サービスニュース

ヤマダデンキ公式アプリへ「Retail Booster」の提供を開始

最大視聴開始率78%を記録し、ユーザーが能動的に参加する新たな販促モデルを確立

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株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場上場:証券コード4751)は、リテールメディアに特化した販促プラットフォーム「Retail Booster」を、株式会社ヤマダデンキ(本社:群馬県高崎市、代表取締役社長:佐野財丈)が運営する公式アプリへ提供を開始したことをお知らせいたします。
本取り組みにより、ヤマダデンキ公式アプリを通じてポイント付きの動画コンテンツを配信し、商品の魅力をより深くお客様にお伝えします。これにより、メーカーの販促活動を支援するとともに、お客様にとって新しい商品との出会いや満足感の高い購買体験を創出します。 


◾️背景
近年、小売企業のアプリは顧客との重要なデジタル接点となっており、その活用方法が企業のマーケティング戦略において重要性を増しています。こうした背景から当社では、小売企業の公式アプリに特化したリワード動画広告配信サービス「Retail Booster」を提供してまいりました。
このたび、家電量販店業界をリードするヤマダデンキにおいて、アプリユーザーの利用促進と、エンゲージメント向上を目的としたコンテンツ提供、ならびにメーカーが抱える「商品の強みや機能を正しく伝えたい」というニーズに応える新たな販促手法として「Retail Booster」の導入が決定いたしました。

ヤマダデンキ公式アプリへのRetail Booster導入事例

ヤマダデンキ公式アプリ内で、ユーザーが動画を視聴するとヤマダポイントが貯まる施策を開始しました。
本施策は、Webコンテンツ等の間に表示される従来の受動的な広告とは異なり、ユーザーが自らの意思で動画を選択する視聴形式により、最大78%という高い視聴開始率を実現しています。こうした能動的な視聴体験を通じて、ユーザーの商品に対する理解や関心の深化、購買へのコミットメント向上が期待できます。

また、本施策は顧客の購買検討プロセスにおいて、
①中長期的なブランド想起の向上(ミドルファネルへのアプローチ)
②短期的な販売促進(購買行動への直接効果)

の2つの側面で成果を発揮しています。

テレビや洗濯機などの家電製品は購買サイクルが長いため、検討段階でいかに自社ブランドを第一想起してもらえるかが重要です。本施策では、60秒の長尺動画においても平均75%という高い視聴完了率を維持し、商品の特徴やベネフィットを丁寧に伝えることで商品理解を促進、ブランドの第一想起率向上に寄与しています。

さらに、短期的な販売促進にも直結しています。動画視聴ユーザーは視聴当日に購買に至る傾向が強く、ある洗濯機の販促キャンペーンでは、動画視聴後の購入者のうち約6割が当日中に購入していることが確認されました。この結果からも、動画視聴が来店・購買のきっかけとして機能していることが示されています。

ヤマダデンキ様からのコメント

本取り組みについて、株式会社ヤマダデンキ様より以下のコメントをいただいております。

株式会社ヤマダデンキ 広告ソリューション部 部長 綿貫哲也様
Retail Boosterは、当社アプリをエコシステム化させるためのキーツールであると考えております。
アプリ運営側の視点ではリテールメディアとしての広告収益拡大、ユーザー視点ではポイ活や情報収集の利便性、そして広告主視点では認知獲得や購買誘導といった形で、三者の利害を一致させる仕組みをシステム的に構築することが可能です。
また、当社が課題としているアクティブユーザーの増加についても、Retail Boosterの導入によって効果的に取り組めると期待しております。今後のアプリのさらなる進化に資するものと考え、導入を決定いたしました。



◾️今後の展開
家電製品のような購買サイクルが長い商材において、顧客の購入検討段階でブランド想起率を高めることは、マーケティング上の重要な課題です。本取り組みは、購買に最も近い接点である「小売アプリ」内で、動画視聴を通じて顧客との深いエンゲージメントを創出し、ブランド想起率の向上に貢献できる点に大きな価値があると考えております。
当社は今後も、Retail Boosterを活用した新たな販促手法を通じて、メーカーのマーケティング活動に貢献してまいります。アプリを訪れるお客様、メーカーの皆さま、そして小売企業の皆さまにとって「三方よし」となる次世代のリテールメディアのスタンダードを共創していくことを目指してまいります。