原 一成
ロール：テックリード/エキスパート
職種：Webフロントエンジニア
2008年新卒入社。主に『Ameba』関連の開発を担当。パフォーマンス、アクセシビリティ、アーキテクチャなど、Webアプリケーション品質の向上に注力している。
現在の仕事
Ameba関連のテックリードとしてサービスの開発・運用に携わっています。事業やプロダクトに関連するトレンドや技術的な課題を分析し、中長期的な技術戦略を立てています。また近年はAmebaらしさを一貫して体現するためのデザインシステム「Spindle」の開発をしています。そのほかにはAmebaの開発組織、メディア管轄のWebフロント職種やCTO統括室でそれそれが円滑に進むようにマネージメント業務をするほか、WebパフォーマンスのDeveloper Expertsとして対外発表などの活動をしています。
※「Developer Experts制度」
サイバーエージェントには、特定の分野に抜きん出た知識とスキルを持ち、その領域の第一人者として実績を上げているエンジニアに、新たな活躍の場を提供するとともに、各専門領域において、その分野の発展のための貢献および、サイバーエージェントグループに還元することを目的とした「Developer Experts制度」があります。
今のキャリアになった経緯
入社してから変わらないこととしては、技術の力を使って課題解決したり、価値を生み出したいということです。やはり技術者としては良いもの、納得のいくものをつくることを前提として、それが何かに役立つと嬉しいと感じます。そうした前提で良いWebサービスをつくるための技術を好き嫌いせず、トレンドを追ったり、会社の環境・変化に対応していたら現在のキャリアに繋がりました。入社2〜3年目でサイバーエージェントのWebフロント領域を任され、その後、日本最大規模のブログサービス「アメブロ」のWebのテックリードを担当しました。これらの経験により、中長期的な観点から、技術的な計画・実装をすることを学びました。技術的なチャレンジをブログ記事や登壇などを通して対外的に発表していた結果、Developer Expertsの一人として、サイバーエージェントのWebアプリケーションの高品質化に向けた取り組みをする現在のキャリアに至っています。
仕事において大事にしている価値観
まずは目の前のことを最善にできるように心がけています。一見、遠回りに見えても、後々役に立つこともあるからです。その結果、周りの方からの信頼につながったり、新たなスキルを獲得できたりして好奇心を保ったまま働けていると感じています。また中長期的に働くために、新たな発見ができるようにする工夫をしています。例えば、以前と似たような開発だとしてもより良い方法がないのか考え、少しでもチャレンジできるように心掛けています。発見は小さなもののときもありますが、それらの積み重ねが結果として大きくなっていくことを実感しています。
将来の目標
引き続き、様々なスキルを身につけ、できることを広げていきたいです。そして、技術的なチャレンジも続けていきたいです。できる限り技術の幅を広げ、将来のプロダクト品質に転換できるようにしていきたいです。そういったこともDeveloper Expertsの役割の一つだと思います。また、生産性や品質を上げていくための組織構築や仕組み化をしていきたいです。より早く、安定した品質で利用者に届けるために開発フローを最適化したり、デザインシステムや生成AISなどのツール活用にも投資しています。
