前職では1年で営業成績トップに。1位になった瞬間に転職を決めた。

前職での職務は飛び込み営業でした。商品ではなく自分という人間のスキルが試される環境だったので、ここでまずは日本一に向けてコミットしようと決め、1年で達成しました。その瞬間、ライバルがいなくなりました。背伸びをしなくてもいい環境に慣れてしまうと気を抜いてしまいそうで怖くなり、転職しようと考えました。
自分がどんなに背伸びしても届かない環境で戦いたい、ゴールが見えないところで戦い続けたい、と思っていたときに出会ったのがサイバーエージェントでした。

身の丈に合わない環境を心の底から欲していた

ABEMAを選んだのは、その未来に安定がないと思ったからです。新しいビジネスにはいつだって正解がないので、自分たちの持つ常識を破壊して再構築し続ける必要がある。身の丈に合わない環境を求めていたので、ぴったりだと思いました。

僕が所属している編成戦略部は、ABEMAというチームの中の司令塔のようなものです。経営陣の意思の解像度を上げて戦略をつくり、各部署と連携して多くの人を動かすことが責務です。その中で一番驚いたのは、役員や責任者が第一線でめちゃくちゃ働くことですね。役員と現場で一緒に働くことで得られる経験値がとても多いです。よくある、飲みの席で昔話から学ぶなどではなく、仕事をする背中を見て学びを吸収できるというのがサイバーエージェントの環境の素晴らしさだと思います。

いまの延長や積み上げに大きな未来はない

その学びの中で一番影響を受けたのは、役員自身がこれまで創った価値観やルール、戦略、戦術を壊しては再構築し続ける姿です。その姿を見て、いまの延長や現状の積み上げに、大きな未来はないのだと気付きました。すでにある市場を取りにいくのではなく、自分たちで市場を創り、時代を創る。僕も将来、このように世の中でまだ見ぬものを作り続けていきたいと思いました。
いまはそれがABEMAで、これ以上ないくらい熱中しています。世の中の熱狂の中心に、ABEMAがいつもある未来をつくりたい。人生を賭けて成し遂げたいと思っています。