「スピード感はボルト並!?」
CA子会社「シロク」の弟子入りに密着してみた

採用

数多くの採用を行ってきたサイバーエージェント。
その中でもひときわ異彩を放つ取り組みがある。

それが“弟子入り”。
  弟子入りとは? 第一線で活躍する先輩社員を「師匠」として「弟子入り」し、共にリアルなビジネスの現場を体験する。
というものである。

つまり実際に会社で働いている先輩社員一人に「師匠」になってもらい、マンツーマンで仕事について指導してもらえるのだ。

この“弟子入り”は採用方法としてだけでなく、内定者への研修としても取り組まれている。
今回は新規事業編ということで、株式会社シロクに弟子入りする1人の内定者に密着取材した!

・新規事業の会社ってどんなもの?
・職場の雰囲気は?
・弟子入りってどんな感じなの?

以上のような疑問を解明していきたい!

(取材・文:19内定者)

Profile

  • 弟子:福田 将大

    サイバーエージェント内定者。通称「まーくん」。8月のベストボディジャパン宮崎大会では見事3位に。FLATから内定を掴んだ内定者一の肉体美の持ち主。

  • 師匠:飯塚 勇太

    サイバーエージェント12新卒入社。内定者時代に子会社を立ち上げた実績を持つ。現在、シロクの代表取締役社長。 

  • 三浦 拳利

    サイバーエージェント19年度新卒内定者。この記事の取材・文を担当。

弟子インタビュー「経営者になるという強い想い」

氏名

三浦

本日はよろしくお願いします。

氏名

福田

こちらこそよろしくお願いします。

氏名

三浦

そもそも福田さんはどのような就活をしていたのですか?

氏名

福田

ぼくはもともと小さな商売をしていて、それがきっかけで就活の軸は「事業を作ってみたい」「経営に携わりたい」という観点からそれに近い業界として商社を中心にみていました。

氏名

三浦

実際にどのような商売をされていたのですか?

氏名

福田

インドから自分で天然石を仕入れて、それをアクセサリーに加工して販売していました。しかし、あまり大きな商売にはできなかったんです。

氏名

三浦

そうだったんですね。商社を中心に見ていたとおっしゃっていましたが、どうしてサイバーエージェントに入社しようと思われたのですか?

氏名

福田

就活を進める中で若手から事業に主体的に関われる環境がサイバーエージェントにあると知って興味を持ち、福岡の「FLAT」の選考会に参加しました。そこで新規事業責任者をされている飯塚さんと出会って「経営を学ぶなら経営をするしかない」と言われた事が決め手となり入社を決めました。

氏名

三浦

実際サイバーエージェントの多くの子会社で新規事業を立ち上げていますが、その中でどうしてシロクに弟子入りしようと思われたのですか?

氏名

福田

理由は2つあります。

1つは、「内定者時代から社長を任されている飯塚さんの会社を見たい」という思いと、もう1つは「少人数で事業を作っている環境に興味があった」からです。

氏名

三浦

そんな福田さんの今回の弟子入りの目標はありますか?

氏名

福田

2日間という短い時間の中でどのように新しい事業を作り上げていくのか、またスタートアップの子会社で働く事はどういうことなのかを少しでも感じ取りたいと思っています。

氏名

三浦

応援しています。2日間弟子入り頑張ってください!

師匠インタビュー「ミーティングはやらない」社長が 語るシロク流経営論

氏名

三浦

飯塚さん本日はよろしくお願いします。

氏名

飯塚

よろしくね。

氏名

三浦

シロクってどのような会社なんですか?

氏名

飯塚

これをやるって決まってることはないよ。スケールが大きくなりそうなもの。チャンスがあるというものにどんどん挑戦していく感じかな。

氏名

三浦

なんでも挑戦できる環境なんですね。

具体的に飯塚さんが仕事の中で面白いと感じていることは何ですか?

氏名

飯塚

とにかく全部自分たちでやれることかな。

色々なところに自分たちで市場をみつけて、自分たちで挑戦して成果を出すのはとても面白いよ。

氏名

三浦

シロクの特徴などあれば教えてください。

氏名

飯塚

ミーティングがないことかな。

仮に30分のミーティングを5人ですると、単純計算で150分の業務時間と人件費が取られるよね。その費用に見合う価値が、ミーティングにはないって考えたんだ。

だからシロクでは、話したいことがあったら話したい人の近くまで寄っていって話すようにしてる。

氏名

三浦

なるほど。ミーティングがないって斬新ですが、言われてみれば理にかなっていますね。

最後の質問ですが、飯塚さんの働く上でのモチベーションはなんですか?

氏名

飯塚

間違いなく言える事は1つで「サイバーエージェントを超えたい」ってこと。

氏名

三浦

え?

氏名

飯塚

サイバーに利益や成長スピードで絶対負けたくないんだ。

とにかく早く会社を成長させたい、その一心で働いているよ。

~その頃の福田さん~

トレーナーとなる社員さんからアドバイスを受けており、
1日目は新規事業の調査のためパソコンとにらめっこをしていました。

~初日終了後~

氏名

三浦

お疲れ様です。初日終わってどうですか?

氏名

福田

とても疲れました!

はじめは、「競合となる会社って何だろう」状態から始まっていましたが、社員さんにアドバイスをもらい、調査を進めることで少しずつ理解できてきたと思います。

氏名

三浦

ぼくも調べた経験がありますが、大変ですよね。

氏名

福田

本当に大変です。明日が最終日なので、納得のいく事業提案ができるよう頑張りたいと思います。

氏名

三浦

とても濃い1日でしたね!今日はお疲れ様でした!

その後、シロクの社員さんからの要望もあり「福田流ダイエット講座」を実施していました。

社員さんからはとても好評だったみたいです。
社員さんからはとても好評だったみたいです。

~2日目 アウトプットの時間~

競合調査を終え、実際に事業立案まで作成し終えた福田さん。
飯塚さんと経営陣達が福田さんのプレゼンを聞いていました。
 

氏名

飯塚

これ、新しい事業としてやっていけそうだね。とりあえずやってみようか。

氏名

三浦

え!?

氏名

社員A

これ面白そうだね。まだ誰もやってないし、やりましょう。

氏名

三浦

(こんな感じで新規事業って始まるんだ…)

こうして福田さんの考えた新規事業案は動き出すことに。

~ひと段落して~

氏名

三浦

お疲れ様です。この2日間弟子入りしてみてどうでしたか?

氏名

福田

新規事業に関してはアイデアを膨らますのみで終わっていたのですが、今回弟子入りしたことで競合となる会社の調査してみたり、収益の目標まで細かく事業案を書いたことがはじめての経験だったので難しかったですが、とても勉強になりました。

氏名

三浦

2日という短い期間で多くのことを吸収していく福田さんを見ていてすごいなと感じていました。 弟子入りしていく中で特に印象に残っていることは何かありましたか?

氏名

福田

自分が調査に苦戦していた時、周りの社員さんが声をかけてくれたんです。しかも、デザイナーやエンジニアの方々でした。これまでそのような業種の方からビジネスに対しての意見をもらう経験がなかったのでとても驚きました。

しかし、そのような方々からもビジネスに対しての意見が出て、議論の質を高めあえる環境があるからこそ、シロクが少人数で大きな結果を出せる会社なんだと気づかされました。

氏名

三浦

今回提案された新規事業、動くかもしれませんね。

氏名

福田

ほんとに自分が1番びっくりしています。内定者のうちからこんなチャンスが巡ってくるとは思ってもいませんでした。やるからには本気で取り組みたいと思っています。絶対に事業化します!!!!

氏名

三浦

自分も話を聞いていてワクワクしていました。このアイディアが世の中に出てくることを楽しみにしています!2日間、本当にお疲れ様でした!

その後、福田さんは定期的に東京に来て社員さんとすり合わせをしているそうです。


[まとめ]可能性がある領域には即刻、手を出す

飯塚さんが言っていた「なんでもやる。可能性があれば。」とはこのことかと、体感することができました。

飯塚さんの決断力や即行動に移す姿に驚いたのと同時に、サイバーエージェントならではの「失敗を笑わない」という文化はこのような決断スピードまでも速くさせるのだと感じました。

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対象者は1,000名以上、サイバーエージェントが日本一GitHub Copilotを活用している理由

採用

当社ではAI時代においてもリーディングカンパニーであるために、技術力を駆使して会社の持続的な成長を創出することを目指しています。2006年より「技術のサイバーエージェント」ブランドを掲げていますが、それらを実現するため2023年を「生成AI徹底活用元年」とし、様々な取り組みを進めています(参照:「AI時代においてもリーディングカンパニーを目指す、サイバーエージェントの技術戦略」)。

AIによって、技術者を取り巻く環境は大きく変化しましたが、その最たる例がGitHubが提供するAIペアプログラマー「GitHub Copilot」ではないでしょうか。当社では2023年4月の全社導入以来、対象となる1,000名以上の技術者のうち約8割が開発業務に活用しており、アクティブユーザー数日本一、またGitHub Copilotへのコード送信行数、GitHub Copilotによって書かれたコード数も国内企業においてNo.1の実績です。

社内でGitHub Copilotの活用が大いに進んでいるのはなぜなのか、旗振り役を務めるDeveloper Productivity室 室長 小塚に話を聞きました。

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