技術・デザイン

デザインスキルを確実に伸ばすインターンシップ「UIDA」。
学生たちが見た「社員たちの本当の姿」とは

長期休暇に開催される【UI Design Academyインターンシップ(UIDA)】。そこで選抜された学生は、第一線で活躍するデザイナー社員がメンターとなり、アプリのUIデザインを短期間で凝縮して学びます。
初めて“合宿形式”となった2018年に参加し、2020年入社が決まった学生2人は「3日間の合宿で確実に成長した」実感を得ただけでなく、インターン中のアクシデントを楽しむ社員たちの姿に「ここに入社しよう!」と決めたと言います。数日間みっちりと時間をともにすることで、社員と学生、互いの顔が見えてきます。いったいどんなことが行われているのか、参加学生の声を聞いてみました。

Profile

  • 佐藤 洋介(さとうようすけ)
    執行役員/クリエイティブ統括室 室長

  • 猪上 気広(いのうえきひろ)
    2019年新卒入社
    2017年 オフィス開催UIDA参加

  • 加藤 華椰(かとうかや)
    2020年内定者、2018年 沖縄合宿UIDA参加

  • 木山 順正(きやまかずまさ)
    2020年内定者、2018年 沖縄合宿UIDA参加

5日間でここまでできるなんて。短期間で得た、強い「成長実感」

—「UIDA」はどんなことをするのですか?
 
佐藤:「新規性のあるゲームアプリ」というテーマのもと、5日間ほどでアプリのUIデザインをつくります。基本的には個人制作ですが、学生数人とメンター1人でひとつのチームを組み、チーム内でお互いに意見を言いながらブラッシュアップしていくワークです。メンター社員との距離が近く、親密なチームワーク形成がこのインターンの魅力の一つで、最終発表では感極まってしまう学生や社員も少なくありません。僕は自分のチームを持たずに、メンターのメンターとして参加していました。
 
—佐藤の印象はどうでした?
 
加藤:えっ、佐藤さんの印象?
正直に言うと、執行役員の方だというのをインターン後に知りました……。合宿中はフラットに接してくださったから、後でものすごく驚きました。

木山:僕もです。とんでもない人にフィードバックをもらってたんだって後で気づいた……

佐藤:最初に自己紹介してるはずなんですけどね(笑)でも、誰がどんな立場かではなくて、デザインという行為の前では、誰もがフラットでなければならないと思っています。サイバーエージェントは技術力だけじゃなく「一緒に働きたいな。この人を育てたいな」と思う人を採用しているので、時間をかけて人間性が知りたい。合宿システムだと学生のことをより深く理解できるし、学生もメンターを通して社内の空気を感じてもらえるので一石二鳥ですよ。
 

—UIDAに参加してみていかがでしたか?
 
猪上 私の時はまだ合宿形式ではなく、5日間オフィスに通ってひとつのアプリUIデザインを制作したんです。最終日を終えて「成長した!」という実感がすごくありました。第一線で活躍する先輩社員から一対一で丁寧なフィードバックがもらえるので、「こういう時はこうしたらいいんだ」という明確な解決策が見えたのが力になりました。

木山 面倒見がすごくいいですよね。5日間のうち実質の作業時間は3日くらいですが、一人で3日かけてUIの勉強をしても良いものはできない。でも合宿ではわからないことはすぐに聞けるので、迷う時間をかけずにどんどん次のステップに進めます。優秀な人がすぐ近くにいるから自分にない技術を教えてもらえる。僕は合宿前はムービーが作れなかったけど、3日で完成させることができました。

木山さんの作品「PITHA」
ピタゴラ装置を組み合わせ「手軽な操作で、大きな爽快感」が得られるパズルゲーム。 爽快感を感じさせるよう、オブジェクトの配置や動きを工夫し、フラットでシンプルはインターフェースにしました。

加藤:モチベーションが落ちる暇がないんですよ。日報を書くと、他のチームのメンターさんからも「いいね」「期待してるよ」とコメントをいただけるのが嬉しくて、「よしやってやろう!」という気持ちになれました。インターン生同士もすごく仲良くなって、今でも会って就活の相談をしたりします。

加藤さんの作品「もじもん」
小学生をターゲットに、文字を並べて言葉をつくる知育系パズルゲーム。 ユーザーが説明なしで迷わずゲームを楽しめるよう、シンプルで分かりやすい遷移とデザインを目指しました。

—「UIDA」では参加学生のどんなところを見ているんですか?
 
佐藤:前に進めているかどうかは見ていますね。成長のきっかけを作れそうな人は、コミュニケーション能力がある人なんですよ。他人にちゃんと質問できるか、わからないことをわからないと言えるかどうか。自分の技術がどれくらい未熟なのかを理解できている学生は強いです。猪上の場合は、もともとスキルが高かったのに「自分に足りないところないですか?」といろんな人に聞いていたよね。

猪上:必死だったんですよ(笑)待ち時間ができると「なにしよう」と不安になっちゃう。もともと人に質問するのは苦手で「迷惑がられたらどうしよう」と怖いんですけど、おそるおそる質問したら誰に聞いても親身に答えてくださるので、すごく嬉しくてたくさん聞いてしまいました。

木山:わかります……!

猪上:その場にいたメンターさん全員に質問したら、全員からまったく違う回答をもらったこともあって、「なんでみんな答えが違うんだろう」と迷っていたら、受けたフィードバックを自分の中で昇華するためのアイデアまで教えてもらいました。

猪上さんの作品「color in the dark」
「リラックス×鍵穴を開ける」というコンセプトのパズルゲーム。グラスハープの音でリラックスできる雰囲気をつくりました。そして動きで、硬く澄んだガラスのようなパズルと、やわらかな質感のキャラクターとの対比を表現しました。

佐藤:人によって違うことを言われると、混乱しちゃう学生もいるんですよね。でもそんなことは仕事では日常茶飯事だから、いろんな意見を集約して、自分なりに取捨選択できる能力はどの現場でも重要だよね。しかも、知らない大人達に囲まれて「さあ3日でアウトプットしなさい」という特殊な環境だからこそ、クリエイターとしての感覚やコミュニケーション能力が活きるし、人となりもおのずと見えてくる。
 
—デザイナーにとってコミュニケーションは大事なんですね。
 
木山:合宿中にも、コミュニケーションの大事さをすごく感じました。最初にメンターさんに「一番楽しそうにしてるチームが優勝するよ」と言われていて、実際に一番盛り上がっていたチームが作ったものがすごく良かったんですよ。
佐藤:チームの雰囲気が側から見ても楽しそうなということは、コミュニケーションがうまくいってるということだよね。「デザイン」は他人に見られてブラッシュアップしていくから、いろんな人とどんどん意見交換できているチームには伸びしろがあるんだと思う。

決め手は、嵐のなかのバーベキューに感動したから

—2人はいつサイバーエージェントに入ろうと決めたんですか?
 
木山:それこそ「UIDA」ですね。技術的に学べただけでなく、先輩社員たちのことを好きになって「この人たちと働きたいな」と思えました。
加藤:私もファンになりました!最初はなんとなく怖いイメージがあったんだけど、直接話すとすごく親身になってくれて、人間としてあったかくて、「もうここしかないだろう!」と決意しました。決め手は伝説のバーベキューです!

木山:僕も!

—「伝説のバーベキュー」!?
 
加藤:沖縄のとっても綺麗な海を眺めながらオーシャンビューのバーベキューをする予定だったんですけど……まさかの大嵐。風と雨が吹き荒れるなか、先輩社員たちが一丸となってお肉を焼いてくれたんです。バーベキューは中止にしてお弁当を食べたりしてもよさそうなのに、学生を屋根のあるところに入れて、自分たちはビショビショに濡れながらお肉を焼いてくれました。

佐藤:さすがに最初から土砂降りだったらやってないよ(笑)ちょっと待ったら雨がやんだから「試しにやってみよう」とカンパイしたところで、土砂降り。でもそこまできたらやるしかない。それぞれ、雨から肉を守る人、炭が消えないようにうちわであおぐ人、肉を焼く人、肉を学生に運ぶ人にわかれてバーベキューをしました。

木山:そのチームワークがすごかったです!

加藤:しかもすごく楽しそうなんですよね。濡れながら楽しそうにお肉を焼いてくれて、すべてをポジティブに変えていくチームワークに感激しました。私もこのチームに入りたい!と思いました。
佐藤:ここだけ聞くと語弊がありそうなんですが……せっかく沖縄にいるのでバカンスっぽいことを経験させてあげたくて、バーベキューを企画したんですよ。学生としても貴重な夏休みをUIDAに使ってくれていて、制作を頑張っているほんの息抜きにちょっとでも記憶に残ることをしてあげたいなと。

木山:結果、一番記憶に残りましたよ(笑)そこでサイバーエージェントに入りたいと思ったから、合宿後はモチベーションがすごく上がりました。どんなポートフォリオをどうやって作ればいいのかもイメージできたので、制作も頑張れました。

猪上:やっぱり「UIDA」だと先輩社員のリアルを体感できるからいいですよね。私の時は合宿じゃなかったけど先輩社員のことを知れたし、人対人の関係が感じられました。ほかの企業にもインターンに行きましたが、ほとんどは採用対象として見られている気がして、学生は「私、こんなにできるんですよ」とアピールしなきゃいけないプレッシャーを感じたんです。でもサイバーエージェントにはそれがなくて、入社してからどんな人とどのように働けるのかをイメージしやすかったです。

佐藤:たしかに「評価してる」という感じじゃないかもしれない。もちろん評価はしてるんだけど、社員が学生の成長にコミットしてるから一体感があるんだと思う。メンターは自分のチームをとにかく優勝させたいから、夜にメンターだけで振返りをすると「うちのチームはここがすごい」と言い合いになるくらいです。

—合宿では専用グッズも作ってるんですよね。
 
木山:オリジナルのUI定規と、UIを書き込める専用ノートをもらいました。合宿に参加した数十人しかもらえないロゴ入りグッズなので、特別感がありますね。

佐藤:せっかく来てくれるんだからもてなしたいですよ。持っていたら自慢できるグッズを作ろうと、デザインにも紙質にもこだわっているので、使いやすいはず。

木山:もったいなくて使えないですよ。こんなに時間をかけてインターンを受け入れてくれるのがすごく嬉しかったですね。

UIデザインに興味がある人を伸ばすのが、義務だと思っている

—猪上さんは入社1年目です。「UIDA」を経たことで仕事への影響はあります?
 
猪上:メンターだった方は部署は違うのですが、入社後も一緒にランチに行く仲なので、仕事について相談しやすいですね。別部署の立場からアドバイスをいただけるので、とても役立ちます。インターンでも入社後も、みなさん親身になってくれるのは変わらないので「私もここでなら成長できるかな。頑張ろうかな」と思える環境です。
 
—なぜそこまで「UIDA」に力を入れているんですか?
 
佐藤:純粋にサイバーエージェントのファンを増やしたいんです。僕たちの作っているサービスや、それを作っている人たち。僕たちが大事にしている価値観の中で、きちんと技術を教えてあげたい。合宿形式にしたのはまだ2年目ですが、正解でしたね。インターンのメンターは最前線で活躍する忙しい社員ですから、合宿にすることで業務の片手間にならず、きちんと学生と向き合える。しかも育成スキルがどんどん培われるので、インターン生だけでなく、メンター社員も成長できます。そのシステムの中で「一緒に働きたい人」を選び、また優秀な社員として育っては一緒に働きたい人を選ぶ……と受け継がれていくことで、会社の文化ができていくんだと思います。この循環をつくったことで、劇的に採用の質があがりました。我ながらいいインターンシステムを発明したと思っています(笑)

—どういう人に来てほしい?

佐藤:大事にしている基準は「素直でいいやつ」。つまりオープンマインドであるかです。分け隔てなく自分の思いを伝えられる人材が集まっているので、コミュニケーションを大切にしている人はぜひ、体験しに来て欲しい。たとえサイバーエージェントに興味がなくても、WEBやITの業界に進みたいのなら、僕らにはデザイナーを育てる義務があると思っています。学校の長期休暇は普通に過ごしているとすぐに終わってしまう。メンター社員の力を借りて自身の実力以上のアウトプットを経験し、自らの伸びしろに驚愕したい学生は是非、「UIDA」に応募してみてほしいですね。僕たちも本気で学生の成長に向き合うので、絶対に後悔はさせませんよ。

UIDA 10期
3泊4日合宿形式で開催。往復交通費、滞在費、3食付き
(日程)2019年8月23日(金)~8月26日(月)

UIDA 11期
オフィスにて3日間で開催。遠方の方は宿泊場所も弊社にて手配いたします。
(日程)2019年9月6日(金)~9月8日(日)

その他のイベント情報

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