技術・デザイン

同期入社70人中 開発未経験者はたった4人
ポテンシャル枠として入社したエンジニアのその後

当社では、2020年度卒のエンジニアコースにおいて「ポテンシャルコース」を新たに設けました。「ポテンシャルコース」とは、AO入試のように、これまでの活動や将来のビジョンを通じて選考を行うコースで、エンジニアとしての経験は問いません。

未経験で入社した人がのちに活躍している実績が多数あります。今回はポテンシャル組として入社した3人と、新卒技術採用責任者による対談をお届けします。

Profile

  • 株式会社ASTROBOX サーバーサイドリーダー 酒井 小枝
    2012年 サイバーエージェント新卒入社。サーバーサイドエンジニアとして数々のスマートフォンアプリの開発を担当。2017年より、株式会社ASTROBOXに出向し、サーバーサイドリーダーとして、「Ameba占い館SATORI」「SATORI電話占い」のサービス開発に従事。(法政大学・情報科学部)

  • 株式会社グリフォン バックエンドエンジニア 岩上 裕樹
    2014年サイバーエージェント新卒入社。入社以来さまざまなゲームプロジェクトに携わる。現在は、グリフォンの横断組織にて基盤づくりや技術研究に従事。(信州大学大学院・理工学系研究科情報工学専攻)

  • 株式会社アプリボット サーバーサイドエンジニア 嶋 紘之
    2015年サイバーエージェント新卒入社。「グリモア~私立グリモワール魔法学園~」を担当後、2016年4月より「ジョーカー~ギャングロード~」のサーバーサイドエンジニアリーダーを務める。(東京大学・工学部電子情報工学科)

  • 新卒技術採用 責任者 齋藤 匠
    2012年サイバーエージェント中途入社。サイバーエージェントでは技術者の育成などを手がける技術人事を担当。2016年、子会社のCAM(旧シーエー・モバイル)へ技術組織強化のために出向し、執行役員に就任。2017年同社取締役、CQOに就任し、2019年より現任。

エンジニア未経験者が配属後1ヶ月で1機能の開発を任される

(齋藤)
早速だけれど、皆がエンジニアを目指そうと思ったきっかけは何だったの?

(嶋)
実は学生時代は起業家を目指していましたが、ある2つのきっかけでエンジニアになろうと思いました。

1つ目は起業サークルの仲間と行った”街コン”の企画・運営です。時代の流れにうまく乗れたのか、学生にしてはそこそこの利益を出していたのですが、実はその領域で1番利益を出していたのが、街コンの集客ポータルサイトだったと分かりました。Webサービスだからこそ生み出せる価値とスケール感に魅力を感じ、Webサービスを作る側に回ろうと考えました。

2つ目は出資のチャンスを逃した経験です。学生時代、スタートアップの支援プログラムに採択されたチームにジョインし、プロダクトの企画・開発をするチャンスがありました。私よりずっと優秀で企画力のあるメンバーが集まっていましたが、チームに開発力があるメンバーがおらず、仮説検証するためのプロダクトも十分に作れぬまま最終的にチームは解散となってしまいました。どれだけ良い企画書があっても、サービスを実現出来なければ紙切れ同然であることを痛感し、自分がプロダクトを作れる力がある必要性を感じました。

この経験がきっかけとなり、自分が仕組みやサービスを作れる立場になりたいと考えるようになり、大学卒業後は自社でサービスを作っているIT企業のエンジニアとしてキャリアをスタートさせたいと思いました。

(齋藤)
サイバーエージェントを選んだ決め手は?

(嶋)
「未経験でもやる気さえあれば、絶対に育てる」と言われたのが決め手でした。サイバーエージェントには優秀な技術者が揃っている。そんな環境で、何のスキルもない自分が働きながら成長できるなんて、チャンスだと思いました。

(齋藤)
確かに未経験からはじめて、今はテックリードになっている若手は多いね。

(岩上)
僕は高校から大学の7年間、青春時代の全てをロボコンに捧げたと言っても過言じゃないほど、ロボコンに熱狂しており、その頃から技術職に就きたいという漠然としたイメージを持っていました。

エンジニアを目指すきっかけになったのは、高専4年のタイミングでロボコンの息抜きとしてActionScriptでゲームをつくったことです。自分が作ったものを人が楽しむ姿を見て、真剣にゲーム作りを仕事にしたいと思うようになりました。僕の場合は、エンジニアになりたかったというより、ゲームを作りたいという気持ちが根底にあります。

(齋藤)
ゲーム会社はたくさんあるけど、サイバーエージェントを選んだ理由は?

(岩上)
スマホゲームを事業化している会社に絞って就活をしていたのですが、サイバーエージェントは若い人が裁量ある仕事を任されていて、みんな生き生きしている印象で、当時いろいろな会社を見る中でサイバーエージェントが1番成長できる環境だと思いました。

(匠)
2人とも「成長できそう」というのがサイバーエージェントへの決め手だったということだけれど、入社してみて実際どうだった?

(岩上)
成長できることは間違いなくて、もっと大々的に謳うべきだと思います(笑)

(嶋)
同じ意見ですね(笑)僕の場合は、エンジニア未経験、配属1ヶ月でひとつの機能を全てまかせてもらいましたが、はじめは仕様や開発用語など、分からないことだらけでした。

基本的に全て任せてもらうのですが、何かあったら先輩がフォローしてくれましたし、リリース直前の追い込みで、必死に作業している隣で、先輩は自分の仕事もしながら、いつでもサポート出来るように隣で見守ってくれていました。その時の経験は印象的で、今でも感謝しています。

リリースするまでは辛かったですが、自分の開発した機能が多くのユーザーに使ってもらえると見える世界が変わりました。

サイバーエージェントにはバイトリーダー経験者が多い?!

(酒井)
私の原体験は、高校時代にガラケーの待ち受け画像を作るのが流行っていて、それを配布するためのHP制作に友達とチャレンジして、試行錯誤する過程が楽しかったところにあります。それをきっかけに、大学では情報学科に進学し、ぼんやりとですがプログラマーとしての将来を想像していました。

(齋藤)
どのタイミングIT業界のエンジニアになりたいと思ったの?

(酒井)
就活を進める過程の中で意欲が高まっていったタイプかもしれません。就活を機にWebサービスを作るインターンシップに参加し、その時に自分が作ったものが形になることが楽しくて、多くの人が使うWebサービスを作るエンジニアになりたいと思うようになりました。

(齋藤)
嶋くんは起業サークル、岩上くんはロボコン。酒井さんも学生時代熱中していたことあるの?

(酒井)
大学の写真部に所属して、展示会を開いたりもしていましたが、居酒屋でバイトリーダーとして明け暮れていました(笑)

(齋藤)
確かに、バイトリーダータイプだね(笑)サイバーエージェントに入社してくる人って、実はバイトリーダー経験者が多いんだよね。小さくても決断経験を積んでいることが関係するのかな?

最近のエンジニアを目指す学生は、IT企業でインターン経験があったり、アルバイトとして開発をしてきた人も随分多いけれど、サイバーエージェントではエンジニアとしての経験だけを求めているわけじゃない。
バイトや部活、色んなこと・新しいことをやっている人は変化に強くて、人としての振れ幅もある印象なんだよね。インターンやWeb業界での就業経験がなくても、それ以外で色んなことを経験しているだろうから、ぜひその話を聞かせてもらいたいよね。

(酒井)
私が入社を決めた1番の理由は、サイバーエージェントのカルチャーに惹かれたことです。「手を挙げたら挑戦できる環境」「自分の意見を取り入れてもらえる風通しの良さ」は特に魅力的に映りました。

私は女性なので、もし出産を経験するなら一時的に仕事から離れる期間も出てくると思っていて、選考途中に女性のサポートについて質問したことがあります。その時に「現時点では対象者も少ないから整っていない部分も多いけれど、作りたいと言えば作れる」と言われました。

実際入社から数年の間に、女性活躍促進制度「macalon」ができるなど、環境が整いました。私のチームでも、育児をしながら週に1日はリモート勤務している人がいますが、サイバーエージェント全体では特にリモート制度はありません。そのチームにとってプラスになるなら、独自で取り入れて下さい、というスタンスで、このようなフレキシブルさも魅力の1つだと思います。

(齋藤)
サイバーエージェントの技術組織は ”自由闊達” という特徴があるからね。エンジニアは正社員だけで1000人以上在籍していて、ゲーム・メディア・アドテク など事業ドメインも多岐にわたる中で、画一的にしちゃうとつまらなくなる。だから敢えて技術統制も取らないし、働き方もチームにとって1番良い選択をすべきという考え方だよね。女性活躍促進制度もそうだし、技術者向け支援制度「ENERGY」のように、現場社員を声から生まれる制度も多い。

スタートラインが遅いがゆえの焦り。けれどその劣等感は糧にもなる

(齋藤)
エンジニアとしてのスタートが他の人より遅いぶん、焦りとかなかった?

(嶋)
最初の頃はずっと焦っていました。エンジニア同期が約70名いたのですが、そのうち開発未経験なのが僕を含めた4人。劣等感じゃないけれど、早く追いつかなきゃって。少しでも差を埋めたくて、入社前から勉強を進めたりしていたのですが、座学をやったところで伸びないし成長実感もありませんでした。

ただ配属された後は、目の前にやるべきことがあり、明らかに成長できる環境があることが分かったので、自分を奮い立たせて猛烈に頑張るのみでした。

振り返って感じることは、実務で経験したうえで吸収するのが最も効率的だということです。入社前に読んだ書籍「リーダブルコード」は、全く理解できなかったのですが、1年後に改めて読むと、全てレビューで指摘されたことで、すんなりと入ってきました。ポテンシャル入社組はきっと誰もが、出来ない焦りを感じるタイミングがありますが、1年本気で頑張れば最低ラインには辿り着けると思います。

(齋藤)
みんな、それぞれ焦りを抱える中で、1番成長に繋がった経験ってどんなこと?

(嶋)
私は、配属後1ヶ月でゲームの主要機能を任せてもらったことですね。どんな素晴らしい研修よりも、現場に飛び込んで現場が良しとするコードを見ながら自分で作りきることを早いタイミングで経験出来たことが良かったです。現場に飛び込み、現場の水準に合わせて学びながらアウトプットすることが、未経験エンジニアにとって何より大事だと思います。

(岩上)
入社1年目の8月に当時設立2年目だった子会社のグリフォンに出向したことです。当時はまだ小さな会社だったので、自分が担当した機能が業績に直結していることが肌で感じられ、それがモチベーションに繋がって、没頭していました。

サイバーエージェントは、1000人以上もエンジニアが在籍する大きな組織ではありますが、子会社も多く、経営層との距離が近い。学生時代は気付かなかったけれど、スケールメリットを享受しながらスタートアップのような動きができるって、なかなかない環境ですよね。

(酒井)
正直、私は入社してから4年くらい自信も成長実感もなくて踠いていたんです。ターニングポイントになったのは、約2年前のASTOROBOXへの異動です。

新しい組織で、先輩もいなくて、自分が何とかしなきゃいけない状況になりました。担当サービスを成功させたい一心で、社内のエース級の人たちに、面識もないのにメッセを送り、会いに行ってアドバイスを貰うことを繰り返していました。

そして教えてもらったことを活かして試行錯誤しているうちに、踠いていると思っていた4年間で培った知識や経験が活かされていることに気付き、実はちゃんと成長していたんだな、と今は思えます。

”やりたい気持ち” が強い人が来てくれたら、何としても育成する

(齋藤)
サイバーエージェントのエンジニアってどんな人が向いてると思う?

(酒井)
モノづくり、サービスを作ることが好きな人です。エンジニアリングが好きな気持ちももちろん必要ですが、それだけじゃ足りない。技術を使ってどうサービスに活かすか、サービスに足りないところを理解して、それを出来るようにするために、どうすれば良いかをちゃんと考えてアクションとれる人であれば資質として十分だと思います。

(齋藤)
それができる人って、結局は”変化に強い人”だと思うんだよね。現時点で技術力がなくても、きっかけを与えたら、自分に足りないものが何かを理解して、どうすべきかを組み立て出来て、行動に移せる人。

だから選考では、これまでの人生で、どんな目標を持って、それをやり切るためにどんな苦労をしてどう乗り越えたかを聞かせて欲しいんだよね。そういう経験をしてきた人は、開発未経験でも同じサイクルできちんと成果を出せると思っているから。

(嶋)
やる気があって、自分の判断軸を持っていることが大事だと思います。サイバーエージェントの開発環境で頑張れば、足りない技術力は1年あれば何とか身につきます。そして、頑張り抜く最適な環境を選び取るのに必要なのが自分の判断軸だと思っています。自分はどうなりたくて、何が課題で、そのために次の1、2年どのような環境で何を頑張りたいのか。サイバーエージェントは事業ドメインも多岐に渡るし、提供しているプロダクト数は約150あります。やろうと思ったら何でもやれる環境なんですよね。その中から自分の判断軸を元にこれだ!という環境を自分で選んで取り組めば、業務に対する納得感も高いし、勝負所で頑張り抜けます。

(齋藤)
サイバーエージェントは個人のやりたいこと、会社のやりたいこととのマッチングを凄く大事にしているからね。起業家志向だった嶋くんが、サイバーエージェントの次世代幹部育成プロジェクトYM18のメンバーとして活動していることもその一例だし。

3人と話していたら、ポテンシャルコースでどんな人と会えるかワクワクしてきたね。成長できる環境はあるし、ぜひチャレンジして欲しいですね。


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