AbemaTVで恋リアを担当している内定者に、リアルな仕事ぶりを聞いてみた。

インターネットテレビ局「AbemaTV」の人気コンテンツ、恋愛リアリティーショー。その中の1つ、「恋愛ドラマな恋がしたい」(以下:「ドラ恋」)のアシスタントプロデューサーを務めているのは、なんと当社の内定者だということはご存知でしょうか?
企画からキャスティング、撮影、SNS運用など幅広い業務に関わり、出演者や制作スタッフとの信頼関係もばっちり。幼いころから映像コンテンツをこよなく愛していた彼女がなぜ「AbemaTV」を選んで入社を決めたのか。リアルな仕事内容も含めて話を聞きました。テレビ業界や映像コンテンツをつくりたいと考えている学生の方は是非ご覧ください!
想像以上に自由な「AbemaTV」の環境

──アシスタントプロデューサーって実際には何をしているんですか?
番組制作全体のサポートをしています。具体的に挙げるとキリがないのですが、キャスティングを始め、サムネイルやタイトルの決定、素材管理、事務所や制作会社との窓口、収録の手伝いや番組公式SNSの運用など、番組をヒットさせるために何でもやっています。もちろん企画や演出にも関わります。
──企画や演出にも関わっているのですか?
企画を担当していただいている放送作家の鈴木おさむさんや、制作会社の方々と毎週制作会議をしているのですが、そこで番組の企画や演出について話しあい、全員で一つの作品をつくりあげています。番組のターゲットが自分と年代が近いので、「どっちの方がキュンキュンするか」など、自分から積極的に意見を言います。それもあって、流行をいち早くキャッチアップするために、Instagramや、複数の雑誌など情報収集は欠かしません!

──担当している領域が“アシスタント”ではありませんね(笑)。
とてもありがたい環境だと思っています。やりたいと言ったことに関しては学生という立場でも自由にやらせてもらえます。実際に自分からお願いをして、「ドラ恋」を担当している制作会社テレビマンユニオンでADとして働かせてもらったこともあります。
──なぜ制作会社で働こうと思ったのですか?
現場経験がないことは映像をつくる人間としてマイナスだと思ったからです。「AbemaTV」は局員としての仕事が多く、現場で映像制作に触れる機会がなかなかありません。ただ、今後プロデューサーを目指す身としては、現場を理解しなければ指揮をとることができないと思いました。なので、上司や制作会社のプロデューサーに「どうしても働きたい」とお願いし、働かせてもらえることになりました。
──前例があったんですか?
いえ、前代未聞と言われましたね(笑)。ですが、上司に「AbemaTVにとっては初めての試みだけど、お前が正解にしてこい」と背中を押してもらいました。

──(行動力がすごい・・)実際に働いてみていかがでしたか?
「ドラ恋」シーズン4の3ヶ月間働いたのですが、1つの作品が出来上がるまでのプロセスを身をもって体感し、大変勉強になりました。現場スタッフや同世代の演者がいるプロフェッショナルな現場に触れたことで、番組制作に携わる人間としてさらに気合が入りました。そして改めて、1視聴者としても「AbemaTV」の面白さを感じました。

──内定者バイトとして働く前後で「AbemaTV」の印象は変わりましたか?
世の中の「話題」になることを大切にして番組を制作する姿勢は期待していた通りでした!働く前から「自由な会社」というイメージはあったのですが、想像以上に自由で、裁量権が大きいことには驚きましたね。学生ながら最前線で番組に関わらせてもらえる環境には本当に感謝しています。組織において今の自分のバリューは、「若い感性」だと思うので、ミーティングでは積極的に意見を発信するように心掛けています。自分の意見がどんどん番組に反映されるので、やりがいがあって、本当に楽しいです。
「AbemaTV」に入りたくてサイバーエージェントに来ました

──そもそもですが、なぜサイバーエージェントに入社を決めたんですか?
「AbemaTV」が好きで絶対に関わりたいと思ったからです!
──前からテレビ業界を志望してサイバーエージェントも受けたんですか?
サイバーエージェント以外は全く考えていなかったので、一般的な就職活動というのをしていなかったと思います。昔からテレビが大好きだったのですが、親の教育の方針上、自分の見たい番組を自由に見ることができず、チャンネルの決定権は親にあったんです。唯一自分が好きな映像を見れるのがインターネットだったので、幼い頃からネットで映像を見ることが自分にとっての当たり前でした。その頃から、将来は映像の世界で働きたいと考えていました。
──それでは学生時代に映像制作をされていたんですか?
いえ。「AbemaTV」で働く前は、サークルでイベントを開催したり、ジャーナリズムを学んだり、おはぎのプロデュースやwebメディアの編集部でインターンシップをしたりと幅広く活動していました。
──映像の前に記事メディアで働いたんですね!
webメディアで働いたのは、映像の前に「言葉で伝える力」を身に付けたかったからです。認知度はそこまで高いメディアではなかったのですが、自分が関わった記事でPVが伸びた時はかなり快感で、「メディアを育てる」楽しさを知りました。
いろんな経験を経て、やはり映像コンテンツに携わりたいという思いが強くなり、大学3年生の春に元から視聴者として惚れ込んでいた「AbemaTV」で働くと決意しました。自分は思ったらすぐ行動タイプなので、1つ上の代の選考に潜り、「働かせてください」と訴えたところ、働けることになりました(笑)。
──なぜ「AbemaTV」がよかったんですか?
上述したように、私は幼い頃にチャンネルの決定権がなかったので、デバイスがあれば1人ひとりにチャンネル権がある「AbemaTV」は最高のメディアだと思いました。コンテンツも大好きだったので、「AbemaTV」で働くことを切望しました。
百聞は一“験”に如かず。日本一のプロデューサーを目指します
──「AbemaTV」はまだ投資段階。その状態で「AbemaTV」に飛び込むのに勇気入りませんでしたか?
不安という感情はなく、それよりも、自分がもっと大きくしたいと思っていました。大学時代の経験からも、いかにそのメディアを伸ばしていくかというところに面白みを感じていました。また、若いうちから自分の感度を番組に落としてユーザーに当てたいと思った時に、「AbemaTV」は若い社員が多いですし自分もすぐにチャンスをもらえるのではと考えました。
私のポリシーが「百聞は一“験”に如ず」で、実際に興味があることは、まず働いてみたり話に行ったりと、自分で経験してみることが一番大切だと思っています。

──実際に働いてみて、担当番組の反響を感じる瞬間ってどんな時ですか?
学校で前の席に座っている人が「ドラ恋」を見てくれていたり、友人から連絡をもらうことも多いですね。あとは、放送中の視聴者コメントや公式SNSに寄せられるメッセージは全て目を通しますし、Twitterでエゴサーチもします(笑)。視聴者の声がダイレクトに伝わるので、ポジティブ、ネガティブどちらの意見も嬉しいです。そしていただいたコメントを参考にすぐに改善ができるので、スピード感も早いと思います。
──最後に今後の目標を教えていただけますか?
日本一のプロデューサーになることです。「年末になったら○○を見る」というように、番組を見ることが1つの文化になり、国民の風物詩のような番組をつくるプロデューサーになりたいです。
早馬さんありがとうございました!早馬さんの担当している番組はこちら▼

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