プレスリリース
AI Lab、複数の遠隔接客アバターを効率的に運用する技術で特許を取得
ー 対話を通じてアバターの振る舞いを調整 ー

株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場:証券コード4751)の研究開発組織「AI Lab」と大阪大学大学院基礎工学研究科の先端知能システム(サイバーエージェント)共同研究講座 ※1は、複数の遠隔接客アバターを効率的に運用する技術を開発し、特許を取得したことをお知らせいたします。
特許番号:7644944号
発明者:【株式会社サイバーエージェント】馬場惇・岡本大和
【国立大学法人大阪大学】吉川雄一郎・石黒浩・中西惇也
本発明は、JSTムーンショット型研究開発事業、JPMJMS2011 の支援を受けたものです。
◾︎背景
近年、多くの業種で人手不足が深刻化しており、人材確保が難しい現場では特に影響が大きくなっています。こうした状況の中、これまで「AI Lab」と大阪大学大学院基礎工学研究科の共同研究講座は遠隔接客アバター技術に注目し、業務の省力化や地理的な制約を超えた新しい働き方を生み出す可能性を追求してまいりました。
特許番号:7644944号
発明者:【株式会社サイバーエージェント】馬場惇・岡本大和
【国立大学法人大阪大学】吉川雄一郎・石黒浩・中西惇也
本発明は、JSTムーンショット型研究開発事業、JPMJMS2011 の支援を受けたものです。
◾︎背景
近年、多くの業種で人手不足が深刻化しており、人材確保が難しい現場では特に影響が大きくなっています。こうした状況の中、これまで「AI Lab」と大阪大学大学院基礎工学研究科の共同研究講座は遠隔接客アバター技術に注目し、業務の省力化や地理的な制約を超えた新しい働き方を生み出す可能性を追求してまいりました。
◾︎特許を取得した技術について
このたび取得した特許は、「複数の遠隔接客アバターを効率的に運用する技術」です。
本技術は、アバターとオペレータの間にファシリテータモデルを導入します。アバターの動作を最適化するファリシテータモデルと、オペレータである従業員がコミュニケーションすることで、業務状況の変化や正しい業務知識をアバターに取り込み、その案内が洗練される仕組みを実現します。
本技術は、アバターとオペレータの間にファシリテータモデルを導入します。アバターの動作を最適化するファリシテータモデルと、オペレータである従業員がコミュニケーションすることで、業務状況の変化や正しい業務知識をアバターに取り込み、その案内が洗練される仕組みを実現します。

本技術を活用することで、商業施設での案内業務・オフィスでの受付支援・調剤薬局の遠隔接客など様々なシーンにおいて、アバターを運用するオペレータの負担を軽減しながら、運用規模拡大に貢献することが期待できます。
なお本特許の取得は、AI Labの「AI Strategy & Planning」※ が展開している知財戦略の一環として、研究成果を実用化し社会に価値を提供することを目的に行われました。
※「AI Strategy & Planning」
AI技術の事業活用と知財戦略を推進するAI Labにおける専門組織
◾︎今後
当社は今後も、AI技術の研究開発から事業活用、さらに知財としての権利化を一気通貫で推進する新しい研究組織の在り方を確立し、研究成果の社会的価値を最大化してまいります。
※1
2017年4月1日より発足した、サイバーエージェントAI Labと大阪大学大学院基礎工学研究科石黒浩教授との共同開発講座。人と社会において調和的に関わることが出来る、ロボットを含めた対話エージェントの実現に向けた基礎技術の確立および、人の持つ対話能力に関する科学的な知見の獲得を目指しています。
なお本特許の取得は、AI Labの「AI Strategy & Planning」※ が展開している知財戦略の一環として、研究成果を実用化し社会に価値を提供することを目的に行われました。
※「AI Strategy & Planning」
AI技術の事業活用と知財戦略を推進するAI Labにおける専門組織
◾︎今後
当社は今後も、AI技術の研究開発から事業活用、さらに知財としての権利化を一気通貫で推進する新しい研究組織の在り方を確立し、研究成果の社会的価値を最大化してまいります。
※1
2017年4月1日より発足した、サイバーエージェントAI Labと大阪大学大学院基礎工学研究科石黒浩教授との共同開発講座。人と社会において調和的に関わることが出来る、ロボットを含めた対話エージェントの実現に向けた基礎技術の確立および、人の持つ対話能力に関する科学的な知見の獲得を目指しています。