元日本代表DF水本選手が伝えたい、ゼルビアの未来を変えるたった1つのこと

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サンフレッチェ広島より移籍しFC町田ゼルビアに新加入した水本裕貴選手。

水本選手は日本代表選出に加え、J1リーグ優勝3回、ナビスコカップ(現「JリーグYBCルヴァンカップ」)優勝2回、Jリーグベストイレブン選出など豊富な実績と経験を持ち、チーム成長のけん引役として、大きな期待がかかります。

そんな水本選手が語る「ゼルビアがJ1昇格するために、チームに還元したい自身のキャリア」とは。

ランコ ポポヴィッチ新監督のインタビューも、合わせてご覧ください。
「ゼルビア新監督が語る、発展途上のクラブを成長させる”勝者のメンタリティ” 」

 

 ──今季、ゼルビアがチーム編成で重要視したことの1つが「ハングリー精神」。水本選手はいかがですか?

小学生でサッカーをはじめた時から、将来はプロ選手になると、強く心に決めていました。といっても、順風満帆にここまできたわけではなく、進学した中学校にはサッカー部がなかったですし、始めてすぐに芽が出たわけでもありません。苦しいことも多かったし、その夢が叶う保証はどこにもなかったんですけど、悔しさを原動力に誰よりも努力を重ねてきた自負はあります。

DF水本裕貴(背番号4)/生年月日1985年9月12日(34歳) ニックネームは「ミズ」
DF水本裕貴(背番号4)/生年月日1985年9月12日(34歳) ニックネームは「ミズ」

2004年にジェフユナイテッド市原・千葉への入団が決まり、念願叶ってのプロデビュー。当時チームは、私も含め経験の浅い若手が多かったことに加え、主力選手が怪我で離脱していて。選手層、それに資金面においても決して潤沢とは言えませんでした。そんな中で掴んだ「ナビスコ杯」での優勝は、チームにとって初のタイトルでした。

万全な体制とは言えない中でも好成績を残せたのは、イビチャ・オシム氏の監督手腕によるものも大きかったと思います。彼には技術・戦術的なことはもちろん、サッカーへの姿勢など、人生そのものを教えてもらいました。

 ──ポポヴィッチ監督が師と仰ぐのもオシム氏ですね。豊富な経験と実績を持つ水本選手への監督からの期待も高いと思います。

ポポヴィッチ監督の「全力をスタンダードに」という考え方にとても共感します。
日本代表やJ1チームを経験して感じることは、サッカーの技術的なこと以上に、勝利への執着心や、取り組む姿勢といった、”日々の意識”が格段に違うということ。

意識することが無意識になれば、習慣化されます。
そうなったらまた新たな意識をして習慣を増やす。
そうした習慣の積み重ねは、必ずや将来の大きな成長へと繋がります。


ゼルビアは若い選手も多いです。J1入りを目指すために必要な日々の意識を変えることが、自分の経験をチームに還元することになると考えています。ピッチ内外で示していけたらいいですね。

 ──全力をスタンダードにするには「楽しむことが大切」と監督は仰っていました。

プロになって7年目となる2011年、試合中のアクシデントで頭蓋骨を骨折しました。命に関わるほどの大怪我でした。多くの人々のサポートの甲斐あって奇跡的に復帰できましたが、それから物事の捉え方が大きく変わりました。

普通に生活できること、ましてや、プロとしてサッカーを続けられることに大きな喜びと感謝の気持ちを持てるようになりました。

怪我から復帰した時、芸人・明石家さんまさんの座右の銘「生きてるだけでまるもうけ」という言葉が、胸にストンと落ちましたね。
怪我から復帰した時、芸人・明石家さんまさんの座右の銘「生きてるだけでまるもうけ」という言葉が、胸にストンと落ちましたね。

もちろん、試合に負けたり納得のいくプレイができない時は腹が立ったり、辛いと思うこともあるんですけど、一呼吸おけば、どんな状況でもサッカーが出来ることが有難いと感じます。今は子どもの頃サッカーに夢中になった時のような気持ちで、純粋にサッカーを楽しめています。
 

  ──今シーズンのFC町田ゼルビアの見どころは?

現在のJリーグでの順位は36位です(J1の18チーム+J2で18位 ※2019シーズン)。35チームを一気に抜かすことは難しいですが、1段1段階段をのぼるように、着実にステップアップしますので、応援いただきたいです。

スタジアムの増築やクラブハウスの建設など環境面も徐々に整っていますし、「本気でJ1を目指す」という気概が、チームに溢れています。

新入団会見で「ストロングポイントである守備での貢献に注目してほしい」と語った水本選手。
新入団会見で「ストロングポイントである守備での貢献に注目してほしい」と語った水本選手。

FC町田ゼルビアは40年以上の長い歴史と強固な基盤を持つサッカークラブです。これまでもどんな逆境をも乗り越え、1歩ずつ前に進んできました。
今年は、ゼルビアにとって大きな変化の年になるはず。私自身もチームにとっても、チャレンジする1年にしていきます。

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