内定者の約6割が経験!
内定者アルバイトの実態に迫る

サイバーエージェントでは内定者が入社するまでの期間、社員同等の実務を経験する「内定者アルバイト」という制度があり、毎年約6割の内定者が様々な部署で働いています。
今回は実際に内定者アルバイトとして働く3名の内定者にインタビュー。「実際に何をしているのか?」「なぜその事業部を選んだのか?」など、内定者アルバイトの実態に迫ります。
想像以上の裁量の大きさ
内定者バイトを振り返る
──どのような業務を担当しているか教えてください。

村澤
株式会社シロク の自然派ライフスタイルビューティーブランド『N organic』のマーケティングを担当しています。
お客様にどう自分たちの商品を知っていただき、手に取ってもらうかをユーザー目線で考えて仮説を立てて提案し、その実行までを担当します。実際に自分の提案によって数倍の効果があったこともあり、ダイレクトな反応を得られることがやりがいです。


奥山
インターネット広告事業本部で、GoogleやYahoo!を活用したインターネット広告の営業を行う部署で働いており、主に営業活動を通じて、クライアントのマーケティング戦略の立案やコンサルティングをする業務を行っています。
Google・Yahoo!の媒体はインターネット広告予算の中でも大きな割合を占めることが多く、定量的なデータを元に改善案を出していきます。インターネット広告は数値がリアルタイムに移り変わるため、クライアントの課題に対して、分析した内容で成果がリアルタイムに反映されるのが面白いです。

築舘
株式会社CAMで『乃木坂46』の公式ファンクラブ運営をしています。
会員向けの施策を0ベースから企画し、ディレクション、PRなど、企画から実行まで一貫して担当しています。
もともとアイドルやアーティストが好きだったので、「どんな企画ならファンの方が喜んでくれるか」を考えるのはとても楽しいです。

奥山
裁量権の大きさにびっくりしました。
インターネット広告事業本部はかなり大きな組織なので、裁量権あると言われていても実はそんなことないんじゃないかと少し疑ってたんです(笑)。ただ、実際に働いて見ると、スタートアップのベンチャー企業で以前インターンしていた時と全く変わらない裁量の大きさで、びっくりしました。
いい意味で突き放されるというか、「とりあえず自分で考えてやってみて!」というスタンスなので、自分から動かないと何も進みません。そのため、多くの先輩方にアドバイスをいただきながら、クライアントに向けた提案の機会をいただいています。そしてその提案内容に関して、トレーナーと振り返りを行い、更にPDCAを回すという毎日なので、日々成長している実感が湧きます。


築舘
僕は一言でいうと「絶望」でした(笑)。
RPGに例えると、レベルが上がると使える技や倒せる敵が増えるので、ゲームが面白くなりますよね。仕事もそれと同じで、レベルが上がるとできることが増えて楽しくなるので、ずっと高いレベルを目指していきたいと思っています。
そのため、「まずは少しでも早く先輩社員のレベルに追いつきたい」と意気込んでいたのですが、それがもう果てしなく遠くて・・・。仕事をすればするほど、「どれほどの経験値を積めばこの人たちに追いつけるのだろうか」と気が遠くなりました。
サイバーエージェントは若手の活躍や抜てきがフィーチャーされやすい会社ですが、中堅層と呼ばれる年次の存在感がないわけでは決してなく、むしろ本当に壁が高いです。
なので、「強者がうごめいている会社だな」と、いい意味で絶望しました(笑)。ただそれを内定者の時に知ることができたのは大きな収穫だと思います。

村澤
私はとてもワクワクしています!ただ、最初はとても葛藤しました。
バイトを始めてから、自分への過度な期待を持ってしまっていて、理想と現実の乖離があり、それに悩んでいた時期がありました。ただ、トレーナーや社員にも時間をもらって悩みを全て共有したところ、一瞬で吹っ切れたんですよね。
「自分ができないのを認めて、失敗してもいいから行動してみる」というマインドになり、物事をポジティブに捉えられるようになったんです。それからは自分でも驚くくらい行動や意識が変化し、それがワクワクに繋がっていると思います。内定者の時に鼻をへし折られたのがよかったです(笑)。
現部署をアルバイト先に選んだ理由は?
──なぜ現部署で内定者アルバイトを始めたんですか?

村澤
「もっと事業について知りたい」と思ったからです。
母が経営をしており、何歳になっても社会で働き続けるかっこよさを間近で見て育ってきました。そのため、自分がどれだけ社会に価値を出せるのか、市場価値のある人間になることを目標にしていたのですが、サイバーエージェントのインターンシップに参加した時に、自分に全く事業の知識がないことに愕然としました。
インターンシップが終わっても、「もっと事業について知りたい」と思い、メンターとして参加していた『N organic』責任者の井上さんに話を聞いたことでシロクの事業に興味を持ち、アルバイトとして働くことになりました。

築舘
企画から実行まで一気通貫で関われる仕事を求めており、CAMはそれができる環境だったからです。
自分に何ができるのか、何に向いているのかが分からない状態だったので、まずは企画の立案から実行までのの流れ全てを経験して、自分の強み・弱みを把握したいと思っていました。
また、エンターテイメントが好きな自分にとって、CAMがエンタメ領域で事業を展開している点も魅力的でした。


奥山
事業全てに興味があり、やりたいことが明確だったわけではなかったので、最終的な決め手は「人」でした。
サイバーエージェントでのインターンシップでチームのメンターだった社員が非常に優秀な方で、かつ熱量が高く、その社員が働いていたところで働きたいと思ったのが、インターネット広告事業本部で働くことにした理由です。
“働くことをゴールにしてはいけない”
内定者アルバイトをする際に大切なことは?
── 内定者アルバイトで成長したと感じるポイントはありますか?

村澤
社会人としてのマインドやスタンスの学びが大きいと思っています。
社員と同様の仕事を求められるので、学生気分ではなく本気で成果を出したいと思って働いています。また仕事を通して就活時には気付かなかった自分の価値観に改めて気付いたりもしたので、内面での成長も大きいと思います。

築舘
“まだない”というのが正直なところです。
というのも、内定者アルバイトを始めてから、「最後までやり切れたこと」や「成果を出せたこと」がないからです。
もちろん、内定者アルバイトをする上で視野が広がったり、できることが増えていったりする感覚はあります!ただ、「成長」は成果を出した後についてくるものだと考えています。
事業において売上や利益、ユーザー数などの数字が伸びない限り「事業が成長した」とは言えないように、僕もまだ成果を何も出せていないので、まずは成果を出すことに集中したいと思います!
──内定者アルバイトをする際、大切なことはありますか?

奥山
“働くこと”をゴールにしないことだと思います。
サイバーエージェントは裁量もあり、若手から活躍できる環境はもちろんあると思うのですが、“サイバーエージェントで働く=成長できる”ということではないと思います。“何のために働くのか”という目的意識を持たなければ時間の浪費になってしまい、宝の持ち腐れです。
なので、目的意識を持って臨むのが、成長にも繋がると思いますし、「内定者期間で何を得たいのか」を考えて、その手段として内定者アルバイトが自分の目的に当てはまるのであれば、内定者アルバイトをしたほうがいいと思います!
他にも内定者期間から、さまざまな取り組みを行っておりますので、是非選考にお進みください!
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会社の持続的成長へと繋がる、サイバーエージェントの“現場社員が本気でコミットする”採用活動

当社では、創業一年目の1998年から新卒採用を開始。会社の持続的な成長に人材は欠かせないと考え、「良い人材を全力を尽くして採用し、育成することで会社を伸ばす」という方針のもと組織運営をしています。
その時々の会社のフェーズに合わせ、絶えずアップデートしながら注力してきた採用活動。なぜこれほど熱量高く取り組むのか、採用育成本部 本部長 石田と、新卒採用プロジェクト「YJC neo」総監督 田中の2名に聞きました。