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店舗サイネージ配信プラットフォーム「ミライネージ」AIでクリエイティブを大量生成する「リテールフィード」の提供を開始 ー制作工数と費用の大幅削減で販促効果を最大化するクリエイティブ運用を実現ー

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株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証一部上場:証券コード4751)のAI事業本部 DX本部は、店舗サイネージ配信プラットフォーム「ミライネージ」において、デジタルサイネージ向けにAIでクリエイティブの大量生成を行う「リテールフィード」機能の提供を開始いたします。
■背景
昨今、人々の購買行動はオンライン上の情報に大きく影響を受けており、小売店舗ではサイネージやアプリ等を活用した販促施策を行うなど、オンラインとオフラインを横断し「店舗のメディア化」を実現することが求められています。

販売促進や商品認知を目的とした「店舗のメディア化」において効果を最大化するためには、これまでオンライン上で行われてきたメディア運営やインターネット広告運用と同様に、効果指標の設定および計測・データ分析・運用を行うことが重要です。
なかでも、サイネージに配信するクリエイティブは、大量のパターンを用意するとともに、検証結果を元に素早い改善を行うことが必要とされています。

しかし、旧来のデジタルサイネージの多くは、効果計測の正確性や、大量の静止画・動画の組み合わせを制作する工数や費用が課題となり、売場への立寄率や広告配信対象の商品買上率に対する効果に基づいたクリエイティブの運用が十分に行われておりませんでした。

このような背景のもと、「ミライネージ」では、これまで広告運用最適化機能の提供等を行っておりましたが、この度新たに「リテールフィード機能」を開発し提供を開始いたしました。

「リテールフィード」は、動画や静止画といった広告素材および当社クリエイターが用意した広告効果が高いとされる組み合わせパターンを用いることで、サイネージに配信するクリエイティブをAIが大量に生成する機能です。

本機能を用いることで、これまでクリエイターが手作業で制作していた工程において、工数をかけることなく従来の約30倍のクリエイティブの制作を実現します。これにより、大量のクリエイティブから「サイネージのサイズ」や「気象状況」など状況にマッチした最適なクリエイティブを選んで配信を行うことが可能となり、販促効果の向上が見込めます。

「リテールフィード機能」の活用により、クリエイティブ制作工数・費用の削減を実現するとともに、配信効果に応じたクリエイティブ運用の試行回数を増やすことで、デジタルサイネージによる一層の効果向上ならびに各店舗の売上増加へとつなげることが期待されます。
■今後の展望
当社は今後も、小売業界におけるデジタル化を推進し、小売店舗における販促オペレーション業務の効率化や、「店舗のメディア化」による収益最大化および新しい顧客体験と実店舗の価値創造に貢献してまいります。
 
■「ミライネージ」とは
「ミライネージ」は、小売店舗に設置したデジタルサイネージをネットワーク化し、サイネージ単位で、リモートからあらゆる操作を可能にした小売業向け店舗サイネージ配信プラットフォームです。AIカメラを用いた立寄率・視聴率の集計・分析や、販促・宣伝の最適な配信運用が可能とし、「店舗のメディア化」を実現することで、小売業界の広告事業を支援しています。
https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=24848