── 自己紹介をお願いします。
都内の私立高校に通う、高校1年生の秋山達彦です。「CA Tech Lounge」には1期生として入会し、現在は週に2〜3回のペースで通っています。小学生の頃からプログラミングを学び色々な言語に触れてきましたが、1番歴が長いのはPythonで、約5年続けています。2021年の未踏ジュニアにて、Researcheckという学生の調べ学習をサポートするアプリを開発しました。 私は高校で学ぶ以外にも、国立情報学研究所が主催する「情報科学の達人プログラム」にも参加しています。このプログラムでは、大学の先生方から最先端の情報学の研究について教わり、大規模言語モデルとHallucinationの関係性についてに研究を行っているのですが、今年の10月にはGSC全国受講生発表会でポスターセッションを行いました。 「CA Tech Lounge」では、本研究におけるサーベイや実験のコードを書いたり、必要な箇所の勉強を進めています。メンターには研究で躓いたところなどを相談しながらサポートしてもらっています。
── 「CA Tech Lounge」に入会したきっかけについて教えてください。
これまでも何度か、機械学習を学ぼうとチャレンジしてきたのですが、その度に挫折していました。1期生の募集は機械学習・データサイエンティストの職種に限定して募集が行われていたので、同じ目的を持つ仲間がいれば、再び向き合えるのではないかと思いました。また独学で学んだ経験はあるものの、現場で使えるレベルに達していないことは理解していたので、現場のエンジニアからメンタリングを受けられる機会があることに魅力を感じました。さらに渋谷という好立地の場所に第2のワークスペースができることも動機の1つです。
── 入会試験や面接はいかがでしたか?
機械学習については一般教養レベルの知識しかなかったため、試験はそれなりに手こずった記憶があるのですが、技術力だけで判断されるわけではないということだったので、面接では成長意欲と熱意を伝えました。
── 「CA Tech Lounge」に入会するにあたって、不安なことなどありましたか?
募集サイトを見る限り、ターゲット層が大学生が中心のように感じていたので、自分がマッチするのか少し不安でした。実際ボリュームゾーンが大学生であることは間違いないのですが、自分以外にも高校生は在籍していますし、何よりも会員の皆さんが年齢関係なく、お互いを尊重した態度で接してくれるので、非常に居心地が良くて安心しています。
── 「CA Tech Lounge」に入会して、どんなスキルアップができたと思いますか?
スキル面は言わずもがなです。機械学習・データサイエンスコースの会員は大学院生の比率が高く、且つ情報系の学生が多いので、学習で躓いたポイントを先輩が丁寧に解説してくれることもあります。それぞれ学習のペースや取り組む内容は異なりますが、さまざまなバックグラウンドを持つ人が集まるので、議論が起こっても多くの視点の意見が飛び交い刺激的です。 あと私の場合はコミュニケーション能力が高まったと実感しています。ポジティブで魅力的なメンバーが集まっているので、初対面の方にもどんどん声をかけ吸収することで、成長に繋がっていると思います。大学生の方が多いので、大学の授業がどんなものなのか、大学進学に向けて今から努力しておいた方が良いことについて教えてもらったりしています。色んな人の話を聞いていると、大学では深い数学の理解を求められること・エンジニアという職業を選択するうえで英語は出来た方が良いことを痛感したので、今は数学や英語の勉強にも力を入れるようになりました。
── 「CA Tech Lounge」に入会して、マインド面や将来のキャリア観に変化はありましたか?
メンターや社会人経験者からの話を聞く中で、データサイエンティストという職種であってもエンジニアリングの素養や能力が求められていること、より複雑なデータ解析を求められていることを痛感しました。そのため高校卒業後は、高度な情報科学が学べる大学に入学したいという目標を持つようになりました。
── CA Tech Loungeに入会してよかったことを教えてください
技術を軸に刺激をもらえるメンターや会員と出会えたことが1番の財産です。技術レベルや視座の高さに日々良い刺激を貰っていますし、自分の頑張る原動力にもなっています。先日は「パターン認識と機械学習」(PRML)を読破した大学生の会員に、機械学習のアルゴリズムなどについて質問させてもらい、とても勉強になりました。
── 今後の目標やチャレンジしてみたいことについて教えてください。
今行っている研究をさらに発展させていきたいですね。また、これはよく言っていることなのですが、日々コンピューターに触れている人間として、低レイヤー(コンパイラ、OSの自作)についての見識も深めていきたいと思います。そして、基本中の基本である、学業はしっかりと固めていきたい所存です。
── 「CA Tech Lounge」の参加を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。
「CA Tech Lounge」は、伸びしろを大事にしてくれています。だから、今の自分の実力に自信がなくても、成長したい気持ち・チャレンジしたい気持ちがあるのであれば、このチャンスを逃さず挑戦して欲しいです
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