サイバーエージェント副社長と専務が語った、大局観の磨き方と新規事業責任者に求める素質とは

カルチャー

Cyber Legendイベントレポート

第2回全社横断ナレッジ共有イベント「Cyber Legend」では、創業当初から主力事業のインターネット広告事業を長年担う執行役員 副社長の岡本と、内定者時代に株式会社シロクを設立以来10年以上子会社社長を務める専務執行役員 飯塚の2名が登壇。社員から寄せられた様々な質問に回答しました。(モデレーター:人事本部 寺脇)

※本記事は、2022年2月に開催した全社横断ナレッジ共有イベント「Cyber Legend」での対談内容を編集したものです。

「Cyber Legend(通称:サイレジェ)」とは
社内で活躍する社員のナレッジを部署を超えて全社で共有し、活用していくことを目的としたサイバーエージェントグループ横断のナレッジ共有イベントです。2021年7月に開催した20代限定のあした会議「YMCAあした会議」で決議され、2021年11月に第1回目を、2022年2月に第2回目をオンライン形式にて開催しました。


 

大局観の磨き方や意識していること

寺脇:大局観の磨き方や普段意識しているポイントを教えてください。

飯塚:私は2つあります。1つは、マクロでの流れや傾向をつかむことです。誰が考えてもわかるようなこと、例えば「少子化はこのまま進むであろう」「みんなスマートフォンを使うようになるだろう」などですね。
もう1つは、若い方たちの変化をキャッチアップすることです。若い人たちが大局をつくっていくことが常だと思っているので、「若い人が今何に興味を持ったりハマっているのか」「どういう考え方になっているのか」ということを、意図的に見たり聞いたりするようにしています。

寺脇:マクロトレンドの変化と、若い層の中で起きている熱が帯びた変化を意識されているということですね。若い方たちの変化はどのようにキャッチアップしているのでしょうか?

飯塚:TwitterなどのSNSも見ていますし、全社の採用にも携わっているので学生の方から直接話を聞くことも多いです。例えば、TikTokでどういった検索をしているのかなどリアルな声を聞けるんですよ。

寺脇:以前、内定者が「飯塚さんが想像以上にフランクに話しかけてくれてびっくりした」と話をしていたことがありました。雑談からも取り入れようとしているということですね。
続いて、岡本さんはどうでしょうか?

 

岡本 保朗 株式会社サイバーエージェント 取締役 執行役員 副社長/2000年4月サイバーエージェントに新卒入社。2007年4月にインターネット広告事業本部統括本部長就任。2008年12月当社取締役就任、のちに、2010年10月常務取締役、2014年12月専務取締役就任、2020年10月取締役兼執行役員副社長に就任(現任)。
岡本 保朗 株式会社サイバーエージェント 取締役 執行役員 副社長/2000年4月サイバーエージェントに新卒入社。2007年4月にインターネット広告事業本部統括本部長就任。2008年12月当社取締役就任、のちに、2010年10月常務取締役、2014年12月専務取締役就任、2020年10月取締役兼執行役員副社長に就任(現任)。

岡本:引いて考えることですかね。大局を見るというのは、時間軸をイメージするとわかりやすいと思います。
「5年後を想像したときに、今やっていることがどんな意味を持つのか?」「数年後どんな組織になっていたくて、どういったサービスを提供したいのか」「プラットフォームがどのように変わっていて、お客様がどう変わっているか」といった具合です。
例えば組織について考える場合、「○○○の能力が高いAさんには5年後こういう風になって欲しいから、そのためにこういう機会を与えて成長してもらおう」という感じですね。

寺脇:なるほど。

岡本:集中していると、どうしても今現在のことにいっぱいいっぱいになってしまうので、引いて考えてみるという時間を作って、色々な角度からイメージすることが大切だと思います。

寺脇:引いて考えるのと、ちょっと角度を変えて色々なところから見てみるということですね。

岡本:そうですね。でもそれってものすごく楽しいんですよ。前回蜷川さんも1人合宿をやると話していましたが、いろんな可能性を自分で妄想した結果、新しい可能性の発見につながることもあります。
 

新規事業の責任者に必要な素質

寺脇:次は新規事業について、「新規事業の責任者に必要な素質は何ですか?」という質問が若手社員から寄せられています。

飯塚:当たり前ですが、1つはリーダーシップその人のために付いていきたいと周りの人に感じさせるものが明確にある人ですね。
そしてもう1つ、精神的な強さも必要だと思います。

飯塚 勇太 株式会社サイバーエージェント 専務執行役員/学生時代に写真SNS「My365」を立ち上げ、2011年シロク設立、代表取締役社長に就任(現任)。2012年4月サイバーエージェント新卒入社。2014年10月サイバーエージェント執行役員に就任。2018年12月よりCAM代表取締役社長を兼任(現任)。2020年3月よりタップルの代表取締役社長に就任(現任)。2020年12月サイバーエージェント専務執行役員就任(現任)。
飯塚 勇太 株式会社サイバーエージェント 専務執行役員/学生時代に写真SNS「My365」を立ち上げ、2011年シロク設立、代表取締役社長に就任(現任)。2012年4月サイバーエージェント新卒入社。2014年10月サイバーエージェント執行役員に就任。2018年12月よりCAM代表取締役社長を兼任(現任)。2020年3月よりタップルの代表取締役社長に就任(現任)。2020年12月サイバーエージェント専務執行役員就任(現任)。

寺脇:精神的な強さとは、どういうことでしょうか?

飯塚:新規事業の多くは失敗してしまうんですよ。毎回大きなダメージを食らってしまうガチャを引くような感覚です。(笑)

寺脇:ダメージ食らうことを分かっているけど引くということですね。

飯塚:いつ当たりが出るか分からないけど引き続ける。1回で当たる人もいるし、ずっと引き続けていても当たらない人もいます。だからこそ、精神的な強さとリーダーシップ、この2つの側面が若手に限らず本当に大切な素質だと思います。

寺脇:そこを耐えながら引き続けられる勇気というか、タフさがあるかということを見られているのですね。岡本さんはどうでしょうか?

岡本:飯塚さんと全く同意見です。
あともう1つあるとすれば、失敗した時にケツを拭ける人というか、自分で責任持って最後までやり遂げられる人ですね

寺脇:なるほど。

岡本:そういった責任感も大事だと思います。シロク設立後、何度も事業ドメインを変えてきた飯塚さんが言うと説得力があるよね。

飯塚:これまで何度も失敗してたくさんケツ拭いてきていますからね。(笑)

寺脇:その自分のケツを自分で拭く力は、お二人からみてもすごく大事なんですね。

岡本:そうですね。広告事業の執行役員を務める内藤さんや山内さんも、色々なチャレンジをしているじゃないですか。彼らの共通点は、必ずケツを拭くところ。やはりそういう人には次のチャンスも回ってきますね。

寺脇:多種多様なチャレンジをするからこそ、欠かせない要素という訳ですね。

岡本:そうですね、新しいチャレンジの場合、全部が上手くいくことはほとんどないので。

「21世紀を代表する会社」とは

寺脇:最後の質問になりますが、お二人が考える「21世紀を代表する会社」とはどういう会社でしょうか?

岡本:私のイメージは、名前を聞いたらワクワクして、みんなが知っていて、様々な価値がある仕事とかサービスをどんどん提供している、そういった会社です。まさに、これまで日本を牽引してきたトヨタ自動車やソニーのような会社です。現代のそういう存在になりたいですね。

寺脇:どういう事業をやっている、とかではなくてそういう存在になりたいということでしょうか?

岡本:そうですね。私が管轄する広告事業においては、「広告産業の歴史を変えよう」とメンバーと話していますが、サイバーエージェントオールの視点で考えると、そういう存在を目指したいですね。

寺脇:ありがとうございます。飯塚さんはいかがでしょうか?

飯塚:事業軸で考えると、インターネットという大きな産業において、色々なジャンルで1位を取ることが僕にとって、21世紀を代表する会社だと思います。また日本に留まらず、リクルートのように海外でのチャレンジもやっていきたいです。
組織軸でいうと、人の人生を、日本で21世紀に1番変化させた会社にしたいと僕は思っています。僕自身すごく斜に構えた学生だったのですが、サイバーエージェントという会社に入って色々学んだことで、本当に人生が変わりました。心から入社して良かったと思っています。そういう風に思ってくれる人が日本で1番多い会社になりたいですし、そんな会社をこれからも創っていきたいと思っています。

寺脇:なるほどですね。まだまだお話を聞きたいところですが、そろそろお時間が近づいてきたようです。今日は貴重なお話ありがとうございました。
 

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2022年4月1日、サイバーエージェントに241人の新入社員が入社しました。入社後の研修ではオフラインを主軸とし、一部オンラインも併用し実施。サイバーエージェントではビジネスコース・エンジニアコース・クリエイターコースの3つの職種に分かれており、全コース合同の研修後、各コースに分かれて研修を行います。この記事ではビジネスコースを中心に、研修内容や工夫点を新卒人事チームよりお届けします!

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