“好き”をパワーに、成果を出す働き方

女性横断組織「CAramel」は、十人十色の女性の働き方を応援し、様々な活動を行ってきました。本特集では「何色にもなれる、カラフルキャリアなサイバーエージェント」をテーマに、様々な働き方を自ら創り出してきた女性社員をご紹介します。今回はメディア事業部のAmebaマンガでPMとして活躍している若手女性社員にインタビューしました。
Profile
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【インタビュー対象者】
森優巴奈
2019年新卒入社。配属先のAmebaマンガにて、サービスの企画運用や、新ページ・新機能作成を担当。現在はPMとして、“出会い”に注目した改善や分析に従事。 -
【インタビュアー】
加藤由佳
2019年新卒入社。Amebaの広報担当を経て、AmebaNewsを立ち上げ。現在は、プロデューサーとしてAmebaの新規事業、コマース事業の立ち上げに従事。
好きなコトで勝負した方が活躍できる
ーーアニメやマンガコンテンツの知識量に定評がありますが、もともとコンテンツが好きだったのですか?
はい。幼い頃からアニメやマンガが大好きで、当時は漫画家になりたいと思っていたくらいです(笑)。でも、成長していく中で、自分にはクリエイターとしての才能はないと痛感し、自分の好きなことに携わりながら働く方法は他にないかと模索するようになりました。
そういったこともあり、学生時代は色々なインターンに行き、自分が楽しい!好きだな!と思える仕事は何なのかを探し続けていましたね。
ーー「好きなことを仕事にしたい」という強い想いを感じますが、その理由は何でしょうか?
人生の大半が働く時間になるからこそ、とにかく仕事を楽しみたいというのが大きな理由です。
私は、自分の好きなことに関われた方が仕事を楽しめるんじゃないかな?と考えているんです...。
そうすれば、誰よりものめり込むことができるはずですし、結果知識が増え、成果にも結び付きやすい。
そのため、なるべく自分が好きなもので勝負した方が活躍もしやすいと思います。

“好き”だからこそ、周りと比較せずに済んだ
ーー好きなことを仕事にした時、好きなことだからこそ起きる理想と現実のギャップはありましたか?
正直ありましたね(笑)。
新卒から「Amebaマンガ」に所属していますが、入社前はもっと漫画の魅力を世の中に広める広報の仕事をメインにできると勝手に想像していました。
実際に入社してみると、事業やサービスの状況により、やるべきこと・できることは当然ながら限られています。プロダクト開発やコンテンツ企画に注力するべきフェーズであれば、そこをがむしゃらに頑張る。今考えてみると当たり前のことですが、最初はギャップを感じましたね。
ーーギャップを感じながらも、成果に執着し続けられたのはなぜですか?
「事業の成長=自分の成し遂げたいこと」になっていたからだと思います。
私がやりたいのは、マンガ業界を盛り上げること・クリエイターへ還元することです。目の前のミッションは直接的には結びつかないかもしれない。ただ私が成果を出すことで事業が成長し、延いては自分が目指す未来に近づくことができると考えていたので、例え想像と違う業務だったとしても頑張ることができました。

ーーなるほど。事業の方向性と自分のやりたいことのシンクロが大事なんですね。実際、好きなことを仕事にしてみてよかったことはありますか?
まず1つ目は、好きなこと=仕事なので、活躍している周りの社員と変に比較することなく目の前の仕事に熱中できた点です。周りの目を意識することが原動力になる方もいると思うので一概には言えませんが、私には自分のペースでミッションに集中するスタイルが合っていました。
2つ目は、領域の知識を楽しみながらインプットできる点です。インプットが楽しいのでどんどん知識が溜まっていき、それをまた仕事に活かすという好循環が作れた時は、自然と成果を出すことができました。
仕事で失敗して上手くいかず落ち込んだ時も、家に帰ってマンガを読み漁ってます(笑)。
好きだからこそ、憂鬱な仕事も“苦”にならないんですよね。

熱中できれば、どんな“好き”でも良い
ーー自分の好きなこと・やりたいことが見つからない場合は、どうしていくのが良いと思いますか?
まずは今までの人生を振り返り、少しでも嬉しかった体験・楽しかった出来事に目を向けてみるのが良いのではないでしょうか。見つかったら、どこが嬉しかったのか?何故楽しかったのか?など深掘り言語化していくことでヒントが見つかるかもしれません。
「チームメンバー・組織が好き」「関わっている事業・サービスが好き」「自分の職種が好き」など、どんな形でも良いと思います。
自分が熱中できる思えるモノ・コトであれば、どんな“好き”でも、パワーとなり自然と成果にも紐づきやすい気がしますね。
ーー過去を振り返ってみるのがポイントですね。ありがとうございます。最後に、森さんおすすめのマンガを教えてください。
『ひらやすみ』です!
私自身、仕事がうまくいかなくて落ち込んだ時によく読んでいます。心のエネルギーを回復できる内容だし、さらっと読めるのでとてもおすすめです。
https://dokusho-ojikan.jp/series_list/series_id=192439

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