新人賞人材を輩出し続ける、
“人の成長を諦めない”大阪支社の組織力
2019年4月、サイバーエージェントに395人(連結)の新入社員が入社をしました。先日開催した社員総会では、半年間で特に高いパフォーマンスを発揮し、活躍した新人を表彰する「グッドスタート賞」として5名の新入社員を表彰。彼らはこの半年間どのように過ごしてきたのでしょうか。彼らをよく知るトレーナー社員との対談を通し、新人賞を受賞したビジネス職の4名ををご紹介します。
Profile
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インターネット広告事業本部 大阪支社 チーフ
鈴本 愛乃
2019年新卒入社。インターネット広告事業本部、大阪支社にてSEMコンサルタントとして、SEM運用に従事。2019年10月、サイバーエージェントグループ総会にて、グッドスタート賞を受賞。 -
インターネット広告事業本部 大阪支社 シニアコンサルタント
長船 真治
2016年中途入社。入社時から現在までWeb広告の営業・運用を担当し、幅広い業界のプランニング・コンサルティング業務、育成に従事。
“人の成長を諦めない”大阪支社の文化
- 仕事内容とミッションを教えてください。
鈴本:内定者の頃から大阪支社のインターネット広告事業本部でSEMコンサルタントとして働き、そこから数えると2年が経ちました。西日本のクライアントを中心に、クライアントの課題に対してしっかりと成果でお返しできるように日々提案、運用しています。
- なぜサイバーエージェントに入社したのですか?
鈴本:大学時代にグループ会社のハシゴでアルバイトをしていたことがきっかけです。大学2年生から就職活動を意識し始め、インターンシップに参加していたのですが、ベンチャー企業の方が自分に合っているのではないかと思い、ハシゴで働き始めました。そしてオフィス内でたまたまサイバーエージェントの人事と話す機会があり、そこでサイバーエージェントのことを詳しく知りました。会社のビジョンに対して、全員のベクトルが合っていて、熱量高く仕事している姿を見て、ここであれば私も仕事に熱中できると思い入社を決めました。
- 最初から大阪支社希望だったのですか?
鈴本:いえ、そんなことはなかったです。最初は自社メディアの営業志望だったので東京勤務を考えていました。ですが、当時の私には「どうしてもこれがやりたい」というものがなかったので、”何をやるかではなく、誰とするか”という考えを大切にしました。モチベーションの源泉が”人"だったので、大阪支社の一体感や熱量に惹かれ、大阪で働くことを決めました。
- 今回の受賞理由を教えてください。
鈴本:毎月の売上や獲得件数といった目標対して過去一の実績を残したことだと思います。実際にフロントとして立つようになった6月から4ヶ月間、その記録を更新し続けました。あとは周囲が応援してくれたというのが大きかったと思います。
長船:実は、大阪支社では「SYS(最優秀新人賞)プロジェクト」という新人賞を目指したプロジェクトがあります。内定者時代から活躍してくれている鈴本含め、3名の新人が大阪に配属されたのですが、4月~9月でどのような実績を出したら新人賞を受賞できるのか、そのための目標設計と実行するための組織体制を整えています。この3人が受賞できなかったら自分たちのせいだと自分事化し、組織一丸となって目指しました。
- 大阪支社は毎年のように新人賞が出ていますよね。何か秘密があるんですか?
長船:上述のプロジェクトももちろんそうですが、大阪支社のカルチャーとして”人の成長を諦めない"というものがあります。これは大阪支社に限ったことではないかもしれませんが、後輩を育てる文化が特に強く、先輩社員にとってはそれが当たり前なんですよね。新卒社員には「全員をトレーナーだと思っていい」とよく言っています。もともとは私も鈴本のトレーナーではなかったのですが、質問に来る回数が非常に多かったので、気付いたらそのままトレーナーになっていました(笑)
鈴本の強みは
「愛され力」と「当たり前なことを当たり前にする」こと
- そんな長船さんから見た鈴本さんの強みはなんだと思いますか?
長船:「愛され力」ですね。鈴本って本当にいつも元気なんですよ(笑)。それってものすごく大切なことで、仕事なのでしんどい場面も多い中、チームを明るくしてくれるし、活性化も率先してやってくれる。それだけではなく、「当たり前なことを当たり前にする力」も長けていると思います。目標に対して毎月当たり前のように超過達成することもすごいし、みんなが忙しくてできないことを対応する姿も感心しています。人柄や人望、成果も申し分なかったので、正直新人賞は確信していましたね(笑)。
鈴本:長船さんに「セルフコントロールが上手い」と言われた時は嬉しかったです。どんなに忙しくても明るい存在でいようというのは常に心掛けて日々仕事に取り組んでいます。
- 組織をあげた応援と期待がある中での受賞は嬉しいですね。受賞した瞬間はどのような気持ちでしたか?
鈴本:もちろん嬉しかったのですが、それ以上に悔しかったです(笑)。なんで最優秀新人賞を獲れなかったのかと。多くの方を巻き込んでいたからこそ、もっとできることがあったのではと、ずっと考えていました。
- ストイックですね!新人賞も素晴らしい成果だと思います。それでは今後の目標を教えてください。
鈴本:ここで満足せず、成果を出し続けて、はやく自分のチームを持ちたいと思っています。これまでは自分自身の成長を考えてきましたが、これからは自分と働く人にいい影響を与えるような人物になりたいと思います!
- トレーナーとして今後の鈴本さんに期待することを教えてください。
長船:鈴本の言うように、これまでの半期は、自分の成長に拘ってほしいと思っていました。ですが、次の半期は組織に影響を与えられる存在になってほしいと思っています。西日本、そしてサイバーエージェント全体の組織を引っ張っていくようなリーダーになってもらいたいですね。
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(株)LDHとサイバーエージェントの合弁会社(株)CyberLDHが手掛けるファンコミュニケーションサービス「CL」。
「ABEMA」等で培ったノウハウや最先端の技術を活かして、国内外問わず新たなエンタテイメント体験の創出を目指しています。本組織に所属する新卒1年目の吉野に、若手から成長し活躍できる環境についてインタビューしました。