
それはどんな失敗から学んだことなのでしょうか?
そう。昔、取引先のお客様にかなり怒られたことがあってね。
その後に会うのってかなり気がひけるけど、その時ぼくはすぐに会いに行ったんだ。
その時はすごい怒られたけど、1年も経てば笑い話になるものだよね。
実際にそれは笑い話になったんですか?
なったよ。それどころか、もはや懐かしすぎて、思い出話に近いかな。
さすが底なしのポジティブ・・・。
でも、ぼくはその経験から考えて気づいたんだ。
「永遠に思えるような嫌なことも、振り返れば思い出話になる。どうせいつか忘れるんだから、逃げずに今この瞬間に立ち向かおう。」てね。
これに気づいてから自分の働き方も大きく変わったし、メンバーにもよく伝えているよ。
嫌なことも逃げずにすぐやる、徹底していきます!
福岡支社ならではの魅力は “一体感”と“影響力”
現在藤井さんは福岡支社の支社長ですが、東京や大阪との違いはあるんですか?
とにかく違うのはサイズ感かな。福岡支社の社員数ってだいたい10人ぐらいなんだよね。
先ほどオフィスの方を拝見させていただきましたが、確かに少なかったです。
小さいサイズ感だからこその魅力はありますか?
とにかく仕事を任される量が多いから、経験できる量は多いと思うよ。
たとえば営業メンバーは8人しかいないから、1人ひとりがかなり大きな影響を組織に与えることができる。こんな経験は福岡支社だからこそできることなんだ。
営業が8人しかいないってすごいですね。
そうだよね。だから内定者で働いている子もいい意味で全く内定者扱いしていないね。彼らも貴重な我々の戦力だから。
確かに前回の取材で内定者もバリバリ働いていると伺いましたが、そんな背景があったんですね。
藤井さんが福岡支社という組織をまとめるにあたって、意識していることがあれば教えてください。
一体感を持って働くということかな。
まだ福岡の組織全体をみるようになってから半年ぐらいだからまだまだ模索中なんだけどね。
一体感とは何でしょうか?
福岡支社のメンバーの気持ちを1つにするってことかな。
少人数だからこそ各メンバーのコンディションとかも気にかけるようにしてるね。
あとは、とにかく仲良くなってもらいたいと思ってるよ。
自分もそうだけどメンバーにも楽しく働いてもらいたいからさ。
藤井さんのような上司の下で働きたいと思いました。
本日はお時間いただきありがとうございました!
こちらこそありがとう!
取材中、藤井さんはとにかくメンバーのことを常に考えている印象を受けました。そしてとにかく熱い!
サイバーエージェントの社員は自分の働き方を「部活の青春みたい」と表すことが多いです。
そう思わせてくれるのも、組織を創る方の雰囲気づくりや会社の文化があってこそだと思わされました。
地方で働くことの魅力は伝わりましたでしょうか?
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2022年より導入した「主席認定制度」において、10年以上当社のセキュリティ強化に真摯に向き合い続けている野渡が、主席エンジニアの1人に選出されました。
経営層、各開発責任者が絶大な信頼を寄せる野渡ですが、主席エンジニア就任時の思いを「10年以上にわたるチームの取り組みを、改めて評価してもらえたようで嬉しい」と語ります。長年セキュリティ領域に携わってきて感じる最近のセキュリティインシデントの傾向や、サイバーエージェントならではのセキュリティ対策のあるべき姿について話を聞きました。
なお、野渡が統括するシステムセキュリティ推進グループについて、詳しくは「『免疫』のようなセキュリティチームを作りたい~主席エンジニアたちが向き合う情報セキュリティ対策~」をご覧ください。