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東京発のブランドを背負い、
FC町田ゼルビアを世界に通用するチームに育てていきたい。

サッカー、eスポーツ、プロレス、麻雀。
現在サイバーエージェントグループには、様々な種目のスポーツ関連事業が所属し、その存在感を高めています。

今回は、先日行われた「Rakuten Optimism 2019」のトークセッションにて、「スポーツビジネスの未来」というテーマで当社代表の藤田が話した内容をご紹介します。

※この記事は8/2(金)に行われた「Rakuten Optimism 2019」のトークセッションを一部編集しています。

インターネットの登場で、スポーツは軽々と国境を超えられる時代になった

ー「AbemaTV」が大きなセンセーションを起こしている中、新しいインターネット時代におけるスポーツコンテンツをどう考えていますか?町田ゼルビアを買収した理由についても教えてください。

インターネットの出現により、メディアのあり方が地上波一辺倒から変わってきていることで、スポーツのコンテンツとしての価値も高まってきていると感じています。当社は過去に、東京ヴェルディの経営参画に失敗した経験がありますが、再参入の可能性がないか模索していました。

そんな中、昨年、ヴィッセル神戸がイニエスタ選手を獲得するというニュースが流れてきました。Jリーグでは聞いたことがないすごい金額で獲得したと(笑)それを聞いて、なんて素晴らしいお金の使い方なんだと思いました。楽天が多額の資金を投じたことで、日本の国民がJリーグでイニエスタ選手のプレーを見ることができる。社会貢献としても意義が大きいと思い、正直、それに背中を押されて町田ゼルビアへの参入を決めましたね。

町田ゼルビアを選んだ理由の一つは、東京発のチームであることです。選手を獲得するにもチームをマーケティングするにも、「東京」という世界に通用するブランドを持っていることは強い。これから整備しなければいけないことは沢山ありますが、世界の人から見てもらえるようなチームになるよう「町田ゼルビア」をゆっくり育てていきたいです。

同トークセッションのご登壇者。古田敦也氏(元東京ヤクルトスワローズ監督)、村井満氏(Jリーグチェアマン)、三木谷浩史氏(楽天 会長兼社長)
同トークセッションのご登壇者。古田敦也氏(元東京ヤクルトスワローズ監督)、村井満氏(Jリーグチェアマン)、三木谷浩史氏(楽天 会長兼社長)

ーメルカリなどベンチャーの仲間がJリーグに参入して、ますます盛り上がりを見せていくサッカー界にのぞむことがあれば教えてください。

初めて町田ゼルビアのスタジアムに行った時、ここは東京なのかと驚いたんですね。山に囲まれていて、駅からも遠くて不便で。ただ、ここに世界のトッププレイヤーが登場したら遠くても観戦する人はいるだろうし、「AbemaTV」で放送したら視聴数も増えると思いました。

そもそも、インターネット配信とスポーツは親和性が高いんです。たとえば大相撲の場所中は、幕下から終わりまで「AbemaTV」で毎日生配信しています。尺が自由に編成できるから、全試合を配信することができる。

サッカー観戦でいうと、僕は本田圭佑さんが好きなので世界中どこに移籍しようが彼が出ている試合を見たかったのですが、なかなか見る手段がなかった。それが、インターネットで配信すれば、軽々と国境を超えることができる。そういう意味では、放送事業者もグローバルな競争にさらされて、放映権の高騰に立ち向かっていかなければいけないと思います。そして、選手も同様に、世界に通用するコンテンツをつくる気概を持ってグローバルの舞台で頑張ってほしいですし、Jリーグもそういった環境になっていったらいいなと思います。

eスポーツはビジネスとして成立する要素が揃っている

ー最近ではeスポーツの注目度もあがり、オリンピックの競技になる可能性も浮上していますが、その展望はどのように考えていますか?

サイバーエージェントグループでは、「RAGE」という国内最大級のeスポーツ大会を運営していて、開始から3年半で16タイトルに渡る様々なイベントを行ってきました。eスポーツは、一般的な「運動」というもののイメージとは乖離しているかもしれませんが、ゲームの競技性という意味ではスポーツといってもおかしくないと僕は思っています。

それに、競技人口でいうとゲームの分野は相当な数になるので、「AbemaTV」で試合を中継してもたくさんの人に見てもらえます。経済圏としてもゲーム産業は大きいので、スポンサーがつきやすく、ビジネスとして成立させる難易度は比較的低いですね。

例えば、フットサルリーグのFリーグなども「AbemaTV」で中継させてもらっていますが、サッカーなどと比べてしまうと視聴数が伸びづらく、その魅力がなかなか伝わりづらいのが現状です。「AbemaTV」で放送することによって盛り上げたい、応援したいという気持ちでいますが、経済発展に直結させるハードルは高い。そういうビジネス的な観点でいうと、eスポーツは立ち上がりやすい要素が揃っていると思いますね。
 

ーこれから5G(第5世代移動通信システム)の時代がきたら、ゲームやスポーツにはどのような変化が考えられるでしょう?

5Gの登場によって、エンターテイメント全般にものすごい追い風になることは間違いないと思います。情報を取得できる量も段違いでしょうし、革命的な変化になるという予感がしますね。さらに、AIによってスポーツを面白くできる余地もすごく大きい。放送もそうだし、球場を使った演出なども、さまざまな可能性が一言では伝えきれないほどあると思います。

そんな中、メルカリさんなどがJリーグにどんどん参入してきているのもいいですね。かつてプロ野球に、ソフトバンクや楽天、DeNAが参入した時、業界の雰囲気ががらっと変わったと感じたことがありました。新しい会社が意欲的にスポーツを発展させることが、5G時代の新しい世界をつくることに繋がるんだろうなと思います。
 

AbemaTVで配信中!「FC町田ゼルビアをつくろう~ゼルつく~」

『#ゼルつく』はサッカーJ2リーグに属するFC町田ゼルビアを盛り上げるために生まれた、視聴者やサポーターと一緒につくる参加型サッカーリアリティーショー番組。

この番組では、クラブの人気を高め、盛り上げるための様々な“大作戦”をスタジアムやSNSなどで募集。ゼルつく執行部と呼ばれる様々なゲストや視聴者がその大作戦を遂行していきます! 

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