技術・デザイン

若手エンジニアに伝えたい
21世紀型エンジニアに必要な3つのスキル

取締役(技術開発管轄)の長瀬は、通信業界での研究開発を経て、2005年にエンジニアとして入社。数多くのサービス開発を担当してきました。そして現在は2,000人以上が所属する当社エンジニア組織を率いる立場にあります。そんな長瀬が語る、次の時代を牽引するエンジニアになるための3つの要素とは。

テクノロジーの発展が、地殻変動を起こしている

近年、テクノロジーの発展により、ビジネスの世界では地殻変動が起きています。どういうことかというと、20世紀を代表するようなオールドエコノミーが続々とIT新興企業と提携したり、連動しているのです。

例えばソフトバンクとトヨタ自動車は、新しいモビリティサービスの構築に向けて戦略的提携に合意し、新会社を設立しました。みずほ銀行はLINEをテックパートナーとして選択し、新たなネット銀行を設立します。サイバーエージェントもテレビ朝日とタッグを組み、インターネットテレビ局「AbemaTV」を開局しています。このように、テクノロジーを軸に、あらゆる業界において”巨大なうねり”が起きています。

一方でIT人材の不足がいわれて久しく、2030年に約60万人のエンジニアが不足すると予測されています。※この課題を起点に2020年からは小学校でのプログラミング教育必修化がスタートします。サイバーエージェントでも、高校生エンジニアがアルバイトとして開発にジョインしている事例がいくつかありますが、エンジニアの低年齢化はまだ進み、あと10年も経てば優秀な中高生エンジニアが当然のように横並びで開発をしているでしょう。
社会人と学生の垣根もどんどんなくなり、当社では昨年、新卒エンジニアを対象に一律の初任給制度の撤廃を行いました。

次世代の優秀な人材が次から次へと出てくる時代において、必要とされる21世紀型エンジニアには、大事な要素が3つあると考えています。どれも汎用的なキーワードですが「技術力」「創る力」「チームワーク」です。

トレンドの変化が早い時代だからこそ、本質的な技術を捉える力が必要

「技術力」というのは、”本質的な技術を捉える力”のことを指しています。
例えば、僕が2000年に通信業界でエンジニアをやっていた頃は自分たちでサーバーを立てたりOSの設定をしていました。それが今はAWSやGCPなどの普及により、直接的に自分たちでOSのカーネルを触る機会がどんどん減ってきました。プログラムの世界でもフレームワークがどんどん高度化していき、メモリや通信プロトコルを意識しながらプログラムを書く必要がなく、そこがものすごく抽象化されている。かつての技術がコモディティー化しているのです。
さらに機械学習の分野でもGoogleやAmazonが精度の高いアルゴリズムを提供しているので、ゼロから作り出さなくて良い部分も増えてきました。加えてこの数年のWeb技術の発展はめざましく、毎年覚えきれないほどの新しい言語やフレームワーク、ライブラリなどが誕生していますが、それらを効率的に活用していくためには、投資すべきもの見抜く審美眼が必要でしょう。大事なのは、今の技術を理解していることに加え、本質的な技術をきちんと捉え、どのような時代においても自分自身の強み・得意分野を持つことだと考えます。

アイデアを形にできる力が大事。けれどその力を磨ける環境は意外と少ない。

2つ目は「創る力」です。テクノロジーの発展により、ビジネスの世界では地殻変動が起きているというのは先ほども述べましたが、そんな時代においては新しいアイデアを形に出来る力や、技術と技術をインテグレーションしていかに面白いことを生み出すか?という創造力も大事になってきます。
ただここで問題なのは、自分で考えたモノを作れる環境というのが意外と限られているということです。国内で、モノづくりに携わるエンジニアの人材の比率でいうと、9割近くが下請けや、製造フローの中に組み込まれているからです。自らのアイデアを形するには、それを実現できる環境に身を置くしかなく、そのような働く環境を選択するセンスも大事だと思うのです。

世の中を驚かすサービスを創るには、「人間力」が必要不可欠

3つ目は「チームワーク」です。当然ながら個人で出来ることはごく限られています。人々の心を動かし、世の中を驚かすサービスを創るには、チームがあることはプラスに働き、そのチームで成功するためには、チームワークを築けたり、リーダーシップを取れるような人間力が大事になります。
リモートワークや副業プラットフォームの進化、ワークスタイル変化が過渡期である今、個人が自分の時間をいくつもの場所に使うことが珍しくない時代になるでしょう。
そんな中でも、新しい価値を生み出すために、自分がどのようなキャリアを積むか?を自ら考え設計することが、重要だと考えています。

「技術のサイバーエージェント」を加速させる仲間を募集中

現在、サイバーエージェントでは2020年入社の新卒エンジニア採用を行っています。今年からは、ポテンシャルコースも新設いたしました。1人でも多くのエンジニアを志す学生に、ぜひ当社のことを知っていただけると嬉しく思います。
まずは新卒採用エンジニアコースをご覧ください。オンライン会社説明動画や先行情報を公開中です。

※出典:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」(2016年6月)

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