キャリアの選択肢が多く、自分らしく成長できる

「成長したい、新しいことがしたい」という想いでサイバーエージェントに入社したことは、間違いではなかったと思います。入社当初は、どんな仕事でも手をあげて丁寧にやることを心掛けていました。結果的に信頼残高が増え、新しい仕事を任せてもらう機会が多くなりました。
創業メンバーとして参画した、音楽ストリーミングサービス「AWA」では、事業を0から作り上げる過程を経験しました。エンジニア人生の中でも裁量と学びが最も大きい期間でした。一方で、1人で出せるアウトプットはどこかで限界がきてしまうな、とも感じていました。
AWAにジョインして4年後、ABEMAの開発責任者から声がかかったとき、当時の上司が言ってくれた「全社的な視点を持った時に、どんなエンジニアになりたいかを重視して選択するのが良い」という言葉に後押しされ異動を決意しました。ABEMAが目指すステージを一緒に目指せば、自分に足りない技術を磨いて社会に貢献できるかもしれない、と感じたからです。このように、次のステージを目指したくなったときに、様々なキャリアの可能性が社内にあるのはサイバーエージェントの強みだと思います。

個人の技術と、組織の力。どちらも磨けることへのやりがい

ABEMAにジョインしてからは、個人として出せるアウトプットだけではなく、組織として出せるアウトカムを意識しています。ABEMAは大規模なので、チームになることでより強大な挑戦ができるようになります。緊急事態が起きた時に、あらゆる職種のメンバーが協力してスピード対応していく様子を見て「みんなでやればこんなに大きな成果が出せるんだ」と驚いたこともありましたね。
いま僕は、開発リーダーとしてメンバーがスキルアップするための土台作りをメインにしています。これまで自分の技術だけを磨いてきたのとは違ってすぐに結果は出ませんが、組織を育ててチームをスケールさせていくことは、一人では到達できないやりがいがあります。

「もう一歩」を踏み出し続けることで、将来の礎を築きたい

社内にはロールモデルとなる人がたくさんいます。その人たちに共通することは、相手が求めること+αのアウトプットを出していることだと思います。またそれはステージ(視座)によって異なります。
例えば、プレーヤーの時であれば単に機能を実装するだけでなく、関連するドキュメントを添えるなど相手の負担を下げる「もう一歩」を実行すること。チームリーダーであれば、チーム全体への「もう一歩」、組織を率いるエンジニアであれば、市場で勝ち抜くための「もう一歩」と、+αの積み重ねが信頼へとつながって、さらに大きな規模や新たな技術へチャレンジができると思います。
まだ視座を切り替えることに慣れていないのですが、個人の技術力と組織の力を掛け合わせて、将来の礎となるような新しい価値を生み出せるようになりたいです。