サイバーエージェントの名物インターンシップ“弟子入り”
~師匠と弟子のリアル~

会社と学生の相互理解と就業イメージの醸成を図るため、2020年卒ビジネスコース採用より、全ての選考者の選考過程にインターンシップを導入している当社。その中に実際のビジネスの現場を体験できる「弟子入り」というインターンシップがあります。受け入れる側の先輩社員”師匠”はどのような社員なのか、そしてどのような気持ちで弟子入りに臨んでいるのか。師匠と弟子、それぞれに話を聞きました。
“弟子入り”とは
「弟子入り」とは、当社経営陣や子会社社長、各部門の事業責任者など活躍社員を「師匠」として弟子入りし、リアルなビジネスの現場を体験できるインターンシップです。1~2日間で師匠から出されるお題に取り組み、リアルな現場を体験することができます。師匠社員の人選は、選考者の希望や能力に合った社員を人事と相談して設定します。

※選考フローは毎年変わります
“師匠社員”一部紹介
「着飾った関係ではなく素のままを見せ合いたい」
師匠の”弟子入り”にかける想い

「弟子入り」の一番の目的は入社後の”ミスマッチをなくすこと"だと思っています。面接の場では学生が自分を良く見せようとし、会社側も良い面を見せようとお互いが着飾った関係になってしまい、本来の姿を見せることができずミスマッチが発生します。ですが、本当の現場は学生が思い描く社会人のイメージよりもずっと泥臭いもの。その理想と現実のギャップを見せるのに「弟子入り」制度は有効な役割を担っています。「弟子入り」のメリットは、自分のなりたい姿の先輩社員のすぐ側で働けること。例えば経営者を目指す学生にとっては、決断経験をいかに積むことができるかが肝になるため、決断回数の多い経営者の側で学ぶことがマストになると思っています。それを学生時代から体験できることは良い経験になります。
「弟子入り」では、通常の30分間の面接では判断できないようなパーソナルな部分をメインで見ています。課題に対して良いアウトプットを出すことももちろん重要ですが、それよりも課題への向き合い方や人間性が大切です。私自身、現在は子会社社長という立場に就いていますが、新卒で入社した直後は仕事ができるというタイプではありませんでした。ですが、愚直に仕事に向き合い続ける姿勢を評価してもらい子会社社長のチャンスをもらっています。与えられた課題に対して120%で向き合えるか、そこは社会人になる上で非常に大切なスキルだと思っています。
サイバーエージェントの採用基準でよく言っているのが「素直でいいやつ」。これはイコール「YESマン」ということではありません。私が考える「素直でいいやつ」は”努力ができる人”。言われたことをただこなすのではなく、そこに想いを持って動ける人と働きたいと思っています。
そのためにも、「どの分野であれば努力ができるのか」を学生には考えてもらいたいですね。就職活動はどんな職種でも可能性となりえるチャンス。「みんなが行く会社だから」という理由ではなく、熱量を持って自分の時間を投資できる会社はどこなのか、そこを見つけられる学生生活を是非送ってほしいと思います。
「こんな社会人になりたい」
内定者が語る”弟子入り”

就職活動を始めた頃は、正直サイバーエージェントのことはほとんど知りませんでした。たまたまアルバイトの先輩が薦めてくれたことをきっかけに話を聞きに行き、そしてインターネット広告事業本部に「弟子入り」をしました。
営業の先輩社員のアポイントに同行し、施策の振り返りや提案を見学し、その後オフィスに戻った後、改善案のミーティングにも参加した時、僕がぽろっと口にした発言も一案として組み込んでくれたんです。1日しか来ていない学生の意見も案に組み込まれてびっくりしましたね。1~2日という短い期間でも一員として迎えてくれて、意見もしっかり聞いてくれる。また、社員の方々と話すことで、野望を持って仕事をしている人が多いこと、クライアントの課題に対して本気で向き合って努力をしている姿を目の当たりにしました。
社会人になってもここまで情熱を注げられる人たちと働きたいと思いそのまま選考に進みました。「弟子入り」でリアルな現場を見ていなければこの会社に決めていなかったかもしれません。
実際の「弟子入り」をご覧いただける記事もございます。是非ご覧ください。
サイバーエージェント名物”弟子入り”。面接では見ることのできないリアルの現場を自分の目で確かめ、体感してみるのはいかがでしょうか?
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「チャレンジを応援する社風が後押ししてくれた」
周囲へ宣言し続けることで切り拓いた、
フルスタックエンジニアとしてのキャリア

サイバーエージェントでは、グループ全体で挑戦する人を応援するカルチャーが根付いており、その社風を後ろ盾に様々なキャリアを切り拓くエンジニアが多くいます。子会社 CAM、シロク、タップル等においてWebフロントエンド領域の責任者を担いながら、開発も行うエンジニアマネージャーである江尻もその一人です。バックエンドエンジニアとして入社後、ネイティブアプリ、Webフロントエンドと次々にキャリアチェンジを図ってきました。マルチなキャリアを構築することになったきっかけやキャリアの転換点で出会った尊敬する上司の存在、新たな挑戦への想いを聞きました。