新卒バックエンドエンジニア対談。
それぞれが歩んだ成長曲線

採用

サイバーエージェントは、幅広い事業を展開し、各サービスで様々な技術を扱っています。その環境をいかし、目指すエンジニア像に近づくために、確実にステップアップしてきた入社1年目の前田、安部、宮川。メディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業と、異なる事業部で活躍するこの3名に、現在の業務、身に付いたスキル、また今後取り組みたいことなどを聞きました。

Profile

  • 株式会社Colorful Palette サーバーサイドエンジニア 安部 永
    2020新卒入社、Colorful Paletteに配属。「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」の開発に従事。リリース前負荷試験を行なった後、クラウドインフラの運用やログ分析基盤の開発を担当。

  • 株式会社AbemaTV サーバーサイドエンジニア 前田 拓
    2020年新卒入社、ABEMAに配属。機能開発を行うプロダクト開発チームに所属。自動ニュース連携システムの安定化業務や開発者体験を上げるための技術的負債改修を行った後、ABEMAのマスターデータ基盤開発に従事。

  • AI事業本部 AirTrack サーバーサイドエンジニア 宮川 竜太朗
    2020新卒入社、AirTrackに配属。小売企業向け広告配信システム(DSP)の開発に従事。既存システムの保守・運用と新規機能開発の経験を経て、2021年1月より運用チームのリーダーとして開発を率いている。

事業部ごとの異なる魅力

──サイバーエージェントへの入社を決めた理由を教えてください。
 

氏名

宮川

1番大きかったのは、約1ヶ月の長期インターンに参加したときに、若手にも裁量が与えられ、すごく働きやすいと思ったことです。入社後も成長し続けられるイメージが持てました。そのほかには、多くの事業を展開していること、技術以外のマネジメントなどにも取り組める風土があることも決め手になりました。

氏名

安部

幅広い事業を展開しているので、様々な経験を積めそうだと思ったことは、私も入社を決めた理由ですね。キャリアの選択肢が豊富な企業が良いなと考えていました。

氏名

前田

学生のときにスタートアップや受託系のWeb開発企業を経て、そのあと自分で会社を興しました。その経験から、働くにあたって1番大事だと思ったのは、メンバーが互いに尊敬しあって仕事ができる環境に身を置くこと。私はインターンで「ABEMA」に1ヶ月ほどいたのですが、現場で感じたのは、褒める文化がしっかりと根付いていることです。褒める習慣は、信頼関係を築く上で必要不可欠だと思っているので、最終的にサイバーエージェントに決めました。

──今の業務について教えてください。
 

氏名

安部

「プロジェクトセカイカラフルステージ! feat. 初音ミク」というサービスで、主にクラウドインフラの運用を担当しており、サーバアプリケーションの開発も担っています。あとは、Snowflakeというデータウェアハウスなどの、データ分析基盤の運用。これらの業務をメインで任せてもらっています。

氏名

前田

「ABEMA」で、マスターデータ管理システムを構築するチームにいます。その中で、旧システムから一部の機能を新システムに移行するために、整合性を保ちつつデータを同期する仕組みづくりをリードしています。旧システムでのマスターデータに関連する影響箇所を洗い出すことから、新システムへデータを書き込んで不整合を起こさないためのアプローチの考案、不整合が起きた場合に検知するための仕組みづくりなどを主導しています。

氏名

宮川

スーパーや量販店など小売領域の販促を支援する広告プロダクトを開発するチームにいます。DSPという広告配信システムをつくっていて、DSP運用のチームリーダーを担当しています。また、運用しているDSPの中で負債になってしまっている部分をマイクロサービスとして切り出し、リプレイスするということにも平行して取り組んでいます。これは書かなくてもいいんですが、毎週チームで行っているKPT分析という振り返りミーティングで、大トリでボケをかますのも私の大事な仕事です(笑)

氏名

前田

私は、日々の業務の疲れを癒やすために、紅茶を入れて色んな人に配っています(笑)これも私の大事な仕事です!

氏名

安部

私もありました!夏に絶対に短パンを履いてくるという仕事をしています。それで、あだ名が短パンになりました(笑)

──皆さん、元気があって良いですね(笑)学生の頃にやっていたことが、今の業務に生かされていることはありますか?
 
氏名

宮川

学生の頃からサーバーやインフラについてわからないなりに触っていたおかげで、いざ業務に入ったときに概要くらいは知ってるという状態でした。おかげで、業務で使う技術のキャッチアップをスピーディーに行えたので、学生時代に色々やっておいて良かったと思いましたね。

氏名

前田

私も学生の頃から、色々と取り組んでいました。アプリケーションコードの設計を始め、クラウドを活用したインフラ設計やコンテナ化など、入社後に間違いなく使うであろう技術について意識して学んでいました。そのため、現在は、システム全体を俯瞰した上で、細部に意識を集中して業務をこなせている実感がありますね。

氏名

安部

私は逆に、学生時代に開発経験がなかったんですよ。APIという概念ですら、研修で知ったくらい。学生時代に入っていたマジックサークルでステージで使うものをつくり込む、大学の研究で問題の解決まで徹底的に調べるといった経験が、今の仕事にいきているように思います。ものづくりをしたいという気持ちがもともとあって、そう考えたときにエンジニアリングにも興味があったので、ソフトウェアエンジニアを目指そうと思いました。

──今の事業部を希望した理由を教えてください。
 
氏名

前田

新規事業にも興味があったのですが、まずはしっかりと運用されているサービスを見て学びたいと思ったのがきっかけです。学生時代にインターンに参加して知ったのは、「ABEMA」は品質に妥協しないという考えが徹底されている、ということ。プロダクトのクオリティにこだわる組織で学ぶことはエンジニアとしての成長に繋がると考えたので、配属を希望しました。

氏名

安部

私は、純粋にゲームが好きだったんです。ソフトウェアエンジニアになりたいと思ったのも、ゲームがつくりたかったから。ゲーム事業部がつくるコンテンツの面白さを感じていたので、それがどんな風につくられているのかを知りたかったです。また、事業部内で技術共有が盛んに行われているので、知識・知見を広められそうだと思ったことも理由ですね。

氏名

宮川

内定者アルバイト中、広告配信に関わる技術であるアドテクノロジーを経験してみたいと思い、アドテク事業本部(現:AI事業本部)に希望を出しました。実際に働いてみて惹かれたのは、広告などtoBのビジネスの面白さです。また、AI事業本部は、中途入社の社員も多く、若手に任せるサイバーエージェントらしい文化だけでなく他企業のエンジニア文化が融合した独自のカルチャーがあるんですよ。そういう様々な考え方が吸収できそうな環境・文化が自分には向いてると思ったので、今の事業部にしました。

氏名

宮川

とはいえ、実は今自分が向き合っている「小売領域」については、当時そこまで深い知識はありませんでした。しかし、いざ入ってみたら、とても面白くて。スマートフォンの普及で消費者の購買行動がガラッと変わり、さらにコロナ禍でデジタル化が急務とされる小売業界を、サイバーエージェントがこれまで培ってきた技術で変革させていく、という新しい挑戦ができてとても面白いです。それぞれの業界独自の特徴があったり、技術だけでは解決できない課題もたくさんあるので、ビジネスとしても良い勉強になっています。

それぞれが歩んだ成長曲線

──それぞれの社風を教えてください。
 

氏名

安部

私の所属するColorful Paletteには、職種を超えてものづくりを行う文化があります。これは、ゲーム事業部全体に言えるかもしれないですね。サービスのリリース前に行うゲームプレイ会には、ビジネス、エンジニア、デザイナーと職種関係なく参加します。そこで受けた様々な意見を反映させ、全員でより良いサービスを提供しようと取り組んでいます。

氏名

前田

これは「ABEMA」に限らないことだと思いますが、若手のチャレンジを歓迎する社風があると思います。例えば、去年リリースした「ABEMA PPV ONLINE LIVE」。これは、「ABEMA」で配信される有料オンラインライブを1コンテンツごとにABEMAコインを使用して購入、視聴できるというものです。この機能の開発で、テックリードとしてチームを引っ張っていたのは2年目の先輩。若手がチームを率いて挑戦している会社だなと思います。

氏名

宮川

AI事業本部もそうですね。私が所属しているチームの開発責任者は、2年目のときに任されたそうです。そういった若手が抜擢されている事例が多い。また、AI事業本部では、エンジニアとビジネスメンバーで議論することがよくあります。技術だけでなく、クライアントに喜んでもらえるもの、売れるものをつくるにはどうしたらいいか、というところまで関わっていけるのは面白い。独自の社風かなと思いますね。

──それぞれの環境で、技術面ではどのようにスキルアップできたのでしょうか?
 
氏名

宮川

AI事業本部は、広告配信プロダクトをはじめ、医療や行政DX向けのシステムなど様々なサービスをつくっているので、サーバーサイドやインフラの知識を幅広く得ることができました。インターネット広告特有だと思うのは、数億件という規模のデータを扱うところ。その件数のデータをどう処理するのか、計算量を意識した実装を考える必要があります。パフォーマンス面も意識することが多いですね。秒間何万リクエストといったオーダーがくるのも当たり前なので。どう捌いていくのかを考えるのは難しいところですが、この経験は確実にスキルアップに繋がっていると思います。

氏名

前田

今携わっているプロジェクトでは、CQRS+Event Sourcingと呼ばれるアーキテクチャを採用しています。もともと概要しか把握していなかったアーキテクチャを実践してみることで、サービスをスケールさせるための設計や課題について深く知ることができました。また、社内の基盤を活用するためにはデータを複数の組織に送る必要があります。「ABEMA」の開発チームは大きな組織で、関わる組織が多ければ多いほどデータ連携に課題が出てきやすい。データ連携のリアルタイム性が犠牲になったり、データ不整合時のリカバリー処理が煩雑になったりという問題が起き始めます。こういった課題と解決へのアプローチは、大きな開発組織だからこそ経験できることで、技術的成長を実感しています。

氏名

安部

サーバーのAPI開発の基本的なところや,クラウドインフラの構成についての知識が身に付きましたね。ほかには、負荷試験に取り組んだときにスレッドやメモリなどOS周りも調べることが多かったので低レイヤーよりの知識や、データ分析基盤の運用を通じてSnowflakeやログ設計に関しても知識を蓄積することができました。

──チームでの仕事の進め方においては、いかがですか?
 
氏名

前田

仕事の進め方には大きな変化があったと思います。学生のときは小さな組織で開発をしていて、すべてが自分の手の届く範囲にありました。一方、「ABEMA」は100人以上のエンジニアが携わる大規模な開発組織。チームの先輩たちと全体的な方針をすり合わせ、具体的な実行は自分が裁量を持って推し進める、そういった意識が強くなったように思います。

氏名

安部

入社前に思い描いていたエンジニア像は、黙々と作業するイメージでした。でも実際は、そうじゃない。開発を進めるには、クライアントと方針を決めたり、プランナーを巻き込んで仕様を詰めたりする必要があります。最初は黙々とやってしまって手間取ることが多かったのですが、そこに気づいててからは、円滑に進むようになりました。コミュニケーションを大事にするという意識ができたのは、大きな成長の1つかなと思います。

氏名

宮川

成長できたポイントは、先を見据えてリーダーとしてチームでどういうタスクをやっていくべきかを考えられるようになってきたところです。あとは、ドキュメントをしっかり書こうという意識が強くなりました。目的としては、今プロジェクトに関わってない人が入ってきたときに、スムーズにキャッチアップしてもらうこと。チームで仕事をする上で、成長できたポイントだと思っています。

氏名

前田

私が所属してるチームも、ドキュメントを書くことを大事にしています。システム障害が起きたときの再発防止の方法などが、ポストモーテムような形で管理されています。問題が起きたときは、その後の対応と再発防止が大事だということも学びました。

目指すエンジニア像も様々

──約1年働いてみて、考え方で変化したことや大事にしていることはありますか?
 

氏名

安部

入社前は漠然と技術を突き詰めたいと考えていました。ゲームづくりがしたくて、自分で考えたアイデアを1人で実装できるくらいの技術力がほしいと思っていたんです。でも、サービスの運用経験を通じて、技術で課題解決することにやりがいを感じるようになりました。今、仕事をする上で念頭に置いているのは、課題を解決するために技術があるということ。また、幅広い解決策を提案できるように、本やWeb記事などからのインプットは欠かさないようにしています。

氏名

宮川

私は「どんな問いに対しても答えを持つこと」と「自分の発言に責任を持つこと」を意識するようになりました。前者は特にマネジメントする立場として意識するようになりましたが、普段の技術的課題や実装に取り組む際にも大事にしています。考え続けることは大変ですが、その分成長につながっている実感があります。後者は大切だとわかっていても、実際に行動に移すのは難しい。信頼されるには外せないポイントだと思うので、意識するようにしています。

氏名

前田

特に学生のときは、今後技術的負債にならないように、という考えを念頭において設計をしていました。「ABEMA」にきてから強く意識するようになったのは、負債とどう向き合い、共存し、改善していくかというサイクル。大事なのは今ある課題と向き合い、どう改善していくかを見定めて取り組んでいく姿勢だと思うようになりました。

──その上で、皆さんが目指すエンジニア像について教えてください。
 
氏名

前田

直近だと、まずは小規模から中規模の組織で開発を率いるエンジニアになりたいと思っています。そのためには、自身の技術力の向上は勿論のこと、後々開発がスケールしやすい設計や文化がある組織づくりができなければ、サービス自体も成長しません。仕事を進める上で重要なことが詰まっているため、そのような環境でチャレンジができたらいいなと思います。

氏名

宮川

エンジニアリングマネージャーになりたいです。理由は2つ。1つは、コードを書くこと自体よりも、コードを書くことを通じた「ものづくり」が好きだから。AI事業本部には高度な専門性を持つエンジニアや研究者がたくさんいます。そういった技術力のあるエンジニアのパフォーマンスを最大限引き出しながらものづくりをしていくことに貢献したいと思っています。もう1つの理由は、コミュニケーションをとるのが好きだから。チームでのものづくりにおいてコミュニケーションは大切なことだと思っているので、自分の強みとしていかしていきたいです。

氏名

安部

いわゆるソリューションアーキテクトと呼ばれるような立ち位置で、課題解決ベースでの技術適用が得意なエンジニアになりたいと思っています。課題を解決できたときの達成感が好きで、それによって喜んでもらえたときにやりがいを感じるからです。まずは社内の課題解決に積極的に取り組んでいきたいです。

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