新卒1年目で大躍進するための"スタートダッシュ"の作り方

大学3・4年生にとって、学生生活がラストスパートを迎え、新しい扉への不安と期待を胸に抱え始めるこの時期。
学生インターン・内定者アルバイトとして約1年間サイバーエージェントの宣伝本部で働き、入社後も同部署に所属する新卒1年目の日高は”入社前の助走期間”で何を気づき、何を得たのか。
自らの経験を通して気づいた”スタートダッシュの作り方”について話します。
『最先端マーケティング』を学ぶべく宣伝本部へ
大学生の頃から動画編集が好きで、卒業後の進路は映像業界を志していました。
宣伝本部に興味を持ったキッカケは、大学期間中にドキュメンタリー番組の制作会社でADとして働いた経験が大きいです。映像は人の目に触れて初めて完成するものだと気づき、できるだけ多くの人に届けられる力を身につけたいと思いました。
そんな時、偶然見つけたのがサイバーエージェントの宣伝本部。「AbemaTV」という新形態のメディア、そして部署で掲げていた『最先端マーケティング』というスローガンに惹かれ、長期インターンに応募しました。

日高 成樹 (2019年新卒入社)
宣伝本部でのアルバイト期間に気づいたこと『自分の現在地の把握』
2018年1月から約1年の間、内定者アルバイトとして、宣伝本部で主に「AbemaTV」の番組宣伝を担当しました。
たくさんの反省と学びの中で、大きなターニングポイントになったのが『自分の現在地が把握できた』こと。
まずは、実際に会社という組織で働くことで「今の自分の課題」が明確になりしっかり言語化することができました。
また、“サイバーエージェントの宣伝本部”という自分がやりたかったことに近い組織に入れて嬉しかったし、戦略立案から実行まで一気通貫で宣伝業務に携わらせていただく中で、自分が具体的にどの領域に最も熱が入るかを身をもって実感することもできました。会社の中における自分のやりたいことも見えてきました。
”自分を知る”ことができた1年でした。

『自分の課題解決』にひたすら向き合った1年目
内定者アルバイト期間中に自分の現在地を把握できたことで、入社後すぐに「自身の課題とその解決」に集中することができました。
毎週行われる同部署のトレーナー、若林との面談では、「この面談で解決したいことはなにか」という質問から始まり、部屋を出る時にはその課題を解決できるアクションを最低一つ決める。その後、一週間かけて決めたアクションを実行し、次の面談のときに振り返る。このサイクルを作ってもらったおかげで、漠然とした不安にとらわれることなく「”今の”自分の課題」と「具体的な解決策」を常に意識して働くことができました。
内定者バイトをしている時から、自分にとって大きな課題の一つは「マーケティング視点が不足していること」でした。学生時代からアイディアを出すのが好きでしたが、宣伝本部に来たことで自分のアイディアがかなり”感覚的”なものであることを痛感しました。自分の提示したアイディアがなぜ世間にインパクトを与えると考えるのか、その理由をロジカルに説明することができなかったんです。それまでは思いつきのアイディアを出すことが多かったけど、マーケティング視点を持って、裏づけのあるアイディアを出さないと、ユーザーに刺さるマーケティング施策は出せないということに気づきました。

その課題を克服できた実感があったのが、昨年末。Twitterキャンペーンの設計実行を任せてもらった時です。Twitter上でとあるアクションを行ったユーザーに、自動返信を行うツール’'マルチリプライヤー”を活用して、出来るだけ多くのユーザーが参加したくなるキャンペーンを設計しました。
例えば、”お正月”という時節トレンドにのる形で、とあるツイートをリツイートすると”おみくじ”ができる企画や、特定のハッシュタグをツイートすると「AbemaTV」の番組に出演している演者から”年賀状”が届くといったインタラクティブ性の高いキャンペーンを考えました。
今までの自分であれば、“思いつきのアイディア”だけで進めてしまっていたところ、まずは今回のキャンペーンの一番の狙い、つまり目的と目標を明確にし、事業目標の目線とも擦り合せるところから始めました。今回の目的は「AbemaTV」の来訪ユーザーを、Twitterの”マルチリプライヤー”を活用したキャンペーンをきっかけに増やすことでした。「Twitterの投稿内容自体に企画性を持たせ、ユーザーが能動的にアクションしたくなるキャンペーン作り」を意識して設計し、実現性が高くかつ効果が出る番組から優先順位をつけ、アイディアを実行に落とし込んでいきました。結果、多くのユーザーが話題にしてくれるような施策となり、事業目標数字も無事達成することができました。
この施策の設計実行を通して、今まで自分が抱えていた課題が克服できた実感が生まれたとともに、同キャンペーンの成果をAbemaTV管轄全体の月間授賞式で表彰していただきました。
今ではチャレンジできる幅が広がったので、仕事がさらに楽しく感じられています。
今後、ユーザーが心から楽しんでくれるような、また、他社が脅威に感じるような企画力と運用力を目指し、’'AbemaTVを’'、’'宣伝本部を’'Twitter市場でNO.1に導ける存在になりたいと思います。
経験から気づいた”いいスタートダッシュの作り方”とは
自分の経験を通して新卒時代に”いいスタートダッシュ”をきるために一番大事だと気づいたのは「会社を通して自分を知る」ということ。自分自身が「本当は何をやりたくて、どういう人間なのか」を会社という組織の中で見つける。どういうところだったら自分が熱狂でき、やる気に満ち溢れている状態が作れるのか。どういうところが自分の課題で、どういうところに向き合えば今よりも成長できるのかを見極める。
自分の場合は、宣伝本部という戦略設計から実行までを一気通貫でできる組織で幅広い業務をさせていただけたこと、また自分自身の課題解決に徹底的向き合ってくださる上司に恵まれ、入社後の”成果”に繋がる土壌をしっかりつくるができました。
さらに、強みも弱みも含めて、自分が自分のことを一番理解していて、将来のビジョンが見えていると、自ずと仕事が楽しくなってくることにも気づけました。
会社の今期スローガン「会社を楽しもう」の言葉通り、宣伝本部にジョインして、自分の得意不得意を知り、仕事を通して向き合うことで会社や働くことを一層楽しんでいる自分に出会えました。

【編集後記】
当社の今期のスローガンは「会社を楽しもう」です。
これから始まる、長い社会人人生。
自分を知って上質なスタートダッシュを切ることで、きっとこの先に待ち受ける"上り坂"も"でこぼこ道"も、楽しく駆け抜けられると信じています。
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