未経験で「AbemaTV」の女性プロデューサーへ
『今日好き』ヒットの裏側に迫る!

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「AbemaTV」の大人気オリジナルコンテンツ、恋愛リアリティーショー『今日、好きになりました。(以下:今日好き)』。現役高校生たちが、“運命の恋を見つける、恋の修学旅行”をテーマに、限られた時間の中で本気の恋をする、リアルで等身大な様子を追いかけるリアリティーショーです。

『今日好き』を手掛けるプロデューサーは2016年にサイバーエージェントに新卒入社をした高木佐代子。入社時は「Ameba」でプランナー等を担当していたものの、2年目に社長の藤田へ番組提案をしたことをきっかけに「AbemaTV」へ異動。そして『今日好き』ヒットの立役者となりました。どのようにしてヒットへ導いたのか。番組づくりについて話を聞きました!

Profile

  • AbemaTV 総合編成本部 制作局
    高木佐代子

    2016年度に新卒入社し、メディア事業本部Amebaプラットフォームへ配属。2017年にはアメーバブログでプランナー/ディレクターを担当。社長 藤田への企画提案をきっかけに同年10月よりAbemaTV制作局に出向。

“等身大”を追求した番組づくり

 ──「AbemaTV」にジョインしたきっかけは?

新卒2年目に、社長の藤田に番組企画を提案する機会があり、そこに呼んでもらったことがきっかけです。それまでは「Ameba」のプラットフォームのプランナーや、アメーバブログのディレクターをしていましたが、「AbemaTV」が女性向けの番組を強化するタイミングで、番組企画の場に若手枠として参加し、その後すぐに異動することになりました。


 ──もともと番組プロデューサーを志望していたんですか?

いえ、突然の異動だったのでびっくりしました(笑)。「自由に面白いものをつくりたい」という理由でサイバーエージェントに入社を決めたのですが、まさか「AbemaTV」で番組をつくることになるとは想像もしませんでした。ただ、「AbemaTV」という新しいメディアだからこそ正解のない環境で、多くの人の心を揺さぶるようなものづくりができることは、大きなチャレンジになると思いました。


 ──そのような経緯で『今日好き』のプロデューサーになったのですね。番組立ち上げ時のことを教えてください。

『今日好き』はそれまで特番で2度放送しており、私が異動したタイミングでちょうどレギュラー番組化しました。そのレギュラー化のタイミングで、コンセプトごとリニューアルすることに。チームで話し合い、現役高校生の「等身大の恋」を新たなコンセプトとし、番組を見ている高校生たちが自分や友達の恋愛を見ているようだと感じてもらえるように、企画や表現を決めていきました。異動してきたばかりで言いたいことが発言しづらい状態の私に、上司が「どうしたらいいと思う?」と問いかけ続けてくれたお陰で発言できていたので、本当に感謝しています。

「年上だから偉い、未経験だから発言ができないみたいことはなく、みんなの発言を受け止めて成果を出せる環境があります」
「年上だから偉い、未経験だから発言ができないみたいことはなく、みんなの発言を受け止めて成果を出せる環境があります」

 ──なぜそのコンセプトにしたんですか?

友達や知り合い、知ってる誰かという近い存在の人の恋愛にはとても興味があり、聞いているだけで泣いたり笑ったり共感できると思うのですが、知らない人の恋愛って興味が湧きにくいじゃないですか。「どうしたら高校生たちに共感してもらえるか?」と考えた時に、自分の学生時代のことを思い出しました。友達の恋バナは聞くのも話すのも好きだったなって。どんなに勉強や部活が忙しくても、片隅には恋の字があるみたいな(笑)。さらに言えば“友達がしていて自分がしたことのない恋”というものに強く憧れがあると思ったんです。そのため、“手の届かない有名人の夢のような恋愛”を描くのではなく、“誰もが手の届くかもしれない等身大の恋愛”を描いていくことにしました。


 ──番組制作をするにあたり、工夫した点はなんですか?

「等身大」をより明確に伝えるため、参加メンバーは誰もが知っている有名人ではなく普通の高校生にすることと、制作している大人の視点が入らないようにすることです。そうして参加しているメンバーたちの生の感情と、彼らの等身大の視点をそのまま描くことを意識しています。その言葉があまりにも綺麗なので、「台本あるの?」とか「やらせでは?」と言われますが、本当にそんなことはありません(笑)。むしろ台本が決まっていたら、あそこまで自然な言葉や表情、感情が出てこないと思いますし、あんなに誰かの心を激しく揺さぶる表現はできません。
あとは、番組の司会進行役としてスタジオで高校生の恋を見届ける「恋愛見届け人」を、いかに視聴者の気持ちを代弁してくれるキャステングができるかということ。いじるのではなく、メンバーを愛して応援し、自分の経験と重ねてコメントをしてくれる見届け人の皆さんのお陰で、視聴者の気持ちが言語化され、共感を呼び、「今日好き」が更に面白くなったとご意見をたくさんいただくようになりました。

「恋愛見届け人のみなさん、いつもありがとうございます!」
「恋愛見届け人のみなさん、いつもありがとうございます!」

 ──話題づくりには、どのようなことをしたのでしょうか?

認知を拡大させるフェーズで、当時若年層を中心に流行し始めていた「TikTok」を活用しました。文脈なく突然企画を走らせても誰も理解できないので、「今日好き」のスピンオフ番組として「今日好き部」というのを作り、番組の企画として「TikTok」上で“今日好きダンス”を作り発信したんです。このダンスは番組に参加したメンバーに作ってもらい、放送のタイミングで公開。番組参加メンバーの個人アカウントでの投稿からファン層に広まり、そこから人気女優の方やタレントが自身のアカウントで“今日好きダンス”に挑戦した動画を投稿したことがきっかけで、女子中高生たちの中で話題となり、これを真似て動画投稿をする人が急増。テレビで取り上げられるほど大ブームになりました。番組名が一番波及した施策だったと思います。
これが、仮に大人である私たちが作ったダンスだったらこんなに流行らなかったと思います。女子中高生にとって日常生活の中心となっているSNSを活用し、彼らの視点で、彼らがいいと思うものを発信できたことが大きな話題を生み出すことができた成功要因でした。

現在は番組へのロイヤリティを上げるフェーズと捉えています。そのため、視聴者の皆さんと一緒に番組参加メンバーと収録をしたり、学生生活の思い出を作るための企画を実行したりと、オンラインだけでなくオフラインでのリアルな体験ができる場を設け、より身近な存在として感じてもらいたいと思っています。
私達は文脈作りと企画という場の提供をしかできないので、自ら盛り上げて更に多くの人に届けてくれる「今日好き」メンバーと視聴者の皆さんには本当に感謝しています。

学校で仲良くなるためのきっかけをつくりたい

 ──手応えを感じた瞬間を教えてください。

昨年4月のリニューアル時です。番組のテーマを「運命の恋を見つける、恋の修学旅行」に変更し、ビジュアルにのせるキャッチコピーから細かな訴求文言まで、これまでのように状況を説明するものではなく、気持ちを表現するべく話し言葉に変えました。それまではテーマをきっちり設けないことが番組の良さでもあったのですが、レギュラー番組化して2年経ち、変革をしなければならないタイミングでした。今まで育ててきた番組の良さは失わないようにリニューアルすることは想像以上に難しく、常に不安がつきまといましたが、放送後、様々な数字が一気にはね上がる結果に。より視聴者の視点に寄り添い、「等身大の恋」を映し出したことで得ることができた成果だと感じました。


 ──仕事の方針ややりがいを教えてください。

『今日好き』の社内チームはほぼ全員5年目までの若手メンバーで構成されています。これは他のオリジナル番組のチームの中でも異例の若さです。前例を知らないからからこそ、良いアイデアは“一回やってみる”を大事にしています。
また、制作者という立場になりすぎないように、常に一視聴者であり続けるように心掛けています。私は何をするにも自分にあまり自信がないのですが、自由に意見が言えるフラットな環境ですし、いろんな人に頼り相談しながらも最後の決断では自分の勘を信じるようにするようにしています。

「最終意思決定しないといけない時はいつも『せーの』って心の中で唱えながら自分を信じます」
「最終意思決定しないといけない時はいつも『せーの』って心の中で唱えながら自分を信じます」

やりがいは、チーム皆で作り上げた番組や企画が、見ている誰かの心を動かしている、と実感できた時です。『今日好き』は月曜日の夜に放送されるのですが、日曜日の夜にエゴサーチをすると「月曜日が大嫌いだったけど『今日好き』があるから大好きになった」とツイートしてくださる人がたくさんいて、それが本当に嬉しいです。また、電車やカフェで番組の話をしていたり、企画に参加してくれている人を見かける時にもやりがいを感じます。


 ──今後の目標を教えてください。

世の中のムーブメントを作ることです。それによって学生同士が仲良くなるきっかけになったら嬉しいです。そして、今後どんなサービスに携わっていても誇りを持って画面の向こうにいるユーザーと向き合っていたいと思います。


 ──最後にプロデューサーを目指している学生に一言お願いします!

私は、テレビとは全くの関係ないところから急に番組プロデューサーになりました。なりましたと言うか、なってしまった、と言う方が正しいかもしれません。
そのため、「このスキルが無いと無理」ということは、特に「AbemaTV」においてはないと思います。「一般的には」という考えからは何も新しいことは出てきません。知らないからこそ、型破りなチャレンジができます。これが「AbemaTV」の良いところです。

ここまで、楽しい事ばかりお話しましたが、実際に働いてからの感じ方は人それぞれ。気になる人はサイバーエージェントの門を叩いてみてくださいね!


番組概要
4月6日(月)10時より最新シリーズ『青い春編』がスタート!

放送日程: 2020年4月6日(月)夜10時~
番組URL: https://abema.tv/channels/abema-special/slots/DAXtGrqCyezC7Z
番組公式Instagram:https://www.instagram.com/kyousuki_official/

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