リモートワークでも熱量が高い組織を目指す
”関係性貯金”を増やす社内コミュニケーションとは

カルチャー

~「相互理解」施策3選~

サイバーエージェントでは、10月より特定の曜日をリモートワークの日とする「リモデイ」の運用を再開し、オフィス出勤とリモートワークを併用するハイブリッド型の働き方を取り入れています。ニューノーマル時代の新しい働き方へと移行する中、従来より当社の競争力のひとつである企業文化「熱量の高い組織の実現」を推進する役割として新たに発足した『次世代ワーク推進室』。リモートワーク下で組織に活気をもたらす社内コミュニケーション・活性化施策について、実際に各事業部で取り組んでいる事例をもとに企画・運用のポイントについてテーマ別に連載形式でご紹介していきます。
今回のテーマは『相互理解』。仕事の話ばかりを終始してしまいがちでオフィス出勤と比べると雑談の数なども大幅に減ってしまうリモート環境では、自然と社員同士の「関係性貯金」が徐々にすり減ってしまうもの。当社では、社員同士のつながり醸成や関係性の質を高められるような施策を通じて、「関係性貯金」の残高を増やす工夫をしています。

趣味や価値観、バックボーンなどお互いをよく知る機会を設ける
「毎日の朝会を有効活用」「Good&New」「趣味トーーク」

リモートワークに限らず、良好なチームワークや円滑なコミュニケーションを実現するためには、まずはお互いの「人となり」を知ることが大切です。趣味や価値観、バックボーンを知るために、各事業部で様々な工夫をしています。

毎日の朝会を有効活用

チーム全員でまとまった時間をとるのが難しい営業職が多いチームでは、チーム全員が毎日顔を合わせる「朝会」の時間を利用して、テーマに沿ったエピソードトークを披露したり、自分の一面をクイズ形式で紹介するコンテンツを行っています。一日の始まりのちょっとした時間で実践できる取り組みなので、慌しい朝をいい雰囲気でスタートしたい組織にはおすすめです。

リレー形式のしゃべり場「Good&New」

チャットツールSlackを活用してリレー形式で自己紹介を行っているチームもあります。ルールは単純で、専用チャンネルに自己紹介文と次のメンバーを指名して投稿し、指名された人は24時間以内に自己紹介文と次の人を指名して投稿、とリレー形式につなげていくものです。バトンパスをしていく仕組みなのでメンバー全員を巻き込みやすい点と、スキマ時間に読めたりスタンプで反応ができる、チャットならではの手軽さが好評です!

趣味を語るLT会「趣味トーーク」

タップルでは、リモデイのランチタイムを活用して、メンバーが交代で自身の趣味や嗜好について紹介する「趣味トーーク」を開催しています。これまでに開催したテーマは【毎日がちょっと楽しくなる ‘’with 占い life’' 】や【3ヶ月で-10kg痩せた話】など多岐にわたっています。好きなことをキラキラして語る姿は、それまで知らなかった仲間の新たな一面を知る機会にもなっており、メンバー同士がより仲良くなるきっかけとなっています。

ツールを活用してリアルに近い距離感を演出
「Spatial.chatランチ」

リモートワークが始まった当初組織内に新しいメンバーも多かったAmeba Pickチームでは、お互いのヒトとなりやキャラクターを知ることを目的に、Spatial.chatを活用した交流ランチを行いました。Spatial.chatは大人数でも使い勝手がよく、バーチャル空間にも関わらずリアルに近い距離感を感じられて盛り上がりやすいので、事業部やチーム内のオンライン交流会におすすめです。
※Spatial.chatとは、FunCorp Lab社が提供するバーチャルビデオチャットのサービスです。参加者のビデオが小さいアイコンに映し出され画面の中で自由に動かすことでき、他の人のアイコンや動画に近づくほど声が大きくなり、離れると聞こえにくくなるなど、リアルな空間のような距離感を表現するサービスです。

<おすすめポイント>

  • 好きな動画や写真を空間に貼り付けることができるため、最近ハマっているYouTubeをみんなで鑑賞したり、好きな芸能人の顔などを見ながら語りあうなど、楽しみ方が多様で盛り上がりやすい
  • 同時に何人でも話したり会話ができる
  • 参加人数が多くても、アイコンを移動するだけで新しいグループが作れたり、グループ間の移動も簡単。ストレスを感じることなく若手社員も色んなグループにJOINしていた
  • 違うグループの様子も見ることができ、他のグループの会話がなんとなく聞こえつつ自分たちのグループの会話で盛り上がる、というリアルに近いコミュニケーションができる
※大人数でビデオツールを活用する場合、複数グループに分割する機能がよく使われていますが、他の部屋の話は一切分からず、部屋ごとにコミュニケーションが分断されてしまうデメリットがあります
 

率直な会話で関係性の質を高める会議メソッド
「グロースファインダー」

お互いの強みとこれから期待しているポイントを楽しく議論することでチーム力をあげる会議メソッド「グロースファインダー」をご紹介します。お互いの強みや弱みを分かるだけでなく、率直に会話することで相互理解が深まり、関係性の質の向上やチームの結束力を高めることができる施策です。
既存の信頼関係が高いチームでも、新たな発見があったり成長を軸にさらに良い組織を創る機会になるかと思いますので、ぜひお試しください。

グロースファインダー開催の様子
グロースファインダー開催の様子

※今回はビデオ会議ツールのZoomを活用した方法についてご紹介します
※一人につき10-20分ほど使うため、4人チームならだいたい60-80分が目安です。


<方法>

  1. Zoomのブレイクアウトルームを活用し、フィードバックをもらう人1名(Aさん)は一時的に別部屋に移動します
    ※その人がいない状況で、その人の強みと期待(課題)を議論するのがポイントです
  2. 残ったメンバー3名でAさんの強みを議論します
    ・共同作業が行えるGoogleスプレッドシートやドキュメントに、その人の強みを書き込む(個人ワーク1分間)
    ・司会は書き込まれた内容について深掘りながら、スプレッドシートやドキュメントに書き込まれた意見が誰のものか分からないように3名の意見を順不同に並べ替える
  3. 次にAさんの期待(課題)について議論します
    ・強み同様、個人ワークを1分行って、グループで議論しながらスプレッドシートやドキュメントに書き込む
    ※弱みという表現ではなく、「期待」と前向きな表現にすることがポイントです。加えて、一つ一つの表現には文末に「かも」をつけることで表現を柔らかくします
  4. 別部屋で待機していたAさんを呼び戻します、待機中に考えた自身の強みと期待(課題)についてそれぞれ書き込みます
  5. 司会が代表して強みからフィードバックし、その後に期待について説明します
  6. フィードバックもらったAさんは、強みと期待それぞれに対してみんなの前で自分なりの考えや意見を述べます
    ※期待については、Aさんから全てコメントもらいます。具体的な策の提示ができなくともメンバー全員の前でどう受け止めているのかを伝えるだけでも、「自分たちの意見に理解を示してくれた」という相互理解につながります。
  7. Aさんに絶対に取り組む「ワンアクション」を宣言してもらいます
  8. この流れをチームメンバー全員がやります

参加者からは「幹部メンバー同士の関係性アップに繋がる(本音の対話のきっかけになる)」「自分自身の振り返り的にも参考になった(率直な意見もらう機会は減っているので)」「ファシリテーターが第三者であると、より一層フラットな意見として受け入れやすい」と非常に好評です。


これまで同様、社員一人ひとりがパフォーマンスを発揮し、事業成果を出し続けるために不可欠な“リモートでも熱量の高い組織の実現”に向けて、『次世代ワーク推進室』では、今後もリモートワーク下での組織活性化や社内コミュニケーション施策に関する積極的な事例発信を通じてカルチャーの醸成を図っていきます。

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挑戦するカルチャーの体現
~社歌とOnline Vision Presentation

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「熱量の高い組織の実現」を推進する役割として新たに発足した『次世代ワーク推進室』では、リモートワーク下で組織に活気をもたらす社内コミュニケーション・活性化施策について、実際に各事業部で取り組んでいる事例についてテーマ別に連載形式でご紹介していきます。

今回のテーマは『組織の一体感醸成』。リモートワークは様々なメリットが得られる一方、個々がバラバラになって組織への求心力や一体感が失われるリスクもあります。組織の目標達成のためには、同じ目標に向かって様々な役割をもつメンバー一人ひとりが主体性を持って行動する「一枚岩の組織づくり」が不可欠です。今回は、オンラインでは伝わりづらいメッセージを発信する側の熱量を、バーチャル(オンライン)を駆使した新たな体験によって届けることに成功したCyberZの「オンライン ビジョンプレ」についてご紹介します。

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