ルーティン化する業務を捨て、環境を変えたかった

前職では自社製品をベースとした顧客の課題解決をしていました。楽しんでやっていたのですが、次第にパターン化させていってしまい、ルーティンをこなすようになってしまいました。これを打開しないといけないと焦っていました。
そのころサイバーエージェントに勤める兄から、子会社で事業戦略設計から営業や開発まで、職域を選ばず事業を成長させたい人を募集しているからどう?と連絡をもらいました。正直、僕は大きなビジョンがあるタイプではないので、目の前の課題に全力で応えていくと決めています。社員数も少ないスタートアップのような環境で、職域を限らずグロースに関われると聞いて、これは自分を打破できそうと入社を決めました。

事業を成長させるために必要なことはなんでもやる

2017年の事業立ち上げのタイミングで入社しました。最初は何から手を付けて良いか全くわかりませんでした。なので、目の前にあることを片っ端からやりました。サービスプランニング、開拓営業、オペレーション設計構築、後輩の育成、チームづくり。転職を報告した友人に、職種を聞かれても答えられなかったのはいい思い出です(笑)。
現在は少し事業のフェーズも変わり、プロダクト全体の責任者として戦略設計から実行までを担っています。正解のない市場ですから、常に必死で、飽きる暇もなく気付いたら3年が経ちました。

スタートアップ企業ではなく、「サイバーエージェントの子会社」でやる意味

サイバーエージェントはよく事業を立ち上げますが、撤退の判断も早い。そこは本当にシビアです。そういう環境で事業に向き合う中で、撤退させられないラインを割らないように、粛々と事業を作ってしまっている時もありました。
当社では、役員が一緒に事業グロースの案に向き合ってくれたり、他事業部の責任者と壁打ちが出来たり、本社のバックオフィスが全面的にフォローしてくれたりと、様々なスケールメリットがあります。その人たちと話しているうちに、理想を掲げてそれを実現していくことにこそ、サイバーエージェントで事業をやる面白さとやりがいがあると気付きました。時には思い切った挑戦をすることで大きな成果を出し、世の中に大きなインパクトを与えていきたいです。