新卒が取締役曽山に悩みを直接相談
「ソヤマン、あのね。」

217名の新卒社員の入社から、早くも2ヶ月が経過しました。史上初のオンライン研修を受けた20卒世代は、リモート勤務での社会人としてのスタートに、悩みや不安が例年以上かと思います。
そこで、人事の採用チームに配属された2名の新卒社員が旗振り役となり、取締役の曽山とのオンライン座談会を実施。曽山にどんなことでも聞いていいよ、ということでこのイベントの名前は「ソヤマン、あのね。」。キャッチ―なネーミング通り、曽山と様々なことを話せたと参加者満足度の高いイベントとなりました。
今回は「ソヤマン、あのね。」を企画した2名に、実施背景や内容について話を聞きました。
Profile
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中村 怜樹
2020年新卒入社。ビジネスコース、新卒採用人事。 -
松下 楓
2020年新卒入社。ビジネスコース、新卒採用人事。
入社して1ヶ月
状況に少し慣れてきたからこその悩みを取締役に打ち明ける

編集部
座談会を企画した目的を教えてください。

松下
目的は3つあります。
1、新卒が悩みを打ち明けそれを解決することて良いスタートを切れる状態にする
2、同期の悩みを共有することによって、自身の学びにもすることができる
3、サイバーエージェントをつくりあげてきた大先輩のノウハウを学ぶ
人事に配属後、曽山と話す機会があり、私たちの質問や悩みを聞いてくれましたことがありました。すると曽山が「入社以来リモートだし、他の新卒もきっと悩みを抱えているだろうから、一気に解決できる手段を考えよう」と言ってくれたのをきっかけに、私たちが中心となり企画をしました。


中村
入社するまではわからなかったことが、仕事をしていくと、リモートワークや新卒ならではの悩みが少しずつ出てきたタイミングが入社1ヶ月目でした。
そのため、開催を5月にして参加者を募り、結果として約半数の50名程が集まりました。

編集部
2人も実際に悩みはあったんですか?

松下
そうですね・・!モチベーションをどう保っていくのかや、リモートということもあり周りの頑張りが見えづらいなどを感じていました。

中村
あとは、リモートなので先輩と距離を感じてしまうこともありました。わからないことをその場ですぐに聞くことができず、自分で考える時間が増えてしまったり、巻き込み方がわからなくなってしまったり・・。

松下
それは私も感じました!私は周りを巻き込むのを得意としていましたが、オンラインではささいな話をするというのが難しく、やりづらさを感じていました。
モチベーションのコントロール方法など
大先輩から得た学びは?

編集部
当日のコンテンツを教えてください。

中村
基本的には質疑応答です。
ただ、その場で聞きにくい人もいるかと思いますので、事前にアンケートをとってそれを元に実施しました。インタラクティブな会になるように、当日の質問もOKとしました。


編集部
例えばどのような質問がありましたか?

松下
私が一番印象に残ったのは「モチベーションが保てず、辛い時はどうしたらいいか」という質問です。
そこで曽山が答えていたのは、「感情のコントロールはやめて、仕事や物事をコントロールする」ということでした。

中村
「気分が落ちてしまったり、感情が動くのは仕方がない。しかし、それによって行動も止まってしまうのは絶対によくない。自分ももちろんそういう時があったけれど、そういう時は「これをやろう」と目標を明確にして、自身の行動にベクトルを向けるといい」というものでした。

編集部
感情に引っ張られて行動を止めないようにするということなんですね。

松下
そうです!他にもたくさんの質問が飛び交いましたが、特に反響が大きかったと思います。あとは、20卒世代に期待していることも反響ありましたね。

中村
「失敗を恐れないこと。新卒はどうしても先輩の経験や知識に勝てず遠慮してしまうが、やりすぎだと言われるくらい行動をしてほしい」というものでした。


編集部
この会を経て実際に変わったことはありますか?

松下
仕事の優先順位のつけ方が前よりもできるようになったと思います。
今まで、スケジュールを時間で区切っていたのですが、「今日はこれを決めきろう」など本当にやるべきことに時間をかけるようにしました。

中村
採用チームでは毎日「今日やること」をチーム内で共有しています。やるべきことを宣言することで、日々できた・できなかったで振り返るようになったのがよかったですね。

編集部
実際に開催してみていかがでしたか?

松下
役員との距離の近さをあらためて体感しました。
サイバーエージェントは社員数5000人の会社ですが、この規模になってもここまで役員と近いのは純粋にびっくりしました。「若手の成長を応援する、諦めない」というカルチャーがあり、まさにそれが体現されていたと思います。

中村
自分だけじゃなく、同じように同期が悩んでいるというのを知ってびっくりしたと同時に安心しました。また、サイバーエージェントを創ってきた役員でも、同じく新卒の時代があり、同じような悩みを抱えていたというのを聞いてとても勇気づけられました。
非常に好評だったので、第2弾も開催することになりました。自分たちの研修を自分たちで創っていくというのはうちの会社ならではかもしれませんね。
タスク、ビジョン、モチベーション。入社1ヶ月のみんなの課題は?20新卒と座談会しました
主力ゲームタイトルを担当するPM
日々のプレッシャーとの戦い方

日本のゲーム市場は1兆7330億円を超え、世界第3位と非常に大きい市場です。中でも当社のゲーム事業はスマートフォンゲームにおいて、国内TOP5に入るシェアを誇ります。そのため、1つひとつのゲームは大きな予算、人員が動くビッグプロジェクトばかり。そこでプロジェクトマネージャー(PM)として50名以上のメンバーのマネジメント、開発工程の管理などで実績をあげているのが、株式会社サムザップの笠原です。
元エンジニアでビジネス職にキャリアチェンジ、全社総会でベストプレイヤー賞も受賞している彼女の、プレッシャーとの戦い方について話を聞きました。
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